映画のまとめ Ⅸ


フード・インク [DVD]

紀伊國屋書店



 収入の少ない人々が、
 安くて健康に悪い食べ物を食べ、体を壊し、満足な医療も保険も受けられず…、と、
 そんな負のスパイラルが資本主義の根底に生み出され、ほんの僅かな成功者たちを支えております。

 以前紹介した『キャピタリズム』、『ダーウィンの悲劇』とも共通する問題でありますが、
 この映画は食物を題材にしており、より身近な問題、課題として提示したドキュメントでございます。
 我々が日々摂取している、や、摂取しなければならない食べ物とは、どのよーにして生産されているのか。
 とても大切な話でございますよ。
 この『Food, Inc.』とゆータイトルの意味するものを、是非とも観ていただきたい。
 つか、学校で流しておくれ。


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 日本で学生運動が盛んだった頃、実際に起きた事件、実話を基にしている。

 ざっと説明すると、
 松ケンが、運動家。
 妻夫木がそれを追う新人記者。
 この二人の交流が、後の事件にまで発展するわけなのだが、なー…。

 非常に、もやもやっとする映画でしたわ。
 その原因は明らかで、松ケンの小粒な悪党感である。
 起こした事件は、確かに小さくはない。死者もでている。
 しかし、最初から最後まで、松ケンに対する、なんでこんな奴が? とゆー疑念が消えることはなかった。
 おそらく意図的な演出だろーけど、
 だったら事件後或いは捕まってからの醜態も、ちゃんと描かないとダメなんじゃないかなぁ。
 もっと松ケンのキャラ、空虚なカリスマみたいのが組み立てられていれば、
 妻夫木が惹かれた理由もはっきり伝わるし、同時に失望感も表現できたんではないかと。
 このぐらいだと、スクープできなくて落ち込んだのかな? って、見えなくもないしなー。
 最後の着地点は、
 個人的には嫌いではないので、巧く導いてほしかった…。

 それと、あとで調べて知ったんだけど、
 表紙モデルをやってた女の子、そのモデルとなった保倉幸恵も、その後にいろいろあるんですな。
 映画ではスッとフェードアウトさせちゃうけど。
 あーあと、
 全体的に、活動家、運動家を滑稽に見せているよーな気がして、大丈夫かいなと、
 よけいな心配までしてましたよ。
 うん。


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 アメコミ原作の、ま、アクションエイガ。

 実は宇宙人で、超能力が使えて、
 仲間は美少女で、敵はモンスターで、
 舞台が学園モノで、転校を繰り返したりして、親友も恋人もできないよー、なんつったりして。

 お約束てんこ盛りなんだけど、目新しさが少ないとゆー。
 日本だと、妖怪人間ベムを実写ドラマにしちゃう感じかな。
 明らかなネタ不足と、工夫不足が透けてます。


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 面白いテレビ番組がSPとかで気合い入れると詰まらなくなる。
 アレアレ。あんな感じ。

 テレビでやれば、まだ余計な反感も買わずに済んだのに。
 NHKの映画は、基本、無茶するよな。『セカンドバージン』とか。

 あ、でも、篠田麻里子のコスプレが可愛かったので、すべて許します。すべて。


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キングレコード



 永遠の愛情は信じられないけど、永遠の憎しみなら信じられる。
 そんなセリフがあるよーに、愛憎のお話。

 や、裏返った愛憎の話かな。

 4人の主要な人物、
 皆、それぞれの愛情をもっているけど、その形はどれもイビツで、ぴったり合わさることがない。
 だから、普通なヒトほど苦労とゆーか損してるよーにおもえてしまう。
 この映画だと、小池栄子がまさにそんな役割ですね。

 しかしまあ、強弱柔軟、どんな役もやれちゃうから、すごい女優さんだよ、小池栄子。大好き。

 あ、映画もおもしろかったデス。
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by y.k-ybf | 2012-12-27 21:30 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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