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 もう絶賛しか聞かないってぐらい、
 絶賛されまくってる『ダークナイト』を、やっとこさ観ましたよ。

 ここまでハードルが上がりに上がった作品も珍しく、
 実際に観るまで、逆に不安にもなりましたが、
 これが、
 まー本当におもしろくて、参りましたよ。一ミリ以上は、確実におもしろい映画です。
 しかも、アメコミ・ヒーローモノだからねー…。

 ま、いまさら絶賛するのも間が抜けておりますので、ざっとにしておきますが、
 やはり秀逸なのは、悪役のジョーカー。
 かつて、ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーは、
 「コミックの狂気」とも云えるコミカルさを持ったキャラクターで、個人的にもかなり好きだったのですが、
 この、ヒース・レジャー版ジョーカーは、
 狂気が純化したよーな、ホントに関わりたくもない悪辣で、
 それでも憎めない、見事なキャラクターを完成させました。
 映画全体の力もありますけど。

 このジョーカーの、何が凄いかってーと、
 観ているうちに、
 翻弄されている警察やマフィアの方が、おかしいんじゃねーの? と、おもえてきて。
 バットマンに至っては、正気を見失ってるよーにさえ、おもえてくるところ。
 つまり、正と邪が反転しそーになるんですな。
 それは『ファイトクラブ』とちょっと似てるんだけど、
 ま、ちょっとだけど、
 あれは、何かを守るための破壊衝動だったとおもふ。
 でもジョーカーのは、衝動も目的もない、もっと原始的な破壊、なんじゃないかな。
 開放みたいな、な。

 あと印象に残ってるのは、
 バットマンに向かって、「オマエがいなくなれば、オレも消える」みたいなことを言うんだけど。
 ヒーローモノの真理とゆーか矛盾をついた、この映画らしい、深い言葉だな、と。

 そいや、ムリヤリ関連付けるつもりもないけど、
 結末が、『アイアンマン』と真逆なのが、またおもしろくてね。
 陽と陰のヒーロー。
 まさにダークナイトってことかー、と。
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by y.k-ybf | 2012-06-15 00:07 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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