映画のまとめ 『バイオハザードV リトリビューション 』、とか。五本。
2013年 08月 19日
シリーズも五作目となる「バイオハザード」。
毎回、ハッチャけ過ぎてて、
どんなストーリーなのか、
誰が生きているのか、死んでいるのか、ミラなのか、ヴィッチなのか、わからなくなっておりますが、
いいんだよ、バイオなんだから!
アメリカの住宅地、その長閑な日常の風景に、突然ゾンビが現れてー、
ってシーンは、
リメイクされた『ドーン・オブ・ザ・デッド』にそっくりでしたが、いいんだよ、バイオなんだから!!
中島美嘉が、どーでもいい脇ゾンビ役で復活したり、一作目で死んだ方々がクローン技術で甦ります。
バイオだから!!!
東京ステージとか、モスクワステージとか、
ゲームを原作としながらも、映画独自の路線を歩んできたシリーズが、
ここで唐突にゲームっぽい展開を入れてきましたが、至って平穏に受け入れられる。
だって、バイオなんだから。
ネタが切れたのか、オールスターか総集編のつもりなのかと、そんなヤボは云いません。
アリスとジルの女子プロレスが始まっても、
必殺シリーズのレントゲン写真みたいのが出ても、
金髪のウェスカーがでっぷりしててソックリさん未満になっていても、
で、結局、この話ってなんなの?
と、
思考が完全停止するラストを迎えても、、、いいんだよ、バイオなんだから!!!!
アメリカ西部劇の名作、代名詞的な作品ですね。
子供の頃、
テレビでは西部劇ばっかり放映してたので、観た気もするのだが、
改めて観てみたのですよ、『荒野の七人』。
原典が黒澤明の『七人の侍』だとゆーのは有名な話ですが、
そのまんまだなってところもあれば、だいぶ変えたなってところもあり、
その辺、興味も惹かれましたが、後半の展開は今の感覚だと、どーしてもグダグダにおもえてしまうな。
七人のガンマンのキャラも、もっと活かせたろーになー、とか。
五十年以上前の作品に云うことではないが。
あ、んで、チャールズ・ブロンソンも出ていたのだね。
ヒゲがないから、気付かなかったわ。
この映画が大ヒットして、
イタリアでは『荒野の用心棒』が作られて、
マカロニ・ウエスタンが生まれ、クリント・イーストウッドが世に出るのだから、
映画史的にも偉大な作品であるのは、間違いないだろう。
イラク戦争の口実として、
核を含む大量破壊兵器の存在を探るCIAのメンバーは、
綿密な調査の結果、「存在は確定できず」と報告するが、
アメリカ政府の公表は事実とは異なり、「疑いアリ」として開戦へ踏み切ってしまう。
それに対して、CIAで調査を担当したメンバーは新聞に反論を発表するが、
逆に裏切り者として報復の対象にされてしまい…、
とゆー、エイガみたいな実話がベースの映画。
要するに、
CIAに所属するスパイが、「イラクに核とかなかったよー」、って報告したのに、
政府は、「核とか持ってるかもよ? マジで」、とか言い出したので、
「何言ってんの、自分? マジ有り得ないんだけど」、って反論したら、
「スパイのくせに、飼い主に噛みつくんじゃねぇよ」と、
世界中に本名までバラされて、全てのスパイ活動を台無しにされた上、命まで狙われる、
とゆー、お話だ。
おもわず粗筋を二回も繰り返してしまったが、
結果、どんな世界になってしまったか、説明の必要はないだろう。
ホントに酷い話だ。
映画として分かり難い箇所もあるが、
如何に、あの時、世界は狂気の中にいたのか(当然、日本も含まれている)がわかるので、
ウキウキしながら観るがいい。
スティーブン・キングの短編が原作とゆーわけで、
まあ、全てがモダンホラーの定番そのもので、
何一つ殻を破らず、終わっております。
ストーリーも中途半端だし。
以前にも映像化されたよーで、
あらすじを読むかぎり、そっちのほーがオモシロそうでした。
ピンヘッド、back again!
っつーことで、
もー何作目になるか知らんけど、『ヘル・レイザー』がリブート気味に帰ってきたよ。
いろいろと曖昧なのは、そもそもが曖昧なジャンルだからだ!
仕切り直しってことで、一作目をおもわせるシンプルさは、良。
前シリーズにあった、ゴシック・ファンタジーみたいな幻想が無いのは、ちと残念。
これ単品で楽しめるかと云えば、
返答に困るが、悪くはないと、おもいますよ。
でも、次、あるのかな?