映画のまとめ 『グラディエーター』、とか。四本。


グラディエーター デラックス・コレクターズ・エディション [DVD]

ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント



 やっと『グラディエーター』を観た。もう十年以上前の映画なのだね。

 巨大なコロッセオ、迫力ある戦闘シーン、男たちのドラマと、
 見所は沢山ありますが、やはり十年経ってしまうと、あの結末が少し物足りなく感じてしまいます。
 悪役のホアキン・フェニックスも、
 もっと狂気的とゆーか、暴君的なものを想定してたんだけど、、、ちょっと可哀想におもえてしまった。

 とはゆーものの、
 評価通りの、おもしろい映画でしたよ。


戦場でワルツを 完全版 [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 レバノン内戦についてのドキュメンタリーを、アニメで描くとゆー、異色な作品。
 しかもFLASHアニメのよーな作り、アメコミみたいなタッチで、実に奇妙な感覚を味わえる。
 現実と虚構の狭間とは、戦場の空気に通じるのかもな。
 と、
 大袈裟に膨らませてみましたが、
 アニメでやるドキュメンタリーは、これも有効な手段の一つだなと、おもいましたよ。

 雰囲気は、『地獄の黙示録』っぽいぽい。


冬の嵐 [DVD]

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 1987年の映画で、
 売れない女優がオーディションに受かり、怪しい館へと連れて行かれ…、
 とゆー、かなり王道なサスペンスなんだけど…。

 あくまで勝手な想像なのだが、
 じつはコレって、コメディ調のサスペンスをやろーとして失敗したんじゃないのかな?
 キャストのオーバーアクション気味な演技や、
 折角の恐怖ポイントも演出で無駄になったり、
 最初のオーディションのシーンも、あとから考えると変だし。
 87年の作品にしては垢抜けてないとゆーか、古いとゆーか。
 意図的な気もするんだけどね。

 と、散々な言い方をしましたが、
 ストーリーはおもしろかったので、リメイクとか向いてるかも。


○『偉大なるX』

 最後に、ソフト化されてないよーな、1948年の、日本映画。
 今から65年前の作品です。まだ、わたくしも生まれてないな。
 監督は、大庭秀雄。脚本が新藤兼人。

 とある小説家が、
 突然、「偉大なるXの思想」なるものを思い付き、
 その理想的社会実現のため、周囲を説教してまわるうちに、事態はおもわぬ広がりを見せ始め…、
 とゆー、
 すっごい妄想狂っつーか理想狂の話なんだけど、風刺が利いてて、おもしろかったのですよ。
 まず、Xとゆー人物は存在せず、
 語られるのは、「そのよーな理想をもった人物」としてだけで、その「教え」だけが先に生まれている。
 人々はその存在しないXに戸惑い、翻弄されてゆく。
 思想、宗教の暗喩だろーけど、
 これはもっと本質とゆーか現実的で、
 人々が求めてるものが「教え」ではなく、Xとゆー「ヒト」、「存在」にばかり偏っている。
 まるで何かを恐れるよーに。責任を押し付けるよーに。

 「器」の話かなーと、おもふ。
 いろんなものを、受け止める器。

 映画として厳しいところはあるけど、
 テーマはとても現代的で、古びていない。
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by y.k-ybf | 2013-07-06 09:49 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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