『GODZILLA 怪獣惑星』 ※ネタをかなりバレてます。


【映画パンフレット】GODZILLA 怪獣惑星 監督:静野孔文・瀬下寛之 CV:宮野真守 櫻井孝宏 花澤香菜 杉田智和 梶裕貴 諏訪部順一

配給:東宝映像事業部

undefined


 「今度はアニメでゴジラをやります」
 とゆー安易な発想に不安を拭えずにおりましたが、
 アニメ独自の徹底した世界観の構築が、力業も含めて、功を奏したと思います。
 オモシロかったです。

 個人的な印象になりますが、
 ストーリーは『シン・ゴジラ』の、
 デザインはギャレス・エドワーズの『Godzilla』(14)の影響が大きいのではないかな。

 ゴジラのデザインは一目で判ると思いますが、
 ストーリーは『シン・ゴジラ』の方向性に対して、異なる(及び省かれた)路線を意識したのでしょう。
 (パンフにもそのよーなインタビューが載っておりました)
 結果、
 SFに振り切ったアニメらしい作品になったと思います。
 (放射能の設定を切り捨てられたのも、アニメだから、かも)

 あと重要なのは、89分とゆー上映時間の短さ。
 テンポがよい作品ではないので、このコンパクトさが地味に全体を引き締めている。
 物足りないとゆー欠点もありますが、
 ま、続くわけだからね。
 偶然だけど、
 丁度三分の一ぐらいの分量だったなーと思っていたら、
 ホントに三部作らしいですね、このゴジラ。
 計算通りとゆーわけだ。

 気になった部分は、
 中盤の戦闘、トリゴジラ(仮称)に襲われるシーンが甘かったのと、
 ゴジラの咆哮と絵がね、若干マッチしてないよーに感じられたトコ。
 植物のゴジラだからそー見える、とゆー理屈は納得できるけど、
 いままでのゴジラ、特に近作は全てその第一声に命運を掛けているよーなトコがあったので、
 余計に、
 ん? と気にはなった。
 若干だけども。

 それと、
 冒頭でも語られる怪獣が初めて世界に現れた頃の話は、
 すんげーオモシロそーなので、是非とも映像化して欲しい。
 …小説読めばいいんだろーけども、何なら続編やらずに代わりに、、、。

 あのメカゴジラのデザインは大丈夫なのか!
 我々が思わずフィギュアを衝動買いしたくなるよーなモノなのか!!

 とゆー期待を込めて、来年の第二章を心待ちにします。


[PR]
# by y.k-ybf | 2017-11-22 20:42 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ザ・グラビティ』、とか。パニック系三本。


ザ・グラビティ [DVD]

ハンネス・イェーニッケ,クリスティアーネ・パウル,イボンヌ・カッターフェルト,アルミン・ローデ,エミリア・シューレ/アメイジングD.C.

undefined


 この帽子ドイツんだ? オーストリアと合作の、TVムービー。

 ビッグバンを再現する為の大型ハドロン衝突型加速機実験の失敗により、地上にブラックホールが出現。
 たいへんな事態になります!(要約)
 強い重力が発生して、
 人工衛星が次々落下したり、影響を受けた地層が大地震を起こしたり、
 たいへん・オブ・ジ・イヤーです。

 前半のディザスター描写は見応えもあり、ワクワク楽しく観ておりましたが、
 後半からの畳み掛けるよーに繰り返す人間ドラマには、テンション急落。
 尻つぼみ感は否めない。

 パニック映画お約束の、性根の腐った奴らが存分にイライラさせてくれますが、
 あのハッカーのクソガキ。
 事情を知らないとは云え、
 女とヤリたいが為に逃げ回り、事態の収束を大幅に遅らせ、
 数万規模の犠牲者を出させた罪は、しっかり罰せられるべきだったのでわ?
 と、おじさんはおもいますよ。


 生物兵器の影響が戦場だけではなく、アメリカ本国にまで及んだなら?
 とゆー、シミュレーション的なパニック群像劇。

 正直、あまり巧くいってないけど、
 「戦場ではない」大国がボロボロと崩れてゆく様は、冷めた恐ろしさがある。
 只、俯瞰できる視点が少ないので全体が不明瞭なのと、
 一部のキャラがエキセントリックなので、極端に見えてしまいました。



○『THE WAVE ザ・ウェイブ』

 パッケージが見付からず。

 ノルウェー産の、災害パニック。
 ノルウェーは山岳地帯が多く、
 ギザギザに入り組んだ沿岸部では、山肌の崩落による津波が発生するんですって。
 恐いわー。
 勉強になるわー。

 日本人なら思い当たる箇所も多々あり、
 正直、嫌な記憶も甦りそーになりましたが、
 限られた空間での津波とゆー表現はなかなか珍しいので、一見の価値はあるとおもいます。


[PR]
# by y.k-ybf | 2017-11-22 09:43 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ゾンビワールドへようこそ』、とか。ゾンビ三本。


  でも、今夜こそスカウト魂を見せよう。
  何もせず突っ立ってる気か? それとも世界を救うのか?」
 とゆー燃える台詞を、思わず書き出してしまいました。

 真面目、チャラ男、デブの三人組ボーイ・スカウトが、
 ケンカして、友情を確かめ合い、スカウト能力を活かしてゾンビと戦うとゆー、
 シチュエーションの素晴らしさよ!

 大切なものほど見失いがちだからな。。。
 と、感涙しそーになるぐらい、秀逸なホラーコメディ。
 ゴア描写も下ネタも、しっかり全開。

 「デッド・ライジング」要素もあるよ!


ゾンビスクール! [DVD]

イライジャ・ウッド,レイン・ウィルソン,アリソン・ピル,ジャック・マクブレイヤー,リー・ワネル/松竹

undefined


 主演と製作も兼ねた、イライジャ・ウッドのゾンビ映画。
 このヒト、ホントにホラー好きなのな。

 小学校を舞台に、子供が感染するウイルスとゆー設定で、
 原題の『COOTIES』は子供が悪口で使う「バイ菌!」みたいな意味らしいですよ。
 先生(大人)と生徒(子供)の衝突とゆーのは何か意味有りげですが、
 基本コメディなのでメチャクチャに殺し合います。
 スプラッターも全開です。
 またこの先生連中っつーのが全員ちょっと変人で、マトモなニンゲンが一人もいない。
 アホな会話の応酬が楽しくて、ずっと観ていられます。(ゾンビになった子供よりバカ。)
 もっとやれ。

 ジャンルのツボは押さえてあるし、
 大人は感染の恐れがないって設定は、コメディドラマ的にかなり有効だなとおもた。
 体育教師は、よく頑張りました。
 あと用務員さんも。便利な存在だ。

 オープニングの養鶏場のシーンが個人的には印象に残りまして。
 事の発端をシンプルに表現しており、ある意味、本編よりショッキングでもある。


マギー [DVD]

アーノルド・シュワルツェネッガー,アビゲイル・ブレスリン,ジョエリー・リチャードソン/ポニーキャニオン

undefined


 敢えて、吹替で観たのが大正解。
 初老に差し掛かったシュワノルドと、玄田哲章の声とのバランスは最高。
 至福の時でありました。

 (本編はゾンビモノっつーか、
  ジャンルだけ移行させたティーン映画ですね?)


[PR]
# by y.k-ybf | 2017-11-22 09:22 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『ザ・ギフト』、とか。スリラー&サスペンス五本。


ザ・ギフト[DVD]

ジェイソン・ベイトマン,レベッカ・ホール/バップ

undefined


 外から丸見えのシャワールームってどーなのよ?
 そんな豪邸に引っ越してから赤いリボンのギフトが玄関に届くよーになりました。。。
 と、
 これ以上説明すると勿体無い、優れたサスペンス・ホラー。

 ジャンルの匙加減が絶妙で、
 そっちへ傾くのか!? と思わせては戻り、傾いては戻り、
 物語の核心をなかなか見せず、衝撃のラストを迎える。

 劇中のモヤモヤはそのまま観る側へ伝染して、非常にモヤモヤとさせられる。
 一方、
 痛快に思える部分があるのも確かで、感想が大きく分かれる分岐点ではなかろーか。
 その微妙な、
 誰にでも覚えがある心理を衝いております。痛いです。
 (疎遠系ですね)


セブンスコード 劇場公開記念特別盤(多売特典付き:生写真予定)

前田敦子/キングレコード

undefined


 黒沢清監督、前田敦子主演で、
 ロシア撮影のサスペンス・スリラーって、何じゃそりゃ?
 と思いながら観ておりましたが、判りました。
 最後まで観て全てを理解しました。

 前田敦子の新曲プロモーションなんですね、コレ。
 なんつー贅沢なモノを作るんだ、秋元康め(※偏見です)。

 しかし。
 さすが黒沢、安定のクオリティばかりか、
 豪快な肉弾アクションにも挑戦しており、
 好意的な意味で、ナナメ上をゆく作品になっております。

 最後の爆発は要らなかったと思うけどね。


バーニング・ブライト [DVD]

ブリアナ・エヴィガン,ギャレット・ディラハント,チャーリー・ターハン,ミート・ローフ/アメイジングD.C.

undefined


 自分の庭(敷地)にサファリ・パークを作ろうと思うんだ、きっとみんな見に来るよ!
 などと口走るヤツとは、光の早さで距離を取れ。

 そしたら、コイツは継父なのな。
 中盤まで全然気がつかなかったわ。

 巨大な台風に備えて窓やドアを塞いだ家に閉じ込められたら、凶暴な虎まで放り込まれて、さあたいへん。

 本物の虎を使って撮影!
 とゆー売りでしたが、
 申し訳ないことに、ずっとCGの虎だと思って観ておりました。
 微妙に安っぽいなあ、なんつって。
 そんな節穴な目には、本物も偽物も見分けがつかない。
 現代人はある意味での野生、生命への飽くなき執着を失ったと云わざるを得ない。
 今まさに文明の直中を生きる我々は、
 社会の業、根深い病巣について真剣に考えるべきなのかもしれない。。。


グッド・ネイバー [DVD]

ジェームズ・カーン,キーア・ギルクリスト,ローガン・ミラー/アメイジングD.C.

undefined


 コメディかな? 思ってたらスリラーになって、
 最終的にはまた違った着地をみせる、
 シンプルながら複雑に展開するストーリー。

 向かいに独りで住む、偏屈で嫌われ者のジジイ。
 その家中に小型カメラを仕掛けて、
 生態観察とゆー名目のドッキリを撮影する、悪ガキ二人。
 計画は順調に進行するも、
 次第にジジイの暗部が明るみとなり、遂に秘密の地下室の存在を見つけた二人は…。

 とゆー、じつに悪質で迷惑な悪戯の話で。
 強烈なバチでも当たればいいのに、と考えるよーになると、
 この悪ガキ共にも意外な事情なんかがあり、最後まで楽しめました。
 余計なコトを云うと勿体無いので省略するけど、
 微妙な余韻も巧いなとおもたよ。


ダーク・プレイス [DVD]

リビー:シャーリーズ・セロン,ライル:ニコラス・ホルト,ディオンドラ:クロエ=グレース・モレッツ,パティ:クリスティナ・ヘンドリックス/Happinet

undefined


 『ゴーン・ガール』のギリアン・フリン原作。
 監督が『サラの鍵』のジル・パケ=ブランネール。
 主演がシャーリーズ・セロン。

 贅沢な組合せで、共演者も凝っている。
 そんな鉄板級の作品で、面白くない、わけではないけど、
 面白いかと問われると、言葉に詰まる。

 大雑把に省いて云うと、
 救いではなく「救わない」話かな、と。
 誰も何も信じていないから、手を差し伸べない。
 不信と嘘。
 確かに『サラの鍵』の監督さんっぽい題材ではあるけど、
 微かなストレスが溜まりに溜まって解消されないから、
 最後、えっ!? て気分になる。
 消化されていない。

 一つだけ、気になったのは後半の展開。
 最も重要なはずの事件の真相を、電話で報告を受けるだけで済ませてしまう。
 ココは一度兄の元カノと会ってから、
 母親の件(真相)を調べて、
 もう一度元カノへ会いに行った時に襲われた方が、展開的にスマートな気がするよ。


[PR]
# by y.k-ybf | 2017-11-20 21:07 | 映画 | Comments(0)

映画のまとめ 『特捜部Q Pからのメッセージ』、とか。サスペンス&スリラー五本。


特捜部Q Pからのメッセージ [DVD]

ニコライ・リー・コス,ファレス・ファレス,ポール・スヴェーレ・ハーゲン,ヤーコブ・オフテブロ/TCエンタテインメント

undefined


 特捜部Qシリーズの三作目。
 相変わらずハードで、エグいストーリーが展開されます。

 今回は宗教絡みなので、エグ味マシマシかなーと期待してたら、意外とシンプル。
 子供の誘拐事件がメインとなるので、映像化が難しい部分は大胆に削ったのかも。
 それでもハードな作品に変わりはなく、
 主人公の刑事が前作からのダメージで最初からヨレヨレだからな。
 凄いよ、この徹底ぶりとゆーかサディスティックな感覚わ。
 猟奇的な事件は、追う者すら蝕むとゆー現実。
 それでもまた事件は起きるし、誰かが追わなくてはならない。
 そこに希望はあるのか。。。
 とゆー疑問に、少しだけ応えるラストも良かった。本当に。

 犯罪の「被害」ってのは、単純な影響だけではない。
 広く、多くの心を傷付けるとゆーコトを、真摯に描いているのが良い。

 こーゆーのも何だけど、
 日本の刑事ドラマもコレぐらいやってくれたらなぁ…。


イリュージョン [DVD]

イーサン・ホーク,クリスティン・スコット・トーマス/トップ・マーシャル

undefined


 イーサン・ホーク主演のフランス映画で、
 不条理スリラー…になるとおもふが、安易に認めたくないほど、物語が成立していない。
 原作の小説がありまして。
 どーやら内容自体はそのまんまらしく、本作がやらかしたとゆーわけではない、よーだ。

 何がそんなに不満なのかとゆーと、
 「理由」が曖昧で、「謎」は解かれず放置で、具体的な「結末」も描かれないから、
 すげー判断に困るの。
 現実と幻の区別も分かり難いし。
 結局あの「仕事」はなんやったんや。。。

 中年男性作家の心理的障害を表現してる、そんな好意的な解釈もありますが。
 どーやらこの物語は「詩編」として捉えるべき、らしいのだが、
 そー云われてもねぇ…。

 じつは荷物もお金も最初から持っておらず、本物の家族すらいないとゆーのなら、
 かなりゾッとする話にはなりますが。


 特異な探検家の男女+男(旧ドリカム編成)三人に巻き起こる、サスペンス。

 巻き起こるっつーか、巻き起こすっつーか。
 このシチュエーション、必要? みたいな、
 (甚だしいとゆー意味で)たいへんな終わり方をしてくれて、吃驚です。

 完全にオチの部分なので具体的な説明は避けますが、
 例えるならば、邦画の大作系はこのパターン多いです。
 もしかすると、
 海外で邦画をよく観るとゆー方は、このよーな気分を頻繁に味わっているのかも。


 因みに、ジャケットに大きく写っている男性は、
 三人の中でいちばん本筋と関係なくなる奴です。

 何故にコイツ?


アメリカン・サイコ ―デジタル・レストア・バージョン― [DVD]

クリスチャン・ベイル,クロエ・セヴィニー,ウィレム・デフォー,ジャレッド・レト,リース・ウィザースプーン/角川書店

undefined


 敢えて、
 ろくに調べず感想をまとめた後、改めて調べてみたら、だいたいそんな解釈で。
 何かホントに、生理的に気色悪い映画でした。
 誉めてます。

 00年の映画でバブル期のアメリカを舞台にしてるから、八十年代後半ですかね?
 主人公含めて、
 スーツをビシッと着た男たちの区別がつかない。個性がない。
 何を喋っているのか、何を誇っているのか、何を競っているのか、
 まったく理解できない、共感できない感覚が見事に視覚化されており、
 アメリカのサイコな部分をガツンガツンに掘り起こしてゆく。

 ヒューイ・ルイスやフィル・コリンズとゆー、ベタで浅い!
 コレも見事なチョイス。

 結末は分かり易く、
 この時点でアメリカは疲弊して病んでたんだなー、と思わせる。
 お薬も飲み過ぎて効かないんだろな。
 今やアメリカだけの話じゃないけど。


インフェルノ (初回生産限定) [DVD]

トム・ハンクス,フェリシティ・ジョーンズ,イルファン・カーン,オマール・シー,ベン・フォスター/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

undefined


 原作はさておき、このシリーズのファンっているのかしら?
 とかなり冷ややかな期待で観てしまいましたが、
 や、
 オモシロかったですよ、『インフェルノ』。
 シリーズも三作目ってコトで、
 説明的な部分を全部すっ飛ばして一気にストーリーを加速させる感じは、さすがロン・ハワード。
 モタモタしておりません。

 歴史&美術サスペンスとゆーのかな。(宗教?)
 学のないわたくしには何と表現したらよいのか判りませんが、
 へー、そんな秘密がー、秘密の通路がー、
 ってな部分を楽しむ、作品ですよね、コレって?

 オープニング等に描写される、
 破滅した世界の姿はやたら迫力があり、コレだけでも一見の価値がある。
 巧い。
 異なる「愛情」が対立する構造も面白いですね。

 トム・ハンクスのアワワワ顔は見れませんでした。


[PR]
# by y.k-ybf | 2017-11-20 20:39 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧