その27。『仮面ライダーW forever A to Z/運命のガイアメモリ』
2010年 08月 31日
仮面ライダーの夏の映画。
テレビシリーズがまだ放送中なのと、
映画の情報量が半端なく、まるでまとまらないので簡単な感想だけにしておくが、
これはおもしろかった。
じつによくできている。
敵役をしっかりと描けば、
ドラマが自然と生まれ、作品に加味されることを分かって作られている。
基本的ことではあるんだけど。
そして、ガイアメモリとゆーアイテムの巧妙さ。
通常、このメモリを使用すると特別な能力を得られるが、副作用的に人体へ悪影響をも及ぼす。
それが作中、ドーパントと呼ばれる怪人となる。
そしてメモリの能力だけを抽出できるのが、
ドライバーとゆー、いわば変身ベルトで、
主人公はさらに特殊なWドライバーを用いて、仮面ライダーに変身するとゆーわけだ。
要するに、仮面ライダーも怪人も、元は同じガイアメモリであって。
「脳改造を免れた怪人『仮面ライダー1号』」
とゆー、伝統的な設定をアレンジして活用しているのは、あながち偶然でもない気がする。
今回の映画は、そんな作品の象徴でもあるガイアメモリを存分に盛り込んだ、
テレビシリーズを観ているとより楽しめるものになっております。
つづく、かな?