『ワイルド7』、を、観た。


ワイルド7 Blu-ray & DVDセット プレミアム・エディション(初回限定生産)

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 惜しい。勿体無い。残念な映画だった。
 皮ジャンのスーツ、バイクアクション、銃撃などなど、良いところも少なくなかった。
 がーーー、
 それも終わる頃には、ツバを吐きつけて、死ね! と云いたくなる、自爆映画でしたわ。

 原作は未読なので、そのへんの比較はできないのだが、
 フカキョンが出てくる辺りから、急激に何かが失速してゆく。
 コレ、
 フカキョンが悪いわけではなく、まず、構成がよろしくない。
 前半はもっとワイルド7のワイルドな活躍、
 ワイルド7とは何か、を、じっくり見せておくべきで、
 そこにイレギュラーな存在として、
 フカキョンを投入したほうが、効果的な展開になったんじゃないかなー。
 正直、ワイルド7・メンバーのキャラ、誰も活かせてないしね。
 主役の飛葉ちゃんだけは、一応、掘り下げたふうだけど、あくまで、ふう止まり。
 フカキョンのキャラも、
 狙撃が得意とか、バイクに乗れるとか、その説得力がまずフカキョンにないし、描写も足りない。
 でさ、
 理不尽に殺された家族の恨みは決して消えない、とか云ってるヒトがさ、
 レストランでソムリエなんかするかね?
 ニコニコ笑って接客できるのかね?
 ま、些細なことかもしれんけど。

 そんで、ラスボス。これがまたヒドい、
 とゆーか、ねぇ…。
 警察組織の影で情報を掌握し、巨大な実権を我がものにしている。とかとかさ、
 そんな表に絶対出てきちゃいけないヒトなのに、
 そこらへんノコノコ歩いてるし、なんかいろいろ自分で喋ってバラしてるし。
 なんでこんな扱いが面倒な設定のラスボスにしたんだろ。
 もっとストレートに、凶悪なテロリストとかでもよかったのに。
 ってゆーかね、
 そもそもどんだけ治安が悪いんだ、この日本わ。

 ま、
 それも、設定世界として、問題ではない。
 情けなかったラスボスも、吉田鋼太郎が熱演されていたので、まあ、いいです。
 ソムリエで暗殺者とゆーフカキョンのキャラも、きっと事情があったのだろう。
 目的と計画性が希薄な犯罪者たちも、きっとノリを大切にする奴らだったのだろう。
 執拗に追いかけて取材しながら、
 結局、人質になるぐらいの役割しかなかった記者の二人も、よし。
 ワイルドに成りきれていないワイルド7も、もーいい、いい。
 だがな。
 エンドロールでの、キャストにカチンコを持たせる悪フザケ。
 アレだけは、不愉快極まりない、許せない。アホかと、バカかと、ナメてんのかと。

 アレな。
 まだメイキングとかなら、納得できる。
 NG集とかでも、シリアスな作品に付けるべきではないけど、許せる範囲だ。
 作中でのコミカルなシーン、本編には入れなかったけど、こんな一面もあるよ、とかさ、それも解る。
 んだからさー、
 どーして映画本編の最後に、役柄もストーリーも関係のない、
 出演者の素に近いおちゃらけ、悪フザケを見せなくてはならないのか。
 イヤ、観せられるのか!

 コレがな、
 特典映像や、メイキングの一部としてなら、問題はないよ。
 文句もない。
 でもさー、本編にくっ付けちゃってじゃん。コレ含めて一本じゃん。
 どーゆー感覚で、やれちゃうんだろか。
 わたくしには、まったく理解できませんでした。。。

 うん、そんなエイガ、なんだわ。
 早く、三池監督にリメイクしてほしいです。
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by y.k-ybf | 2013-01-08 11:50 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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