その86。『ガールズ・ゾンビ』
2012年 02月 15日
WOWOWにて、ゾンビ映画特集をやっておりまして、
こりゃええわいと録画しまくった勢いで観てしまったのが、この『ガールズ・ゾンビ』。
国産なので、B級がいいところかなとおもっていたら、
ほぼポルノの、Vシネマでした。
完全にツッコんだら負け状態のブツです。
負けると分かっていても、とりあえず観てしまうのは、ゾンビ映画だから。
えーと、
ヤクザの金を強奪して、山奥に隠そうとしたら、ゾンビが出てきて、さあ、たいへん。
っつー映画でね。
これ去年(11)の映画なのに、
旧日本軍が秘密に開発したガスでゾンビが生まれたって、
二十年前にも使い古されてる設定で、
しかも、それをヤクザの殺し屋が勝手にベラベラ説明してくれたシーンには、
胸がトキメキそうになったよ!
で、基本的にね、
ゾンビとタランティーノ、
それも『トゥルー・ロマンス』あたりを、ぼんやりと意識しているよーな映画なんだけど。
ヒロインの子が、拳銃の引き金を二本指で引いてたのは、なかなか衝撃的でしたよ。
んでラストが、
ゾンビに囲まれた車の中でひとりエッチして終わるっつーね。
この放り投げた感じがとてもよかったですよ。
ああ、もう二度と観ることないんだろーな、この映画。
一抹の寂しさを感じます。