『ヘルタースケルター』、を、観た。


ヘルタースケルター スペシャル・エディション(2枚組) [DVD]

Happinet(SB)(D)



 1996年にコミック化された岡崎京子のマンガを、2012年に蜷川実花が実写映画化。
 沢尻エリカが主演で、大胆なヌードを披露して話題になりやしたね。
 原作は読んだよーな、読んでないよーな、朧気な記憶の中。
 一時期、岡崎京子にハマって読み漁った頃もあったんだけど。。。

 で、
 映画の方を、観たわけですけど、
 まず、エリカ様の体当たりっぷりは見事なものでしたよ。
 実際、脱いでるのは前半だけで、あとは下着までって感じだけど。
 しかしヌードやって、濡れ場もやって、こんな得もないキャラクターまで演じて、
 日本アカデミーの主演女優賞ぐらい、貰って妥当ですよ。
 正直、演技に関してはまーまーなんだけど、そーゆーキャラだからなぁ。
 他では、窪塚洋介が良かったですね。
 都市伝説みたいなスターっぽいスター役が、妙にハマっておりました。

 しかし、映画としてのおもしろさは、ゼロに近いな。
 蜷川実花の映像作品としてはとてもおもしろいんだけど、映画はカラカラのカラッポで、
 たぶんちゃんと編集すれば四十分ぐらいにまとまるんじゃないかな。
 なんでそーなったかってーと、
 おそらくだけど、
 原作コミックをそのまんま映画にしちゃったから、じゃないかなー?
 岡崎京子のマンガを読んだことがある方には伝わるとおもうけど、
 彼女の作品は個性が強く、スタイルやモードを大切にするタイプで、決して「マンガ」が巧いわけではない。
 つまり、
 マンガとしての表現に特化した作家であり作品なので、
 それをそのまんま映像にしてしまうと、そりゃおかしくなるわけなのだ。
 (逆に、そこまで再現できたと評価するべきか。)
 また原作は後期の発表作になるので、
 まー、ここは意見が分かれるとおもうけど、ストーリー性が弱いんだよな。物語に興味が向いてないから。
 言い換えるなら、九十年代の空気から生まれた作品であると。
 なので、
 女子高生の狂騒に包まれた、九十年代丸出しの作りも、ある意味正しいのだろうな。
 (あゆの曲の使い方は、ヒドかったけどな。会社の都合か監督のエゴかしらんけど。)

 と、ゆー、
 かなりホメポイントを挙げたつもりの、映画でしたよ。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-06-01 22:30 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧