映画のまとめ 『ジョン・カーター』、とか。三本。


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 まず、ちょっと調べてみたのだが、
 興行で大ゴケして赤字になったってのは正しくなくて、
 北米ではヒットしたとは言えないけれど、海外ではそれなりにヒットしておりまして、
 実際の損失も少なく、続編の予定もあるみたいですよ?
 そんな『ジョン・カーター』。

 古典SFが原作で、
 長らく映画化を計画されながらも、実現できずにいたそーではないですか、ジョン・カーター。可哀想なヒト。
 大概、そーゆー作品ってのはテーマが大きすぎ広すぎ社会的すぎて、
 映画用にまとめ切れないのが原因だったりしますね。
 ジョン・カーターの場合、シリーズも長いから、
 いくつかに分けてのその一部の一作だから、まあ、うん、な?

 さて、『ジョン・カーター』。
 タイトルなー、タイトルがなー。
 最後まで観ると、このタイトルの意味も納得できるんだけど、
 原作を知らないヒトがパッと見ると、まずインパクトがない。
 こーゆー時こそ頑張って、会社の方が、気の利いた邦題を付ければいいのに。
 どーして余計な邦題は考えるのに、こーゆー時は働かないんだろ?

 で、感想はね、
 んー、ジョン・カーターがピョンピョン跳ねて、楽しかったですよ。
 亜種の造形も良かったし。
 でもねー、及第点止まりとゆーか、
 ネガティブな印象はなくても、期待以上もない、ってゆーの?
 点数で表現すると、55点。
 55点な映画。

 原作は読んでないので比較はできないけど、
 ほら、ネタ元なのに、意外と地味だなって、あの感覚。アレ。


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 以前、町山さんがラジオで紹介されていた、
 「火炎を放射しながら走る改造車」が出る映画は、コレだったのか!
 そのビジュアルを見た者なら、誰もがおもふだろーけど、こんな映画なのか! と。
 中二か! と。
 オープニングからいきなり、ヒューマンガス様とか宣うし。
 (ヒューマンガス様とは、『マッドマックス2』に出てきた、
  マッチョなボディにホッケーマスク、ボンテージっつー、世紀末テイスト溢れるステキな悪役のこと。)
 中二か!

 そんで、『ドライヴ』みたいな感じかな?
 大金奪って逃走でもするのかな? もしくは、本当に『マッドマックス』な世界が始まるのか!?
 と、モヤモヤ期待しながら観ていたら、
 なんとびっくり、恋愛映画だったとゆーね。
 いろんな意味で、中二か!

 ま、その意外性もおもしろかったんだけど、全体に緊張感を与えているのは、独特な色彩感覚。
 なんでも、
 火を噴く車も実際に作ったけど、撮影に使用したカメラも自作してるそーで、
 色や露光、画面の歪みなど、機械的なエフェクトとはまた違う効果がでておりまして、
 リアルなよーにも、幻想的なよーにも見えるから、不思議な気分になるんですな。
 とてもおもしろい作品を作る、監督さんだなとおもいますよ。


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 ここまでタランティーノを模倣した監督さんって、なかなかいないんじゃないの?
 ってぐらい、
 タランティーノ風な映画でしたよ。模倣犯ですよ。

 カットの割り方、時系列バラバラにしたり、時間を戻して繰り返したり、
 長くて蘊蓄がありそーな喋り、
 音楽、女のズベ感、銃を構えて三竦みまで、見事に模倣されていて、見事に劣化しておりました。
 全部が全部。

 あのエンディングも、『ジャッキー・ブラウン』か?
 流してる音楽がどれも狙いすぎで、ちっともカッコ良くねぇーんだよ!
 しかもブルース・ウィルスがひょっこり出てやがって、またその使い方が巧くなくてねぇ…。

 それ観たよ! タランティーノの映画で!!
 って感じの、ストレートなツッコミを入れたくなりますが、
 ここまでソックリにやってくれてるので、まあまあに仕上がってるのが、また腹立たしい。
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by y.k-ybf | 2013-06-19 00:02 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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