『Stupid&honest』/ウルフルズ (074/100)
2009年 06月 29日
ベスト、ではなく、ラブソングばかりを集めた編集盤。
ウルフルズで、ラブソングとは、
このブログとは似つかわしくないとおもうでしょうが、ウルフルズは好きなんですよ、昔から。
ボーカルも演奏も、ストレートで嘘がないし、
日常を描いた歌詞や、関西らしいサバサバした佇まいも好きなのです。
そんな、ラブソングなアルバムでございますが、
個人的に一番キタのがザ・ピーズのカバー「実験4号」。
この一曲だけで選んだと云ってもいいぐらいなのですが、
歌詞の素晴らしさはさておき。
じつはこれ、ほとんどアレンジしていないだけではなく、
ザ・ピーズのオリジナルトラックをそのまま使い、その上にウルフルズの演奏を被している。
当時、ザ・ピーズは活動休止だったのかな?
再評価もなく、ほぼ黙殺状態で、
このカバーはトータス松本からのリスペクトでありエールでもあったのです。
カバーは他にもサム・クックと清志郎の曲があって、
恋愛だけに留まらない意味での、ラブソング集になっておるのでございます。