映画のまとめ その九
2013年 02月 28日
これも事前に聞いていた感じだと、もっと分かり易いコメディかなとおもってたんだけど、
地味って云えば地味なドラマでしたね。
愉快で、何度も楽しめるタイプですけど。
まー、ね、
とにかくコレは、邦題が素晴らしい、珍しいケース。
このタイトルじゃないと成立しないだろってぐらい、ジャストミートな邦題ですよ。
かなり、助けられてます。
ここで取り上げるのも何作目になるだろーか、定番のエクソシストモノ。
定番になるぐらい作り続けられているし、
言い方を変えれば、作りやすく、また馴染みがあるのだろーな。宗教的に。
それとこの作中でも触れられてるけど、
世界的に悪魔憑きの現象が増えており、
近年、新たにエクソシストを養成する部門が設立されたってニュースもありましたね。
まるでラノベみたいだけど、実際に。
真意はべつとして、その辺の影響もあるかぽ。
さて、今作のエクソシストモノは、実話が基になっておりまして、ホラーよりもサスペンスに近い。
表現的にもマイルドとゆーか、
スパイダーウォークとか、ぐボエェーッとか、過激な描写は抑えられています。
あ、ぐボエェーッってゆーのは、ゲロを吐く様のことです。
ストーリーもシンプルでね、
なので、
本作の見所は、なんと云ってもアンソニー・ホプキンスの演技。
悪魔を祓う側と、悪魔に憑かれる側、両方を演じております。独壇場です。
ラスプーチンみたいな話かなと期待したら、昔の修道院は厳しいよって話でした。
電気もPCもないしな。
遺伝子をこねくり回して新しい生物を生み出してしまった研究者が、
特別な感情を抱いてしまい…とゆー、まるで楳図マンガみたいなお話し。
このクリーチャーが生々しく、不気味で、最後カッコよくなるとゆー、とても変わった造形をしております。
ちょっと、ビョークに似てるかな。。。
ヒトは人間の顔に似たモノを嫌悪するとゆー、
不気味の谷とか、なんかそんなのがありますが、ソレですな。ソレ。
殆ど、オーランド・ブルームのイメージ映画みたいな感じ。
人の良さそうな新米内科医が、悪いことする、って、ま、そんな話なんだけど、
異常にオーランドのアップが多いし、すげー清潔なの。
うん、あと、自宅のトイレの窓、デカすぎ。
以上。