『Futurama』/スーパーカー (064/100)


 スーパーカーの登場は、
 なんてゆーと、車のスーパーカーみたいだが、
 この、青森の若くて清新なバンドの登場は、かなりの刺激となりました。
 広い意味で。

 おそらくマッドチェスターやシューゲイザーの影響を一番に受けたのでしょうが、
 そこにバンドブームや渋谷系といった日本のロック・ミュージックが交じり、
 彼らの世代の独自性となっております。
 その何が違うかってーと、歌詞の英語を極力減らして日本語で唄うトコ。
 ピンっとこないかもしれませんが、
 マッドチェスターやグランジの影響を直で受けた方々は、すでに英語詩で唄うことに抵抗はなく、
 そのスタイルは徐々に浸透し、認知されておりました。
 当然、ルーツを同じく、日本語で歌ったのはスーパーカーが初めてではありませんが、
 無理矢理感がない、彼らの自然体に驚かされ、新しさを感じたわけです。
 が、
 それもデビューアルバムまでで。

 次のセカンドを作る頃には、
 テクノや最新のクラブ・ミュージックへの傾倒を始め、来るべきエレクトロの片鱗を見せるようになります。
 しかしまあ。
 わたくしは、その後の音楽性の急激な変化が、ちょいと苦手ではありましたが。

 『フューチャラマ』は三枚目のアルバムで、
 ギリギリ、ギターロックの体裁を残しつつ、音響的には完全に電子系へと向いております。
 音響的?

 もはやメンバーの担当パートすら明記しておりません。
 タイトルからも察しがつくように、
 未来、変化をテーマとしており、
 キャリアや音楽性も含めて見事に表現できたトータルアルバムだとおもいますよ。

 帰ってこいw


Futurama

スーパーカー / キューンレコード


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by y.k-ybf | 2009-05-17 00:46 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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