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 今回は、『グリーン・ランタン』。

 アメコミの映画を、
 まー、こーしていくつか観てきましたが、
 映画にする際、もっとも苦心してるなとおもわれるのが、作品の改編、アレンジですな。

 アレンジってのは、
 まー簡単にゆーと、分かり易くではなくて、
 馴染ませるとか違和感を消すとかゆー意味で、
 或いはリアルにするとか、コメディにするとか、その目的によっていろいろなんだけども。
 これがまた、そのさじ加減で作品の出来は左右されるし、容易く作品自体を壊してもしまう。
 ま、壊すことで成功した例もあるし、
 かと言って、原作に忠実ならOKってわけでもないんだけどね。
 作品に対する明確な構想がないと、
 いくらお金掛けても、スタイリッシュなデザインにしても、記憶に残らない映画になってしまうのだ。

 で。
 やっと『グリーン・ランタン』の話になりますが。
 グリーンとかランタンとか、日本人からすると、なんやねんとおもえてしまいますが、
 開拓時代を象徴するアイテムなんですかね。知らんけど。
 宇宙のスーパーエネルギーから、スーパーな力を得たスーパーな宇宙人らが、
 スーパーな宇宙警察を名乗り、悪い奴らをスーパーに退治する、設定。
 まるでアメリカそのままみたいだけど、
 どちらかと云えばウルトラマンと似ている気がしました。
 巨人ではないけれど、グリーンな仲間がいっぱいいるところとか。使命感とか。
 んで、

 全体的にはオーソドックスでオールドスクールな、スーパーヒーローモノ。
 目元だけのマスクで、幼なじみにすぐ正体がバレるシーンとかあるけども。

 特撮は、当たり前のよーに良くできてるし、デザインも際立って悪いわけではない。
 んがー、目新しさも無かったなー。
 主人公の心のトラウマや、恋人や家族との問題も、意外にあっさりしてるし。
 とゆーか、あんまり活躍してないんだよな、主人公。
 最後の、
 つーか、ほぼ唯一の戦闘シーンも、これまたすぐ終わっちゃうし。
 アレ、終わり? みたいな。
 ピンチわ? 仲間が助けに来るとか、熱い展開わ?

 あとから調べてわかったんだけど、
 案の定、映画製作段階で、かなり右往左往したみたい。
 それこそシリアスにするか、コメディにするか、三部作wにするか、とか。
 最終的に、
 おそらくだけど、原作を崩さない方向に落ち着いたとおもわれるが、
 結果は、まー、こんな感じで。
 アレンジに失敗したわけやなー。
 ヒーローモノにしては、「勇気」ではなく「恐怖」を全面に出してるあたりは現代的だけど、
 『スパイダーマン』とかでもやってるし、悪く云えば今風なだけだし…。
 ラストに次なる敵は、とか、
 原作を読みましょう、なんて宣伝入れてる場合じゃねーっての。

 個人的にはですね、
 気のヨワそーな、頭がハゲあがった学者みたいのが敵側の人間として出てくるんだけど、
 主人公側よりも、こっちのほうがおもしろそーでしたよ。
 親には見下され、好きな女も主人公にとられて、
 ヘンな宇宙細菌で不思議パワーと引き換えに、顔がぐちゃぐちゃになっちゃって。
 キャラ的にも興味が惹かれるし、オモシロいとおもうんだけどな。
 結局さ、
 イイヤツ=イケメン、悪いヤツ=キモいブサイクって、使い古された構図にしちゃってるんだし。
 どーせなら、
 ハゲでブサイクなヤツがさ、
 ニンゲンの負のパワーで肥大化して、巨大な敵となって世界を襲うとか、どーか。
 それを「スペクトルマン」みたいに、敵側の視点からやるの。
 とか、
 テキトーな妄想を吐いて、おしまいです。

 たぶん、続編はないな、コレ。
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by y.k-ybf | 2012-07-29 10:09 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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