フジロックフェスティバル'10


 かなり遅れたが、やっとフジロックフェスティバルのご報告。
 今年は8月1日に参加いたしました。
 独りで。

 いつものよーに始発に乗って、新幹線で越後湯沢、シャトルバスで会場へ。
 今年の新アイテムは、イス代わりの踏み台。
 ちょいとかさばるけど、畳めるし、安定するし頑丈だし。
 腰痛持ちにはキャンプ用の布イスは怖いのだ。
 ただ、座りながら寝るのは難しいけど。

 てなわけで、開場。
 そろそろ平気かなとおもったが、やっぱりキヨシローのテーマソングを聴くと泣けてしまう。

 最初は、グリーンでアジカン。
 ライブを観るのは初めてだったが、なかなか良かった。
 「羅針盤」まで聴けるとはおもわなんだ。
 しかし、演奏の熱量のわりに、少し華がないのなあ。
 ボーカルがいちばん目立たないってのは、ある意味、らしいと云えばらしいのだが。

 で、そのあとは時間ができたので、
 ボードウォークなどを使い、ステージを移動。
 ホワイト前の橋が、かなり頑丈に作り直されていて、驚いた。
 去年の雨で氾濫しかけていたので、その対策なのだろう。
 相変わらず、素晴らしく迅速な対応に、惚れ惚れとする。
 いろいろと見習ってほしいものだ。いろいろと。
 あと、
 毎年ぬかるんでいた道の一部が、とーとー舗装された。
 歩きやすくてけっこうなのだが、ドロドロは醍醐味でもあったので、
 ちょっと残念でもある。

 オレンジのステージに到着。
 天候は、基本、ずっと曇りであったが日差しは強い。
 タバコ屋のコンパニオンをしばし眺めたあと、
 無駄に移動してると危険だなとおもい、昼飯のために引き返す。
 アヴァロン周辺で飯を食べて休憩。

 ホワイトで難波章浩の新しいバンドを観る。
 後ろのほうで、あー、相変わらずだなあ、なんて感じで穏やかに眺めていたら、
 突然、ハイスタの「ステイ・ゴールド」を歌い始める。
 同じように眺めていたはずのお客さんが、
 急に、火が付いたよーに暴れはじめ、ステージへ突進してゆく。
 いまだに人気が衰えてないとゆーか、いいものを観させてもらった。

 レッドまで戻り、苗場食堂辺りをウロウロしてたら、
 ドノヴァン・フランケンレイター一行と遭遇。
 女連れてやがるなあと眺めていると、クリス・ペプラーがラジオのブースに。
 生で観ると意外に普通やな。

 ヴァンパイヤ・ウィークエンドを観るために移動。
 よく知らないので、ほへーっと観賞。

 次が同じくグリーンでの、ブンブン・サテライト。
 ステージ近くで観たのだけれど、知らない間にメンバーの二人がカッコ良くなっていた。
 周りのヒトらも、ざわざわとしていた。
 演奏っつーか音は、もっとカッコ良かったけども。
 曲はほとんど知らないんだけど、最高のデジタル低音。
 おかげでまったく飽きずに最後まで観てしまった。
 デビューの頃から評価が高かったせいか、
 キャリアをつんだ今では、余裕と新鮮さを内包してるみたいだ、ブンブン。

 さて、いよいよアトムの出番なのだが、
 ここで、「今日は最高に混み合うと予想されるので気をつけて」との異例のアナウンスが。
 こんなのあんまり聞いたことないわ。
 どんだけ集中しとんねん。と、おもいつつ、昼寝しながら待つ。

 今年は、グリーン滞在時間がやたら多かったなー。
 あとよく知らないのも。

 んで、アトム登場。
 フジでの生トム・ヨーク。ヨレヨレのエクササイズみたいな格好で、無駄に老けてみえる。
 日本語が巧かった。
 フリーは、まんまフリーだった。
 この二人が同じステージ、同じバンドにいる不可思議さは、まったく慣れない。
 トムはレディオヘッドよりも何だか楽しそうにしてたし、
 フリーのベースはやっぱり強烈だった。
 個々のメンバーの個性の強さは伝わってきたけども、
 所謂スーパーバンドなのは否めないところで、評価は難しいなあと。
 でも、レディオヘッドやビートルズのカバーも聴けたので、満足。

 そんでもって、自分にとって本日の大トリ、ベルセバを観に、ホワイトへ移動。
 このぐらいから雨が降り始めた。

 そしたらイアン・ブラウンがまだやっておりまして、これ幸いと見学。
 なんかすっかりロックやサイケでもないヒトになったんだなあ、イアン。

 ベルセバは、ライブも初めてだけど、そもそもメンバーの顔もよく知らない。
 音のイメージから素朴で牧歌的で、
 穏やかな、アコースティックなバンドなのかなと勝手に想像してたら、
 ボーカルのヒトがムキムキにぴったりシャツで、グラサンかけて出てきた。
 ぜんぜん思ってたのと違う。
 オシャレさんや、垢抜けとるなあ、と。
 演奏が始まると、当たり前だけど、ベルセバだった。
 透明なアコースティックと、グルーヴのある音楽。
 お客さんをステージに上げて一緒に踊ったり、
 ギターのヒトがアドリブで(またしても)ビートルズをやり始めたり、
 独特の温度があるライブで、予想外ではあったが堪能できた。

 ライブが終わると、
 荷物が置いてあるグリーンへまた戻らなくてはならないのだが、案の定、大渋滞に。
 雨は降ったり止んだりの繰り返しで、気になるほどでもなかったが、
 合羽を着るのをすっかり忘れていた。油断。

 なんとかグリーンにたどり着くと、マッシヴアタックはすっかり終わっていたが、
 スペシャルゲストのライブと締めの挨拶には間に合った。

 荷物をまとめて、いつものレッド前まで移動。
 ここらで雨が本降りになる。
 寝る直前に、何故に降るのか。

 雨に降られながら、それでもごへい餅を食べたり、眠ったりしつつ、
 砂原まりんのライブ(DJかな?)を観る。
 疲れていたので、ほとんど記憶にないけども。


 朝になり、地味にフジロックは自主的に終了する。
 騒いでるヒトはさすがに少なくなるけど、レッドからは音楽が鳴り続けている。
 荷物を抱えて、バス停までの坂道を歩くのはしんどいけど、
 この疲労感は嫌いじゃない。

 また来年、来れたらいいなあと、おもう。

 おしまい。
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by y.k-ybf | 2010-08-19 20:36 | 音盤 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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