『Jr.』/TOKYO No.1 SOUL SET (053/100)


 いきなり大袈裟なことを言ってしまうと、
 日本語のラップ・ミュージックの可能性を示したのは、ソウルセットだった。

 まあ、
 わたくしもヒップホップには詳しくも興味もないので、適当に言ってみただけなのだが。

 今でこそヒップホップ、ラップ・ミュージックは日本でも浸透、だけは、してるのだけど、
 以前はまだ色物的な扱いでありました。
 細々としたものがありつつ、
 スチャダラパーやイーストエンドらが表舞台に出ることによって、
 ラップ・ミュージックも知名度を得るわけだけど、
 同時に、茶化すような軽薄なイメージも定着してしまった。
 こーゆーのを全面に押し出さないと、売れないからね。
 んで、
 ソウルセットのラップは、
 ポエトリー・リーディングに近い、表現力が強く、メッセージや文学性も含んだリリックであった。
 それは世間にイメージとして広まった、
 リズムを基礎とする、表層的かつ抽象的な、コメディリリーフのラップとは、まったく違うものであった。
 まあ、まったくでは、ないけども。

 尚且つ、川辺のつくるトラックも、渡辺俊美のギターも、
 らしいのにらしくない、
 独特の違和感を持ち得ており、これらが3つ交わることによってソウルセットの音楽は完成する。

 要は、ロックンロール・バンドなんだわ、ソウルセット。

 今となっては、
 あのハンディカムで撮ったビデオは、有りなのか無しなのか、
 わたくしには判断できませんが。

 完璧な調和と云っても良い、アルバムでございます。これわ。

 再現できないぐらいにw



Jr.

TOKYO No.1 SOUL SET BIKKE 渡辺俊美 川辺浩志BMGファンハウス


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by y.k-ybf | 2009-04-15 23:33 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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