『A LONG VACATION』/大瀧詠一 (002/100)*

A LONG VACATION 30th Edition

大滝詠一 / SMR



 このアルバムを名盤だよって紹介するのは、なんとも気恥ずかしい。
 それぐらいの定番アルバムなのだが、前回のリストではスルーした。
 単純にキキコミが足りなかったってのもあるが、
 大瀧詠一がもつ独特なユーモアセンスが、いまだに苦手でありまして。
 そこで踏み込めなかったのが、まず一つ。
 も一つは、一曲目に収録されている、「君は天然色」。
 この曲が好き過ぎて、二曲目以降が、もうオマケみたいにおもえたからなのです。
 なんか怒られそーだが、好きなんだから、仕方ない。
 もうね、
 最初から最後まで、全十曲「君は天然色」のアルバムがあるなら、迷わずベストに選んでますよ?
 そんぐらいー、偏った聴き方をしていたわけで、
 それがやっとアルバム全体を聴けるよーになった、と。
 ああ、コレは心地良いなと、素晴らしいなと。
 捨て曲なしとゆー表現には抵抗あるが、
 むしろ、抑揚のある、飽きのこないアルバムですな。

 そんで。
 もう一枚、『SNOW TIME』ってアルバムがありまして。
 詳しい製作理由は省きますが、
 全篇英詞、半分インストとゆー、変則的とゆーか、ほぼミニアルバムに近いモノなのだが。
 森進一の「冬のリヴィエラ」のセルフカバー、
 渡辺満里奈の「うれしい予感」のインスト、「フィヨルド」や「シベリア」も入っておりまして、
 去年の冬などは、こればっかり聴いておりました。
 そんでもって、
 そーいや『ロング・バケーション』にも同じ曲が入ってたなと思い出し、
 そちらもキキコムよーになったわけなのだよ!

 大瀧詠一の楽曲の魅力ってのは、
 エラそーにテキトーなコトを云わせてもらうと、
 オールディーズのポップで豊かなメロディーと、
 歌謡曲のゆったりとしたグルーヴが、混じり合いつつどっちも活きてるトコロかなと、おもたりもします。
 曲ごとに調整する、そのバランス感覚が凄まじいんだわ。

 あ、あと、
 この二枚のアルバムは、例のユーモアの部分が比較的少ないので、初めての方でもオススメですよ。



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by y.k-ybf | 2012-09-12 10:35 | 音盤/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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