その100。『続・激突!/カージャック』


続・激突!カージャック [DVD]

ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン



 さて、長らく続いた映画百本組み手。
 今回で、めでたくラスト、百本目となりました。
 おめでとう、自分。

 記念すべき百本目の映画は、
 できうるかぎり、らしくない映画を、ってことで。
 『続・激突!/カージャック』。

 スティーブン・スピルバーグが、
 TVドラマを劇場版に再編集して作った『激突』の続編、のよーなタイトルではあるが、
 じつはこれ日本で勝手に付けられたもので、原題は『The Sugarland Express』。
 『激突』とは、まったく関係がなく、ましてや千葉真一も出てこない。
 一応、スピルバーグの監督デビュー作とゆー重要な作品なのだが、
 とにかく、(とくに日本での)扱いがぞんざい過ぎる。

 バカなカップルが、アホな理由で脱走し、
 赤ちゃんを取り戻せ! と、警官を人質にして、パトカーで間抜けな逃走をする、そんなお話。

 カーチェイスとかもあるけど、基本的には長閑な映画で、ぜんぜん激突しません。
 車はいっぱい出てくるけども。

 カップルのバカさに最初はイライラさせられるが、
 だんだんと微笑ましくおもえて、次第に、彼らの若さや弱さ故の孤独が描かれます。
 音が聞こえないアニメに、自分で効果音をつけて遊ぶところなんて、
 二人がどんな時間を過ごしてきたのか、考えさせられる、良いシーンでした。
 んで、
 享楽や刹那的な状況に入り込むんだけど、じつはそれらは全部建て前なんだよね。
 空虚で非現実な。
 彼らは犯罪を犯してるわけだし、危険もあるわけだし。
 なによりも、非力だとゆー。

 んでもって、
 これは実際にあった事件を基にしてるわけだけど、
 スピルバーグらしいファンタジックな救いや、それに近い決着もなく。
 そんな映画でした。
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by y.k-ybf | 2012-05-15 23:27 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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