映画のまとめ 『反撥』、とか。三本。


リプルション~反撥~ [DVD]

パイオニアLDC



 この女性(処女)が何を患っているのか、
 具体的な指摘はないが、ざっくりと、鬱病のモラトリアム、なのかなと。
 或いは、何も患っていないのかもな。

 姉、姉の不倫相手の男、
 彼氏気取りの男、仕事の上司、同僚、、、誰も彼女の異変には気付かない。
 大丈夫かと声を掛けても、
 結局、自分の判断を押し付けるだけで、誰も彼女を知ろうとはしない。
 彼女は自分のなかに不安を詰め込み過ぎて、
 幻覚を見るようになり、遂には現実との境を失ってしまう。
 部屋に閉じこもり、わずかな物音に怯え、妄想が渦巻いて溢れる感覚。
 わたくしも子供のころだが、覚えがある。
 昔、住んでいた家は、ろくな鍵も付いていない平屋で、
 夜、電気を消して、布団に入っていると、
 すきま風に戸は揺れて、振動に床は軋み、
 そのたびに泥棒でも入ってきたんじゃないかと、恐ろしくて眠れなかったものだ。
 ありもしない侵入者の影を見つけたことさえある。
 この恐怖は未だ記憶に残っており、『反撥』が描いている幻覚は、まさにその再現のよーにおもえた。
 さらに女性心理からの異性と性への恐怖(と、好奇心)が織り込まれており、
 徹底的に主人公の女性を追い詰める。

 監督は、ロマン・ポランスキー。
 サディスティックのプロみたいな追い込みは、見事でございます。
 ラスト、投げっぱなしてるよーにもおもえるのだが、
 女性の眼球がチラッと動くのは、意思はあるよって、ことなのかなー…?

 おそろしい。


ハードキャンディ デラックス版 [DVD]

ジェネオン エンタテインメント



 出会い系で呼び出された女の子が、
 男に連れられ、監禁されて…とゆーサスペンスかとおもったら、逆だった。そんなお話。

 男性が観ると、下半身がキューーーッとなります。

 しかし、この女の子がエキセントリック過ぎるとゆーか、
 ある年代特有の気持ち悪さがムンムンしてて、なかなか話が頭に入ってこない。
 狂人が思い詰めた言葉を吐いてるよーにしかおもえなくて。

 密室サスペンスとして、たのしめました。


エレクトリック・ミスト -霧の捜査線- [DVD]

アメイジングD.C.



 90年代後半ぐらいの映画かな?
 とおもったら、2009年に公開された、日本未公開の映画。

 トミー・リー・ジョーンズ主演の、
 ハードボイルドモノな、殺人事件を追うストーリーなんだけど、なんか、ヘン。
 全部がギコチないとゆー、90年代臭く感じたのもそのへんで、
 古くはないけど新しさもない、
 スタイルだけは残ってるけど、ストーリーは捻り過ぎたのか、シンプルなのに分かり難くなっている。
 南軍の将軍の霊を見た、
 とか言い始めたときは、どーなっちゃうんだろとおもったが、
 意外にストレートな展開になるし、オカルトチックな部分も消えないし、
 変わった映画だなーと、おもいましたよ。

 なんだ、この感想w
[PR]
by y.k-ybf | 2013-07-06 10:02 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧