初音ミクのアルバム


 と、ゆーわけでもないのだが、
 「初音ミク」のアルバムを二枚、聴いた。

 一つはYMOのカバーアルバム「初音ミクオーケストラ」で、
 もう一つがTMネットワークのカバーアルバム「8-BIT PROPHET - TM Network Tribute」。

 これがおもしろいことに、「初音ミク」の使い方が見事に分かれている。

 前者は機械声の、独特な抑揚を可能な限り殺し、より自然なテクノボーカルとしている。
 これはちょうど、
 高橋幸宏が生声から無機質なボーカルを作ったのと、真逆なアプローチになる。

 一方、「8-BIT PROPHET - TM Network Tribute」のほうは、
 8bitの音源を使うとゆーことで、
 機械声のクセみたいな部分を、むしろ強調したボーカルになっている。

 個人的には、がっつりオリジナルに寄り付いた「初音ミクオーケストラ」のほうが気になったが、
 まあ、好みはそれぞれで、
 こーしたケースだけでも、多岐に分かれる使い方が想像できて、
 じつに興味深いのでございます。

 ただ、ご覧のように、
 どっちもカバーアルバムなのは理由があって。
 オリジナルの楽曲ってのが、まだまだ弱いんだよね、初音ミク。

 著名なミュージシャンが使ってくれれば、また違うとおもうのだが、
 前の記事にも書いたように、
 意外と繊細な立場にいるのだ、ボーカロイド。

 そのへん含めて、うまくいったらなあと、おもいますよ。


Hatsune Miku Orchestra

HMOとかの中の人。(PAw Lab.) / JOINT RECORDS / Third-Ear




8-BIT PROPHET - TM Network Tribute Generated by Chiptune + Vocaloid

K->梟乃森啓人;Tanikugu;Saitone / VORC Records


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by y.k-ybf | 2009-09-06 22:31 | 記述 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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