『DOCUMENTARY of AKB48 No flower without rain 少女たちは涙の後に何を見る?』、を、観た。


 公開から3日目の日曜日、最終のレイトショーで観てきました。
 お客さんは、レイトショーの割には、多かったかな。

 前作『DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る』が衝撃的な作品だったので、
 とくにファンってわけでもないんですが、
 前日放送されたNHKの特番もチェックしてから臨みましたよ。
 ええ、ファンじゃないですよ。

 今作は予想通り、前田敦子の卒業を軸とした内容で、
 前作までの、
 トップアイドルになるための過程、ではなく、
 トップアイドルになってから、が、描かれております。
 まず圧倒されるのが、コンサート前の円陣。
 人数がえらいことになってんだけど、
 もーその、気合いの入れ方が、軍隊にしか見えない。
 あ、コレ、アーミー映画だって叩き込まれます。
 ここは戦場で、オレらは戦友なんだぜ、
 と云わんばかりに、同姓同士でハグをしまくりキスをしまくる彼女たちの姿を、ぼんやりと眺める。

 この軍隊には厳しい規律がある。
 その一つが、恋愛禁止。
 峯岸みなみの坊主事件が公開日前日に発覚し、観る者の心情をさらに混乱させてくれたが、
 この映画でも、かなりの時間を割いて、そこに触れている。
 触れないわけにはいかないだろーが、
 現役のアイドルのスキャンダルを、ここまで取り上げてくるとは意外であった。
 しかしこれは今作のテーマである、
 「アイドルのその先」へと、繋がっている。
 トップアイドルとなったAKB、卒業する前田敦子、新人のメンバーたち。
 或いは不祥事で移籍や脱退をする者、自分の意志で去った者。。。
 その姿を、カメラは追ってゆく。その選択を、答えを。
 印象的だったのは、
 すでにグループを去り、過去として振り返るメンバーと、
 前田敦子に代わる逸材として期待されながら、別々の道を歩む二人のメンバー。
 安易に彼女たちを評することなどできないが、
 アイドルを続ける姿、アイドルをやめた姿を、
 こーやって並べて映していることに、この映画の意義をつよく感じられた。
 AKBは、まだ誰も到達していない未知の存在へ、踏み込もうとしているのだろう、と。


 と、
 ゆーわけで、十分楽しめる映画でしたよ。
 前作ほどの衝撃はなかったけど、濃い内容で、疲れた。
 家で観るなら一時停止とかできるけど、この濃さで、この長さは、疲れます。
 個人的にぐっときたのはねー、
 卒業宣言した後に、ステージを降りた前田敦子に、大島優子が駆け寄るところ。
 たぶん、家で観たら泣いてた。
 あと、グループ再編で阿鼻叫喚するとことか、選挙で選抜に選ばれなかったメンバーの姿とかね。
 うん、凄かった。
 あんなことになる、峯岸みなみとかもね。
 と、
 ゆーわけで、わたくしはファンではないんだけど、
 これは勝利者のいない残酷な物語なんだけど、
 こんな興味深いことが今現在行われているのに参加しない理由などない、
 と、
 おもうのですよ。


 板野友美は、また違う意味で可哀想でした。
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by y.k-ybf | 2013-02-04 19:33 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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