『脳内ニューヨーク』、を、観た。


脳内ニューヨーク [DVD]

ポニーキャニオン



 演劇の演出家かな?
 自分のことしか考えられない男が、妻と娘に逃げられて、
 そのショックから心の内面を具現化するよーな舞台を作ろーとするんだけど、
 次第に構想が暴走し、一つの街そのものを再現する巨大なものとなり…。
 とゆー、
 リハビリ映画っぽいんだけど、じつは、と…。

 劇中劇は、メタ構造化してゆき、
 「自分」もキャスティングされ、現実で起きた出来事も反映されて、
 さらには「監督役の自分」まで登場し、いよいよ現実と虚構の境目があやふやになってくる。
 それは主人公の精神状態、心理を投影しており、
 要するに、ぜんぜん回復してないんだよな、このヒト。
 不幸と云えば不幸だし、自滅と云えば、そーともおもえる。
 テーマ的には、
 様々な人々の、それぞれの人生があって、僕もその一つなんだと気付くシークエンスがあって、
 普通ならそこがピークなんだけど、そこで終わらせてくれないのが、この映画。
 そっから先の、
 取り返しのつかない、それでも続く物語を見せてくれる。
 そして迎えるラストには、切なさと安堵が交錯する、奇妙な到達感がありました。
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by y.k-ybf | 2013-04-22 22:40 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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