『僕だけがいない街』とか、夏なので夏なので邦画、五本。


僕だけがいない街 プレミアムBOX [Blu-ray]

藤原竜也,有村架純,及川光博,石田ゆり子,杉本哲太/KADOKAWA / 角川書店

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 原作は未読で、ほぼ前情報もない状態で観ました。
 タイムリープとゆーか、リプレイ系のサスペンス、かな。

 大切なヒトを救うため、過去に戻って修正する、お話。
 自分ではなく「他人」を「救う」のがポイントですな。

 ナレーションがスゴい説明してくれて、ちょっと煩い。
 重厚な雰囲気を演出する音楽が、安っぽい。
 ストーリーがヘンな飛び方をするし、
 まるで専門用語のよーに「リバイバル」なんて言葉を使う、藤原竜也が不自然。
 その能力についてもまったく説明がないし、言及もしなければ、疑問を感じる者もいない。
 只々、問題が発生し、対応して、解決する。
 アドベンチャー・ゲームのプレイヤーのように。

 それが悪いとゆーわけではないが、主人公と物語に距離を感じるのも事実で。
 ホント、ゲームの分岐シナリオを消化してるよーなイメージ。
 しかもバッドに近いベターエンドで、
 有村架純とか、関係なくなっちゃってるからな。
 (せめて漫画家として成功してる描写とか入れろよ。)

 つか、
 河に落ちて、未来に戻るまでの間の時間って、どーゆー扱いになるの?
 得意気に正体を明かした先生は、呑気に犯罪を繰り返してたみたいだけど。

 藤原竜也とあの子は結ばれないんだ、とか、
 少なくない犠牲者は放ったらかしか、とか。
 消化不良な部分はごっそり残りましたが、
 ま、それはソレとして、
 時間改変サスペンスとして楽しめたので、まあええかな。

 と、ゆーのが、原作を読む以前の感想。
 『ミュージアム』パターンです。

 はたして原作を読む機会は来るのでしょうか?
 以下、続きます!


【早期購入特典あり】映画 暗殺教室~卒業編~ Blu-ray スペシャル・エディション(4枚組)(オリジナルA5クリアファイル付き)

山田涼介,二宮和也,菅田将暉,山本舞香,桐谷美玲/東宝

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 前作の感想は、コチラ

 前作がそれほど悪い印象もなかったので、
 若干楽しみなぐらいの気持ちで「卒業編」を観たのですが、こりゃダメだ。
 手を抜いてるとは云わんけど、
 余力とゆーか惰性とゆーか、作品を終わらせる為だけの映画なので中身が無い。
 ギュッとまとめれば二十分ぐらいで済むだろーから、前作にオマケでくっつけちゃえばよかったのに。

 アクション自体は良かったけど、ホントに意味のないケンカとか。
 音は聞こえど弾は出てない銃撃や、丸々要らない文化祭。
 「弱点はボクたち…」と、何故か繰り返される台詞。
 「ワッハッハ、お前たちに渡したデータは偽物だぞ」と、親切に教えに来てくれて一撃で倒される、ラスボス。
 知英(韓国)による、ロシア人。

 全てが前作の復習と、ムリヤリ引き延ばされたシーンばかり。

 原作を読んでないので比較はできないけど、原作通りにやればいいってもんじゃないしな。
 殺センセーの誕生エピソードもあっさりしてて、何一つ共感できなかった。
 ココが重要なんだから、もっと広げればいいのに。

 ユニークなシャツは、大概ユニークじゃない。

 あとな、フジのアナウンサーなんか出すなよ。
 まだこーゆー扱いが面白いとおもってるの?

 とゆーね、
 たいへん困った「卒業編」でした。

 ラストのキレも悪い。
 監督お約束のカチンコシーンもさ、
 こーゆー出来の後だと、余計にイラッとするの。


 前作だけで十分です。


 97年公開の、「必殺」シリーズ。
 藤田まことが演じた「中村主水」の死により完結したシリーズが、僅か一年も経たぬ間にリブート。

 ま、リブートっつーか、
 このシリーズは元々種類がわかれているからね。
 ガンダムみたいに!

 で、今回の主演はなんと田原俊彦。トシちゃん。
 共演が南野陽子。

 コレまた期待できる組合せだぜえ…と、ドキドキワクワクしながら観たのですが、
 意外とフツーの、「必殺」シリーズでした。
 (むしろ「仕事人」とゆー存在が生まれるトコロから始めているので、親切。)
 この後ビデオシリーズで2、3弾と続くシリーズなので、評判も悪くなかったのかも。

 そいやテレビシリーズは東山紀之が主演で引き継いでるよーなので、
 このシリーズはジャニーズが買い取ったんかの?

 トシちゃんはさすが昭和のアイドルなので、器用に殺陣も魅せてくれます。
 足の長さが、ちと不釣り合いだけど。
 (昭和のアイドルは、いろいろやらされたんですよ。。。)


任侠野郎 [DVD]

蛭子能収,柳楽優弥,トリンドル玲奈,安田顕,大谷亮介/Happinet

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 蛭子さんで任侠映画を撮る。
 とゆー、大人の遊び。

 出オチのよーな企画先行のわりに、
 観ている側が何故かハラハラしながら見守るハメになる、フシギな一作。

 そこまで計算していたのなら、成功っちゃ成功か。
 福田雄一は脚本で、監督はテレビのヒト。
 確かにテレビドラマみたいな同じフレームばっかりが続く。
 きっとカメラが地面に固定されていたのだろう。

 蛭子さんってホントは恐いんだよ、
 カッコイイんだよ、とでも云いたいのかもしれんが、
 だからと云って任侠ヤクザを演じられるかは、まったく別のハナシ。

 しかし最後まで観てしまったのは、やはり脚本の力か、蛭子さんの魅力か。
 トリンドル玲奈が珍しく頑張っていたのが救いでした。


 もうわたくしにはオモシロいかどーかなんて判断出来ません。

 好きなヒトらだけで盛り上がってください。


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# by y.k-ybf | 2017-07-26 22:25 | 映画 | Comments(0)

「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」、二冊。


 観たよーな気もするが、たぶん観てない気がする類の映画。
 「ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX」で購入しました。


 一方その頃、
 とゆー感じで、やや唐突に出現する地底怪獣バラゴン。
 フランケンシュタインとはまったく別のルートで語られるエピソードが、やがて一つに重なる構成が良い。

 フランケンを育てる三人の博士?が、三人三様で接しているのもポイント。
 高島忠夫のデリカシーのない残酷っぷりが愉快。

 別エンディングの大タコとの戦闘バージョンも観たけど、蛇足。
 タコなのに。


隔週刊 ゴジラ全映画DVDコレクターズBOX(22) 2017年05/16号【雑誌】

講談社

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 『フランケンシュタイン対地底怪獣』が65年公開、
 その翌年に公開されたのが、『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』。

 今回調べて気付いたのですが、
 この二作はパラレル的続編とゆーか姉妹作みたいな関係なのですね。
 三人の博士が、
 「フランケンシュタイン」らしき子供を研究しており、おそらく山で行方知らずになった。
 「ドイツ云々」って台詞もあった気がする。
 冒頭に現れる大タコは、この二作を繋げるミッシングリンク的役割なのだな。
 (大タコと闘うのはガイラだけども。)

 とゆー本作は、
 子供が観るとトラウマ必至な場面が多く、そもそもガイラとサンダのデザインが恐い。大人が観ても恐い。
 この怪人っつーか怪物のインパクトは、未だ迫力を失っていない。
 只、
 ストーリー的には前作の焼き直しではなく繰り返しに近く、しかもサンダの登場は後半まで待たなくてはならない。
 メーサー殺獣光線車と、怪物同士のバトルは盛り上がるも、
 ラストがこれまた唐突で、まったく手応えがないのが残念でした。

 寧ろ、前作を観ていない方が楽しめたよーな気もします。



 メーサー殺獣光線!
 (云ってみただけ)


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# by y.k-ybf | 2017-07-26 21:54 | 映画 | Comments(0)

『シチズンフォー スノーデンの暴露』とか、夏なのでドキュメント映画、四本。


シチズンフォー スノーデンの暴露 [DVD]

エドワード・スノーデン,ローラ・ポイトラス,グレン・グリーンウォルド/松竹

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 エドワード・スノーデンについての、とゆーより、
 スノーデンが亡命を選択して実行するまでの姿を追った、ドキュメンタリー。
 なので、
 彼がもつ「情報」等に興味がある方には物足りないと思うが、
 それでもスリリングな場面は幾つかあるし、
 僅かに提示される「情報」だけでも、一級のホラー並みにゾッとさせられる。
 やってるコトは、完全にハイドラ側だからなぁ…。

 まだ未観だけど、
 オリバー・ストーンの『スノーデン』と合わせて観ると、とても良いのではないでしょうか。

 アメリカだけの問題で日本は関係ないでしょ?
 なんつーのは大間違いだと判るし、
 ここに「共謀罪」を当てはめるとどーなるか、たいへん興味深い。

 一つ大きな問題は、
 スノーデンが個人である為、ソースの裏付けが非常に困難だとゆー部分だけども。


クィーン・オブ・ベルサイユ 大富豪の華麗なる転落 [DVD]

デヴィッド・シーゲル,ジャッキー・シーゲル/KADOKAWA / 角川書店

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 気になったので、
 映画本編のその後をネットで調べてみましたが、
 なんとデビッド・シーゲルは事業を立て直し、どん底から復活。
 作りかけの「ベルサイユ宮殿」の競売も撤回して、見事に完成させたらしいです。
 しかし良いことばかりではなく、本作の内容に抗議した裁判では敗訴。
 長女のヴィクトリアは薬物の過剰摂取で亡くなられたそうです。

 さて、順序は逆になりましたが、
 本作は大富豪デビッド・シーゲルの天国と地獄を偶然にも記録してしまった、ドキュメンタリー。

 最初はセレブの非常識な生活と振る舞いを嘲笑って楽しむ系かとおもっておりましたが、
 ちょっと違うぞ?
 とゆーのが段々と見えてくる。
 降りのエスカレーターを昇って歩くよーな果てなき財産の消費衝動には、
 心の闇さえ超越する、もっともっと巨大な闇が隠されているよーな気がして、恐ろしい。

 ラスベガスとゆー、砂漠に生まれた街。
 巨大で異形なビル。
 デビッド・シーゲルの何を売ってるかよく判らない商売と、何を買ってるのかよく判らない顧客たち。
 (※一種の、賃貸不動産。)
 そんな大富豪さえもどん底に突き落とす、リーマン・ショック(と銀行)とゆーのが、
 強烈な皮肉ですわね。


マイケル・ムーアの世界侵略のススメ [SPE BEST] [Blu-ray]

マイケル・ムーア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 今作のテーマは大雑把にゆーと、「制度」。
 世界各地の良い制度をパクってアメリカに持ち帰ろー、とゆーコンセプト。

 マイケル・ムーアの映画を観ると、いつも虚脱感が残るのは、
 変わらぬ世界にどっぷりと浸かっているから。
 今回は特に「教育」など生活に密接したテーマなので、余計にげんなりとさせられる。
 そしてコレも毎度のコトながら、
 アメリカの迷走っぷりに愕然としつつ、それを模範とする日本の現状があるわけで。
 まあ、、、たいへんですわ。

 日本は「つくる」コトは出来ても、
 それを改良したり、変更したりするのが絶望的にヘタクソなんだな。
 待機児童とか遊戯禁止とか、まあ愚の骨頂なわけだ。
 学校の強制的な「部活」も冷静に考えると、ちょっと異常だしな。
 あんな犠牲を強いてやるもんかね?
 んで、
 こーゆーコトを云うと、部外者だからwと一笑に付せられるんだけど、
 その「発想」は疑わないんだよな。

 当たり前に行っているモノを、
 ちょっと離れて外から眺めてみるのも大切ですよ。
 とゆー、
 そんな映画だと思いました。



 韓国の映画でこのタイトルなので、脱北系の話かなと思っていたら、違いました。

 韓国の小さな村に住む、
 高齢のお爺ちゃんとお婆ちゃんとの仲睦まじい夫婦の暮らしを、静かに静かにカメラは映します。

 この、
 老夫婦の姿に刻まれた、深い深い深い情緒の何かについて、
 語る言葉をわたくしはまだ持ち合わせておりません。

 余計な言葉は不要だと思うので、自粛します。


 エンドロールは、必ず最期まで観てください。


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# by y.k-ybf | 2017-07-26 21:38 | 映画 | Comments(0)

『DOPE/ドープ!!』とか、夏なので音楽映画、四本。


DOPE/ドープ!! [Blu-ray]

シャメイク・ムーア,トニー・レヴォロリ,カーシー・クレモンズ,ゾーイ・クラヴィッツ,ブレイク・アンダーソン/Happinet

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 ファレル・ウィリアムスがプロデューサーになったことで話題な、
 童貞版GTAみたいな映画。

 クライム・コメディに(一応)を付けたいトコだけど、
 けっこーな犯罪を犯してるし、下ネタもバンバン出てくる。
 ギーグ(ヲタ)コメディのふりをしながら、ガンガン攻めてくる感覚は新鮮だ。

 ラストに語られるメッセージは、現在のリアルへと、深く突き刺さる。
 「オレたちはオレオ。外面は黒だけど中身は白だ」
 まさに今のアフロ・アメリカンのカルチャーは、
 このよーな感覚で浸透し、拡散していってるのかと思うと、
 フシギなフシギな形に変貌してゆくR&Bにも納得できる。
 (同時に少数派と成りつつある、アメリカ「白人」の実情をも表している。)

 映画として不満は残るけど、
 カルチャーだけに限らない鋭い批判が細かく込められいる。

 音楽は当然のよーに最高でしたよ。


ランバート・アンド・スタンプ ブルーレイ&DVDコンボ [Blu-ray]

キット・ランバート,クリス・スタンプ,ピート・タウンゼント,ロジャー・ダルトリー,キース・ムーン/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 ロックバンド「ザ・フー」のマネージャーだった二人、
 クリス・スタンプとキット・ランバートを中心に語られる、ドキュメンタリー。

 バンドではなくマネージャーをメインにしてる点から珍しいが、
 観ると確かに、二人の影響はかなり大きい。
 そもそも、
 二人がロック・ドキュメンタリー映画を作りたいが為に、
 バンドが発掘されたとゆーのがユニークっつーか、順序が逆。
 二人の商才、センスがズバ抜けていたのだろう。
 実際、ビックなロックバンドになるのだから。

 正直、ザ・フーに関してはあまり詳しくもないので、
 (クリス・スタンプの)怒涛のトークで語られる情報に追い付くのがやっとだった。
 幻のアルバムとして有名な『ライフハウス』って、そーゆーアルバムだったのだねぇ…。
 これはバンド側からだけではなく、マネージャー側からも考察しないと判らんコトだわ。

 このドキュメンタリーがこーゆー形になったのも、
 ザ・フーとゆーバンドが少し風変わりな存在なのも、ちょっとだけ納得できました。

 中級者以上向けの、ドキュメンタリー。


 クリス・スタンプって、テレンス・スタンプの弟なのだね。


 6人の人種も性別も異なる人物で語るとゆー、だいぶトリッキーな映画で。
 逸話は語るヒトによってニュアンスが変わるし、偶像は見る角度で変化する。
 そこまで踏まえた批評性の高い作品なので、最早モキュメンタリーと云っていいレベル。
 ボブ・ディランとイコールで結ばず、楽しむべきではなかろーか。

 この映画を否定する気はまったくないけど、
 モデルとなったエピソードが(現実の)ドキュメント映像として残っているので、
 そっちを先に観ていると、ちと微妙な気持ちにはなりました。。。


ブルース・ブラザース [Blu-ray]

ジョン・ベルーシ,ダン・エイクロイド,キャブ・キャロウェイ・ジェームズ・ブラウン,レイ・チャールズ/ジェネオン・ユニバーサル

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 久しぶりに『ブルース・ブラザーズ』(オリジナル版)を観る。

 本作を最初に観たのは、
 フジテレビで放送したバブルガム・ブラザーズが吹替したバージョンで、だいぶカットされていたよーに記憶している。
 (※バブルガムは一時期、黒スーツにサングラス姿をしておりました。)
 それでも「最初」に観た映画とゆーのはつよく印象に残るもので、洋楽を知ると共に特別な映画となりました。

 さて、久しぶりとゆーか2017年に観る、『ブルース・ブラザーズ』。
 ミュージカル&ライブシーンは変わらず最高だけど、
 全体のテンポはオフビートっつーか、もう紙芝居を観ているよーな呑気さがある。
 逆にクライマックスのカースタントと、警察や軍隊に包囲されるシークエンスは、
 当時、完全にドタバタコメディとして作られたシーンなんだけど、
 CG当然な現在では、すべてが「生」の凄みが感慨深く、
 ホント、ムチャクチャで感心させられる。
 勿論、いい意味で。
 (※最後に二人からお金を受け取るのは、若かりし頃のスピルバーグな。)
 そしてエンディングは、監獄での「監獄ロック」。
 完璧。

 適度なルーズさが、時代を経るごとに深みを増している気がします。するったらするのです。


 ジェイクとエルウッド。
 二人のコンビは普遍で永遠なので、続編など存在しないのだ。


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# by y.k-ybf | 2017-07-26 21:17 | 映画 | Comments(0)

『アニー・ホール』とか、夏なのでコメディ映画、五本。


アニー・ホール [Blu-ray]

ウディ・アレン,ダイアン・キートン,トニー・ロバーツ/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン

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 ウディ・アレン、うるせえ!
 うるせえよ…。
 と、かなりげんなりさせられましたが、結末は切なく、ほろ苦く終わるのね。
 全ては、
 全ては良かれとおもってやるんだけど、結果は散々だったりするんだよ。
 上手に、スマートになんて、フィクションみたいなもんだ。
 本当に愛していても、
 いや、
 そーゆー想いがつよくなると、余計に伝わらなくなるもので。
 衝突したり、誤解をしたり。
 上手に、スマートに出来ればな。

 ロブスターの味なんて忘れてしまったけど、思い出だけはいつまでも胸に残る。

 もしかすると、玉子がね…。


マジック・イン・ムーンライト [Blu-ray]

コリン・ファース,エマ・ストーン/KADOKAWA / 角川書店

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 14年公開の、ウディ・アレン監督作。
 高慢なマジシャンと可憐な霊能者との、所謂ロマコメとゆーやつ。

 じつにオーソドックス且つシンプルなストーリーで、
 ウディ・アレンのスケベ爺がエマ・ストーンを撮りたかっただけだな、
 と邪心したくなるほど、
 劇的な展開も起こらず、平坦に終わる。

 エマ・ストーン繋がりでゆーと、
 『ラ・ラ・ランド』から音楽を抜いたよーな感じ。

 天文台も出るよ!


ユーズド・カー [DVD]

カート・ラッセル,ジャック・ウォーデン,ゲリット・グレアム,フランク・マクレー,デボラ・ハーモン/復刻シネマライブラリー

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 ロバート・ゼメキス監督の、長編映画第二作目。
 80年公開。

 敢えてこの表現を使わせてもらうなら、全力で振り切ったB級映画。
 「テーマ」なんて鼻で笑うよーな、堂々たる開き直りが痛快で、愉快。
 八十年代の安っすい日本のチンピラ映画と、何故か同じ匂いがします。

 クライマックスでの中古車大行進は、ある意味、映画の奇跡的なシーンで。
 最近こーゆーの見落としてない?
 と考えさせるほどの、名場面だとおもいます。

 ハッタリ上等。


パディントン [Blu-ray]

ベン・ウィショー,ニコール・キッドマン,ヒュー・ボネヴィル,サリー・ホーキンス,ジュリー・ウォルターズ/ポニーキャニオン

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 ファミリー映画だろー、と、わたくしの中でスルー確定でしたが、
 好評価がいくつか目立っていたので、興味本位で観てみた。

 うん、
 予想以上の出来映えに、感心致しました。
 ファミリー向けなのは間違いないけど、
 シナリオの構成が良く、複線の鬼回収がスゴい。

 コメディだからこそ、コレぐらいの組立はフツーにやらないと。
 とゆー、見本的な一作。

 辛辣っつーか、
 ちょっと悲哀のあるストーリーに、お国柄が出ておりますね。


神様メール [DVD]

ピリ・グロワーヌ,ブノワ・ポールヴールド,カトリーヌ・ドヌーヴ/KADOKAWA / 角川書店

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 たいへんキュートな、愛らしい寓話。
 意味が重複してるよーな気もするが、それぐらい心豊かな、優しいストーリー。

 フィクションってのは面白いもので、
 現実への批評性が鋭さを増すほど、寓話化が進行してゆく。

 神は無能だ。
 と、神は教わる。神に。


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# by y.k-ybf | 2017-07-23 22:32 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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