機動戦士ガンダムOOは、なぜに、失速したのか。


 二期に渡って放送された『機動戦士ガンダムOO』が、最終回を迎えた。
 まさかの、俺たちの真の戦いはこれからだ的な、
 続きは劇場でね♪、
 んな、終わり方に、暫し呆然とする。

 まあ、よい。
 めずらしいことでもない。

 新しいガンダムが観れるのならば、それでよい。

 気になったのは、もっと作品の全体的なこと。
 とにかく、クライマックスが盛り上がらなかった。
 個人的な印象ではあるし、山場もあったのだが、
 中盤以降の失速感を止められるほどではなかった、気がした。
 なんつーか、歯切れが悪い。
 展開にメリハリがなくて、テンポがマンネリ。
 ストーリーも演出も、早送りとスローとに振り分ける部分を誤ったような気がする。
 それが顕著なのは、
 あのずっと保母みたいになってたお姫さん。
 最後の戦闘にあの歌も、あの手紙も邪魔。
 ラスト、2、3分で国を再建してしまいましたが、大事なプロセスが端折られてるのでカタルシスも無く。
 こんなのが所々に放置されているので、そりゃ盛り上がらんわ。
 ミスターブシドーなんて、
 まったくストーリーと関係ないネタキャラだったしな、考えてみると。

 語るべきトコを語らず、
 語らずべきトコを語る、これはなんやとゆーならば、キャラクター祭なんだな。
 お笑いでゆーと、エンタの神様的な、
 キャラ有りきのネタばかりを繋げたようなものか。
 それで物語を描くとは、片腹痛いわ。

 しかし。
 こーゆーと、何だか最悪の作品のよーだが、じっさいはおもしろかったですよ。
 ここからいつものフォローに入ります。
 一つ一つ、一人一人のエピソードは良かったし、
 一期は盛り上がって、確かにおもしろかった。
 失敗だったのは、
 その一期を前フリ扱いにして、土台(舞台)が弱くなった、ことかなー、と。

 あと、ラスボスの声が古谷徹なんだけど、
 そのボスが最後に乗り換える機体が、ファースト・ガンダムそっくりってのは、狙いすぎ。
 黒歴史への抵抗だとか、
 深読みさせたいんだろうけど、うむー…。

 TVシリーズでちゃんと終われば、また評価は違うんだけどね。


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by y.k-ybf | 2009-04-01 21:44 | テレビ | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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