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黒ぶろぐ、きゅう

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『ジュマンジ』、と、『ザスーラ』。


ジュマンジ [SPE BEST] [DVD]

ロビン・ウィリアムズ,ボニー・ハント,キルスティン・ダンスト,デビッド・アラン・グリア/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 観たいとおもいながら先送りにしてきた類の、『ジュマンジ』をやっと観た。
 95公開の作品なので、もう二十年前になるんか。
 どーりでキルスティン・ダンストが子役で出てるわけだ。

 止まったマスの指示が現実になる、ビックリ双六のお話。
 荒唐無稽な展開は愉快で楽しめたけども、
 さすがにCG合成の技術には苦しいトコもあって、時代を感じてしまふ。
 ストーリー設定的には、いくらでもシリーズ化出来そーだな。


 姉妹作と呼ばれる『ザスーラ』が公開。
 前作がジャングル編とするなら、今作は宇宙漂流編。

 ほら、いくらでも拡張できる。

 ゲームが始まると家が丸ごと宇宙へ移動するので、アクシデントの種類も豊富。
 ブリキのオモチャ的なゲーム盤のデザインもイカスので、
 わたくしは『ザスーラ』派なのだが。
 コレ、
 吹替で観たせいなのか、
 主人公となる男の子兄弟が、まーーー小憎たらしいの。
 特に弟。
 まーーーーーー小憎たらしい!
 びびびっとやってしまいたいくらい、観ててストレスが半端なかったです。
 …映画の出来とは関係ない話ですが。



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# by y.k-ybf | 2016-08-28 22:34 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『ミレニアム』、スウェーデン版の三部作。


ドラゴン・タトゥーの女 ミレニアム<完全版> [DVD]

ミカエル・ニクヴィスト,ノオミ・ラパス/アミューズソフトエンタテインメント

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 「ドラゴン・タトゥーの女」と云えばフィンチャー版が有名ですが、
 こちらはそれ以前の09年にスウェーデンで公開された、「ミレニアム」三部作。

 わたくしはフィンチャー版を先に観ていたので、
 まずキャストの違いとゆーか、イメージの差異が厳しかった。
 そもそもフィンチャー版はスタイリッシュでダークな印象を強調して、
 重く暗く、地方の排他的な犯罪を描いておりましたが。
 本作の「ミレニアム」はテレビドラマ風と云いますか、ストーリーを重視した作りになっておりまして。
 何より三作ともそれぞれ3時間以上ある大作で、ドラマが丁寧に展開するのが良い。
 じつは恋愛要素もフィンチャー版より抑え気味で、その違いはなかなか興味深かった。
 ストーリーはほぼ一緒なのですが、ラストの印象もかなり違います。
 (「ミレニアム」全体のテーマは、
  おそらく風土的な女性蔑視、性差別問題だとおもわれます。)
 そして何より三部作なので、「ドラゴン・タトゥーの女」の続きが観られる!
 とゆーのが、大きい。
 リスベットの出生の謎から、公安まで動く国家機密が絡んできます。
 「ミレニアム」とは、こーゆー話だったのか、と。

 特に第三部は法廷劇にもなって、
 リスベット役のノオミ・ラパスが、スゴいのよ。
 まさに闘士として登場する姿に、惚れ惚れします。

 作家性を楽しむなら、フィンチャー版。
 ストーリーを楽しみたいなら、「ミレニアム」。
 でも順番でゆーなら、
 フィンチャー版を先に観てからの方が、分かり易いとおもいます。
 (たぶん偶然だとおもふけど、「007」ネタもありますよ。)




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# by y.k-ybf | 2016-08-28 22:25 | 映画 | Trackback | Comments(0)

映画のまとめ 『群盗』、とか。バラエティに四本


 復讐の為、肉屋が立ち上がる。
 朝鮮王朝末期を舞台とした、韓国産のアクション映画。

 マカロニ・ウエスタンのテイストを全面に、
 タランティーノばりの語り口で描く、見事な痛快エンタメ。

 勧善懲悪の義賊モノながら、
 ラスボスとなる敵の圧倒的な存在が、
 真の主役はコイツなんじゃねーの? とすらおもわせる。


V フォー・ヴェンデッタ(初回生産限定スペシャル・パッケージ) [DVD]

ナタリー・ポートマン,ヒューゴ・ウィービング,スティーブン・レイ,ジョン・ハート/ワーナー・ブラザース・ホームエンターテイメント

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 原作はアラン・ムーアで、DCコミックのアメコミ映画。
 で、宜しいのでしょーか?
 脚本が、ウォシャウスキー‥‥‥姉妹だっけ? 今。

 映画自体はとても面白かったですよ。
 近未来のイギリスは独裁国家となり、管理された社会で国民はブヒブヒ暮らしておりまして。
 仮面のおっさんが公共の建物を次々爆破して反抗する、ディストピアなお話。

 リアルな政治とゆーより観念的な話なのだろーな。
 意外とスムーズに計画は成功するし、警察は無能だし。
 ちょっと『ファイトクラブ』みたいだし。
 (イヤ、『ファイトクラブ』が後になるのかな?)


スタンリーのお弁当箱 [DVD]

パルソー,デイヴィヤ・ダッタ,ラジェンドラナート・ズーチー/角川書店

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 インドのコメディ映画。
 実際の小学生、小学校で撮影されており、じつに子供たちの自然な姿や表情を観ることができる。
 とゆーのも、
 かなり長時間カメラを回しており、被写体に撮影の意識が薄かったよーですな。

 母親が不在のスタンリーはお弁当が用意出来なくて、
 クラスメートのみんなから少しずつ分けてもらうのだが…。

 とゆー、
 コメディチックな内容かとおもっていたら、
 意外で意外な方向へシフトして、文化とゆーか社会の違いを感じさせる結末へ着地するのは、
 ええ、意外でした。

 インドのお弁当は、相変わらず美味しそうですが。



 木村拓哉がキムタクを演じる、人気ドラマの映画化第二弾。
 2015年のやつ。
 今度の敵は大使館だ!

 以上。

 で、終わらせたいぐらい、TVドラマそのまんまのストーリー、演出。
 正直、このドラマに何の思い入れもないわたくしには、映画にした意味がまったく判りませんでした。
 面白さに関しては、ドラマのクオリティを保持しているので問題ないとおもいます。
 しかしTVと同じ演出を映画でやられると、
 だいぶ冷めるとゆーか、
 スクリーンで観たらかなりキツいだろーな、と。
 実際、劇場で予告を観た時はゾッとしたし。
 シリーズのファン向けだからとゆーなら、TVでやるのがベストじゃないの?

 松たか子が久しぶりに出演しておりますが、おそらく絶賛妊娠中の頃で。
 せめて出産後まで待って撮影すればいいのにな、
 と、おもってしまいます。
 じつはそこまで重要な役でもないしな。
 あんな結末だし。


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# by y.k-ybf | 2016-08-28 22:11 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『ゴーストバスターズ』 ※3D字幕版をオススメしてます。


 初日とはおもえぬガラガラっぷりのおかげで、悠々と鑑賞できました。

 本作はリブートになるので、前シリーズとの繋がりは無し。
 勿論、知ってると楽しめる小ネタはたくさんありますが、
 予習は必要ないです。

 主要メンバーが全員女性になった件は、個人的にはアリだとおもふ。
 それぐらい大きく作品を変えないと、前シリーズのキャストに対抗できんだろ。
 只でさえコメディは再現が難しいのに。
 ビル・マーレイにダン・エイクロイド、リック・モラニスだからな。

 とゆー辺りで本編の話をしたいトコロなのだが、
 わたくしが観た吹替版が、ホンっトに酷かったの。
 ジョークはサムいし、掛け合いもチグハグで、笑える場面が殆どスベっていた。
 原因は明白で、
 主役となる二人の女性の声を、
 声優素人な友近、渡辺直美とゆー芸人さんにやらせたからだ。
 主役の声がダメなんだから、まわりがいくら頑張っても焼石に水で、
 朴ロ美、くじらと云ったベテランがサポートに付いても、
 ケミストリーなど生まれるわけがない。
 つーか、
 そもそも翻訳の脚本が悪かった…よーな気もするが、芸人さんの吹替の酷さは否定できない。

 だがしかし。
 3D作品としては、かなり楽しめる。
 特徴の一つでもある、
 「スクリーンの枠から飛び出る演出」がかなり効いており、
 久しぶりに3Dで観て良かったとおもえました。

 なので、
 これから観る方には、「3D字幕版」を、つよくつよくオススメします。
 たぶん吹替版は、
 も、べつの作品になってるとおもふわ。


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# by y.k-ybf | 2016-08-20 19:56 | 映画 | Trackback | Comments(0)

『葛城事件』


【チラシ付映画パンフレット】 『葛城事件』 出演:三浦友和.南果歩.新井浩文

ファントム・フィルム

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 最初に舞台版があり、後の映画化。
 舞台版はモデルとなった実際の事件により近く、特異な犯人像を主軸にしたもののよーで、
 同タイトルでありながら映画版とは異なる印象を受けた。
 (映画で長男役を演じた新井浩文は、舞台では死刑囚の次男を演じている。)
 その違いを知り、
 やっとこの映画を飲み込むコトができた。

 これは異質で異常な「物語」ではなく、日常に密かに育つ芽の記憶だ。

 傍らに、道端に、隣に、家族に、
 何処にでも育つ芽は、
 日常にあるが為に、見えてはいても、見失う。
 芽が、凶悪な牙を剥くまでわ。

 この映画で描かれる日常はエグい。
 あの家も、住宅地も、
 公園もゴミ捨て場も、寂れた金物屋も、
 当然、あの駅も、
 既視感とゆー言葉が白々しくおもえるほど、見慣れた光景だった。
 わたくしは下町の商店街に長く暮らして働いてもいるので、
 時代に取り残されたよーな店も、人気のない住宅地も、
 嫌ってほど見ており聞いておるので、背筋がゾワゾワする気分を味わった。

 庭の片隅に植えられたミカンの苗には、未来への希望が込められていたが、
 現実の未来は、
 その芽は、望まれたものではなかった。
 確かにあった希望は、
 どこかで歪み、押し潰され、「家族」とゆー言葉は火傷のよーに熱を帯び、
 その身と心を灼いていったのだろう。

 壮絶な日々へ、
 想像が捕らわれる、劇薬のよーな映画。



 追記。

 強圧的な力で家族を支配する父と、
 獄中結婚を望み、一方的なエゴを押し付けてくる女性は、
 同じ「父親」だった。
 父性無き、父。
 二人は只々、次男を追い込み、許そうともしない。
 (父は、
  諦観したかのよーに次男への罰を望むよーになり、
  女性はそもそも何の力も策もなく、状況だけを欲していた。)
 次男と父の言動が、時折重なる点も興味深く、
 長男との「違い」が強調される。

 そしてこの家族には、母親がいない。
 存在は既に形骸と化している。
 母性無き、母。
 食卓には冷めたピザが並び、
 料理が作られることはなく、温かい食事にはケチがつけられる。
 (あのコンビニ弁当とカップ麺の「最後の晩餐」が、最も「食卓」らしい皮肉。)

 時系列を組み替えて、物語ではなくエピソードで語る意図は、
 この家族を特異な存在にしたくなかったのだろう。
 独立した一枚の絵ではなく、
 どこにでも潜む、一つのピースである、と。


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# by y.k-ybf | 2016-08-18 23:49 | 映画 | Trackback | Comments(0)