その63と64。ジャッキー・チェンの、映画を、ミタ。その③。


成龍拳 デジタル・リマスター版 [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 成龍とは、中国でのジャッキー・チェンの芸名。
 つまり『成龍拳』とは「ジャッキー拳」みたいなもので、作品自体とはほぼ関係がない。

 こーやってジャッキー映画を観て、調べていると気付くのは、
 初期の、珍奇で怪しい作品のほとんどを作っているのが、
 ロー・ウェイとゆー人物だとゆーことだ。
 この方、所謂、巨匠みたいなもんで、
 ブルース・リーの映画とかも撮ったヒトなのだが、
 映画もアレなら人間的にも問題のある方のよーで、
 ブルースとも喧嘩してもめて、ジャッキーとの関係も決裂し、のちに拉致事件まで起こしている。

 そんで、この『成龍拳』も監督は、ロー・ウェイ。
 期待に裏切らない内容であったが、アクション・シーンは見応えがあった。
 ストーリーの説明は必要もないので省くが、
 ジャッキーの映画にしては珍しくシリアスな恋愛物で、
 一方的に惚れられた女盗賊に、焼いた炭を食わされたり、顔を焼かれたりします。

 あと敵が一々おもしろい武器を持っていて、楽しめます。
 ジャッキーは腹を刺されます。

 また、頭が弱点だと云ってるのに、首を絞めて殺してしまいます。

 さすが、ロー・ウェイ。

 しかし後半最後の対決部分は、
 丸投げしてジャッキーが監督もやったそーなので、しっかりしてます。残念ですね。

 ちなみに、なんで丸投げしたのかとゆーと、話の収拾がつかなくなったからだそーです。
 さすがです。


ジャッキー・チェンの飛龍神拳 デジタル・リマスター版 [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン



 これは以前、テレビ放映されたのを観たことがある。
 なかなかショッキングな作品で、記憶とゆーか、いいネタとして強い印象が残っている。
 なんせ元は3D。
 約三十年前の飛び出す映画。
 日本では劇場未公開らしいけど、
 ビデオで発売された時には、ちゃんと3Dメガネも付いてきたらしい。
 赤青のな!
 3Dで観たわけではないので、どんだけ飛び出たかは想像するしかないのだが、
 カメラや演出は、何かと云えば3Dを意識した構図になっておりまして、
 うんざりするほどカメラに向かって剣や槍や、拳が突き出されます。
 一カ所、もろにレンズへ当たったりもしますし。
 斬新!

 で、ストーリーのほうは、
 病人を町医者に診せるためには、盗賊だらけの山を越えなくてはならず、
 腕に自信のあるボディガードを雇い、一行は危険な山越に向かうのだった…。
 とゆーもので。
 んで、その雇われたボディガードがジャッキーと、
 耳が聞こえない皮職人と、義賊のヒトの三人なのだが、この義賊がまーヒドい。
 なんせ特技が皮剥ぎで、男だろーと女だろーと、顔の皮を生きたまま剥いで殺すのだ。
 残虐!

 ジャッキーは拳法の達人とゆー、意外と普通の役で、いつも鉄の箸を持ち歩いている。
 この箸、触れるだけで毒の有無を調べられて、時には武器にもなる便利なもので、
 最初に観たときには印象深く覚えていたのだが、
 実際、作中で使用したのは最初の食事のシーンと、最後の闘いのみ。たぶん。
 んで、
 テレビ放映時の吹き替えでは、
 「これが神拳だーーーっ!」っつって箸を相手に突き刺しておりまして、
 子供ながらに、箸で刺すだけで神拳かよと、憤りを感じたものでありますが、
 今回、字幕で観てみたら、そんな台詞はナシ。
 どーやら吹き替え用に足した台詞みたいですね。

 では、神拳とは何だったのだろ?
 そしたらコレも邦題で、勝手に付けちゃったみたいです。
 詐欺!

 ラストもなかなかおもしろくて、
 病人だと護衛していた奴がじつは盗賊のボスで、
 盗賊のボスだとおもっていた奴は食堂の婆さんでした。
 愕然!
 また、『スターウォーズ』とよく似た音楽を使ってるなとおもったら、
 そのまんま流用したみたい。
 泥棒!

 と、こんな愉快な映画なので、ぜひご覧ください。
[PR]
by y.k-ybf | 2011-11-02 17:42 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧