『月光ノ仮面』、を、観た。
2013年 02月 06日
板尾創路が監督した、二作目。
とりあえず、このエイガの評判をネットで検索して頂くとすぐにわかることなのだが、
見事に酷評だらけで、なかなかの大炎上ぶりだ。
戦争で死んだとおもった男が帰ってきたけど、じつは別人で、
その死んだとおもった男も帰ってきてしまいー‥、
とゆー、ね。
珍しくもない話なのだか、それもそのはず、元となったのは古典落語の「粗忽長屋」。
それを大胆にアレンジした結果、訳の分からないエイガが出来上がったとゆー次第でございます。
そーなると、擁護の一つでもしたくなるのがわたくしの性格でございますが、
残念なことに力及ばず、擁護は疎か、ストーリーを理解することも、説明することもできません。
申し訳ございません。
ドクター中松がタイムスリップしてきた場面は、おもしろかったのですが…。
とゆーわけで、
ここからは説明でも感想でもなく、妄想の話になります。
こんなエイガだったんじゃないの? 妄想。
そもそも、
最初に帰ってきた男、板尾が粗忽者で、
戦地で浅野(入れ替わった男ね)が死んだと思い込み、勝手な判断で身代わりを演じた、
ってのが始まりなのか。
浅野の許嫁だった石原さとみが粗忽者で、
板尾と浅野(まったく似てない!)を間違えたのが、始まりなのか。
いやいや、
つまりは、町の全員が粗忽者だったならば? とゆー話かなともおもいましたが、
それなら更に踏み込んで、
じつは、全員死んでるのに気付いていない粗忽者ばかりなんじゃないの?
「粗忽長屋」って、そーゆー話だし。
不気味な荒野、欠けることのない満月、
マシンガンの乱射、そして、喉の傷が消えた浅野、とか、それなら結び付くかな?
横田の近くの町みたいだから、空襲も酷かっただろうしー。
浅野は、それを町の皆に伝えよーとしたのかな、と。
車屋だけは何かを知ってる風だったので、浅野に協力してたのかなぁ…。
ま、
そーだとしても、普通に米兵とかいたな…。
あと、ドクター中松。これは考える気にもならないけど。
ってゆーね、そんなエイガでした。
そんなって、云われてもな。