ニコラス・ウィンディング・レフンの映画、を、観た。五本。


ドライヴ [DVD]

バップ



 しまった。失敗した。
 ハードルが上がり過ぎてて、少し厳しく観てしまった。

 確かに、今時ではない感触の映画だ。
 タランティーノを初めて観たとき、こんな感じだったかなーともおもったし、似てると云えば、似てる。
 過去の映画をオマージュしてるところとか。
 しかしタランティーノと比べると、かなりドライで、喋らせないし、タイトで遊びを作らないな。

 えーと、
 『ドライヴ』に話を戻しますが、意外に、カーチェイスがないのな。
 もー走って走って走りまくりの映画を妄想してたんだけど。
 どっちかってーと、
 寡黙なヤクザな男が、惚れた女を守るために暴力へ立ち向かう、とゆー、
 ジャンル的にも王道な映画でしたよ。

 あ、そんで、
 ここでも以前取り上げた、マイケル・マンの『ザ・クラッカー/真夜中のアウトロー 』と似てたね。
 音楽なんて、そのまんまだし。
 『ドライヴ』好きなヒトには、そっちもオススメです。


プッシャー・トリロジーBOX [DVD]

キングレコード



 長編デビュー作、ですね?
 麻薬の密売人の下っ端が、
 悪いことして、借金まみれになって、悪いことしてお金集めよーとして、さらに借金増やして、
 ドツボにキリモミ級でローリングしてゆく、底辺のどーしょもない人間の一週間の歌。みたいな映画。

 手持ちビデオで、ドキュメントっぽい撮り方は迫力ありまして、
 まー何より、
 まともなことは一つもやってないのが、スゴい。

 そしたら、三部作なのだね、コレ。


ヴァルハラ・ライジング [DVD]

パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン



 ギブアップ。負けた。
 バイキングとかのおもしろそーな話だとおもったんだけど、
 押井守みたいな方向へ行っちゃって、ダメだコレ。
 まったく楽しめなかったし、理解もできませんでした。


ブロンソン [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント



 トム・ハーディ!
 もーこの、ボディ頼りな、勢いで成立させている、キチガイ観察映画。

 刑務所で暴れることを生き甲斐としている(本気で止めてくれるから)ヒゲの筋肉魔人、チャールズ・ブロンソン(芸名)の半生。
 正直、タイトルが出るまでの五分ぐらいで、だいたいこの映画は終わってんだけど、
 トム・ハーディ演じるチャーリー(愛称)が素晴らしくて、飽きない。
 なんでも『ダークナイト・ライジング』のペイン役が決まったのも、これがきっかけらしいんだけど、
 確かに、このブロンソンがバットマンと対決したほーが、よっぽどオモシロいことになっていただろう。
 ただ、厄介なのは、キャラ的に「ジョーカー」っぽいんだよな。。。

 なので、
 ある日、ニュースでジョーカーが捕まったと知ったブロンソンは、ゴッサムシティを訪(以下、妄想が続く…)


○『ギャンブラー ニコラス・ウィンディング・レフンの苦悩』

 オマケで、レフン監督のドキュメンタリーも観たよ。
 時期的には『ブロンソン』、『ヴァルハラ・ライジング』を撮る以前のもので、
 半生を語るとか、バイオグラフィーを辿るとかじゃなくて、
 現在進行形の姿を追っており、映画制作の資金集めに四苦八苦してるのが、八割。
 借金はいくらだ、
 融資はあるのか、銀行だ、会計士だと、
 内容的には殆ど『プッシャー』と変わらないのが、笑えます。
 「『プッシャー』の続編作れば、お金が出来そうだ」とか、かなりぶっちゃけてもおります。

 ギャンブラーなんて言い方は、ちょっとヒドい気もしますが、
 映画監督なんてのは、古今東西、皆、苦労されているのがよくわかりました。
 このあと『ドライヴ』でブレイクするとわかっていると、尚更興味深い。
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by y.k-ybf | 2013-04-21 21:48 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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