『フラクタル』 を 観た。

フラクタル第1巻Blu-ray【数量限定生産版】「ねんどろいどぷち ネッサ」付

東宝



 原案のヒトや、監督のヒトや、プロデューサーのヒトやらが、
 サジを投げたり、罵倒し合ったり、売上が散々だったりと、
 一部で話題になった『フラクタル』を、やっと観了。
 批判される作品にはよくあるパターンだが、そんなに悪いモノではなかったよ。

 確かに、どーしょもない部分は、ある。
 これほど、やりたいことは分かるけど出来ていない、のが、透けて見える作品も逆に珍しい。
 要するに、作品として至っていないのだなー。

 一見してジブリとゆーか、宮崎駿を意識しているのは、すぐに分かる。
 あの路線かと。
 おそらくそこにハードSFな設定や、現代的な感覚を盛り込みたかったのだろう。
 だけどそれは庵野や大地が、とっくにやっていることだ。
 アバターや疑似世界みたいなものも、SFではよく使われている。
 完全に、後手後手へとまわっておるわけだが、そこで重要になるのがシナリオと演出。
 たとえ古典だろーとも、使い古された設定だろーと、
 形や見せ方を工夫すれば、大きな失敗は免れたはずなのだが、、、
 そーゆーことなんだな。コレ。

 あのアニメの、あのシーンをやりたい、と。
 そこまでは分かるが、、、
 まあ、本来は観客に分からせてはいけないのだが、
 とにかく、そんなシーンがあったとして、
 まず元ネタを越えていないし、改良されているわけでもない。
 ほぼそのまんまなので冗談にもなっていないし。
 これがスタッフの限界ならば、
 その限界を予測して見合ったものへ修正すればいい、はずなのだが。。。

 後半は絵も崩れ始めて、なんかヤバいものを観ているよーな気がしてきた。
 それと音楽がほったらかしで、ほぼ死に体状態。記憶にも残らない。
 歌が重要なキーワードになっとるのに。

 活かすものを生かしておらず、直すものも直さず、やりたいものだけ放り込む。
 それが『フラクタル』の実態ではないかと。

 それほど悪くないと言いながら、なんだかボロクソ書いてしまいましたが、
 それでも最後まで観れたんだけどね。
 んで、
 結局、誰が悪いのかってのは、想像に任せたいとおもいます。よ。

 うむ。
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by y.k-ybf | 2011-10-12 20:42 | テレビ | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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