『サイレンサー』/徳永憲


 好き好き大好き徳永憲のアルバムが三年ぶりに出ました。

 三年ぶりということで、
 あの独特な「高いのに低そうな声」が健在なのか心配でしたが、
 杞憂でありました。

 今作は弾き語りがメインということで、
 全体的にシンプルで、ちょっとストレートな歌になっているように感じられました。

 徳永憲の唄は、角度がちがう。

 「角度」ってのは、
 わかりやすいのが、「笑い」のことで。
 「笑い」ってのは、
 その「角度」をいかに見付けられるかであり、そのせめぎ合いであったりする。
 かなり大雑把ないいようだけど。

 「角度」ってのは無限に近い有限で、
 ヒトそれぞれが持ってるもんだと、言い切ってもいいものだとおもう。
 だから角度がちがうことが問題なのではなく、
 角度がちがう楽しみを知ることが、大切なのだ。

 徳永憲の唄のおもしろさは、まさにその角度。
 そんな歌を唄うヒトがいることが、
 なにより嬉しかったりもするのだ。

サイレンサー
徳永憲 / インディペンデントレーベル
ISBN : B00061QXUO
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by y.k-ybf | 2004-11-29 02:04 | 音盤 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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