平成のウルトラマン・シリーズに関しては、正直、まったく疎い。
なので、
この映画がどのよーな位置付けで、どんな流れで作られたのかも把握できておりません。
ただ、
当時は円谷プロの身売りやらで制作体制が変わったこと、
カードゲームの大怪獣バトルがヒットしていたことは、ぼんやりと記憶している。
タイトルにもある「大怪獣バトル」ってのは、そのカードゲームのことで、
後に、ウルトラマンとは別シリーズ扱いで実写ドラマ化もされました。
さらに補足すると、
この時期は「ウルトラマン」の新作がない谷間で、空白の時期でもありまして、
「ウルトラマン」とゆーシリーズ作品としては、
おおきな転換期に作られた映画ってことになるのかな、たぶんおそらく。
んでだ、
ストーリーの方はとゆーと、
地球ではなくウルトラマンの光の国、M78星雲の話で、
ベリアルってゆー、アメコミのベノム似の悪いウルトラマンが暴れるお話。
舞台が光の国なので、あらゆるウルトラマンが出てくる、
基本、オールスター映画。
アニメのやつもアメリカのやつも、出てきます。
オールスターと云えば大味な作品になったり、
順序は前後するかもしれないが、仮面ライダーのディケイドの無残な例もある。
一抹の不安がありましたが、
これが、おもしろかったんだわあ。
集結するウルトラマンの姿は圧巻だし、
ベリアルVSウルトラ軍団の戦闘もテンポがよくて楽しめた。
変身前のキャストも、可能な限りオリジナルで揃えているし。
オールスターの良い部分を、存分に活かしてくれた感じがします。
そして何よりもポイントとなっているのは、内山まもるの存在。
内山まもるとゆーのは、
かつてコロコロコミック等の児童誌において、「ウルトラマン」の漫画版を描いていらした方で。
劇画風タッチのうえ、マンガ独特の表現で描いておりまして、
その流れからオリジナルの「ウルトラマン」ストーリーを作った、
わたくしの世代からすると、忘れられない漫画家の一人であり、作品なのです。
この映画は、その内山まもる作品のつよい影響下にあると、言ってもいいでしょう。
地球ではなく、光の国と「ウルトラマン」が中心となった物語、
赤いマントを羽織った姿など、オマージュそのもので。
なにより、内山まもる本人がカメオ出演しているし。
と、
ここらで強引にまとめてしまうと、
制作側が、「ウルトラマン」とゆー作品の魅力とは何かと掘り下げて、
新しい「ウルトラマン」を再生させる要素の一つとして、内山まもるを見出した、
そーいったところには、
とても感銘を受けてしまうし、評価せざるを得ないわけでございます。
ま、と云っても映画としてはそこまで完璧な訳など程遠くて、
ここからは気になった点を。。。
まず、
ワイヤーを使ったアクション部分は単調になってしまって、ダメでしたね。
みんな同じポーズで動くし。
CGも使い方がよくなかった。
たぶん設定が甘いので、効果的に使えてない。
単純にズレてるところもあったし。
それと一応、地球人も出てくるんだけど、
そのドラマパートとなると、途端に学生気分な三文芝居が始まるので、
観ていてなかなか苦しかった。
あと扱いがあまりに雑過ぎる。
メットも無しに外へ出ちゃうとか、宇宙人、殴っちゃうとかは、
おもしろかったんでいいんだけど、
いくらウルトラマンがメインだからって、もうちょっとちゃんと撮ってあげようよw
子供向けだから、、、って、そんな理由でいいのかなぁ。
んで、いちばんヒドいのは、キングと母の声ね。
小泉純一郎と長谷川理恵がそれぞれ声をあててるんだけど、期待通りにダメ。
あと個人的には、怪獣が100体も出てくるんだけど、
それがほんとザコ級に弱いのが気になりました。
キングジョーやゼットンもいるのに、光線一発はないわぁ。
と、そんなこんなでありますが、
三十代のおっさんには楽しめる映画でありましたよ。
# by y.k-ybf | 2012-01-28 23:27 | 映画 | Trackback | Comments(0)




