「大阪万博」


 辞典のよーに分厚い、「大阪万博」を読み終える。

 あずまきよひこの「あずまんが大王」が十周年つーことで、グッズやらイラストやらをかき集めた本。
 元々を知らないと分からない類のものではあるが、これが、妙に楽しめた。

 やはり絵の力、そしてデザインの勝利であろう。
 萌えマンガの元祖と称されることもあるが、やはり始祖のポテンシャルは違う。
 それは説明するのが難しい、技術だけではない、存在や空気と云った感覚。
 かわいい絵、ではなく、かわいい表情(仕草)。
 って、ことかな。

 あと、メディアミックスはめずらしいことではないけど、
 ここまでトータルなデザイン、イメージに拘って、
 尚且つ成功させているのは、他に思い付かないぐらいめずらしい。
 思い出せないだけかもしれんが。
 あ、マッキントッシュがあるか。

 だからな、と、また説教くさくなるが、
 いい加減、売ることだけじゃなくて、買わせることを企業は覚えないと。
 良いものだって売れるけど、いちばん動くのは、やっぱり欲しいものなんだと。
 良くて欲しいものが、最高だけども。

 他の漫画家さんによる、「あずまんが大王トリビュート」も載っているけども、
 それらも含めて、
 良くて欲しいものを、あずまきよひこは見事に表現しているなあと、
 おもいましたですよ。


大阪万博

よつばスタジオ / アスキー・メディアワークス


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by y.k-ybf | 2009-10-29 21:59 | 本棚 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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