映画のまとめ 『テレフォン』、とか。四本。


○ 『テレフォン』

 ありゃ、ソフトが見付からない。

 チャールズ・ブロンソン主演、ドン・シーゲル監督の、『テレフォン』。
 こんな贅沢な組み合わせがあったのだね。

 ソ連が極秘にアメリカへ送り込んだ、一種の人間爆弾「テレフォン」。
 しかし政局は変わり、その必要性も無くなろうとした時、何者かによって「テレフォン」が暴走を始めて…。
 とゆー、
 スパイ・サスペンス、でいいのかな、そんな映画。

 ブロンソンはソ連の凄腕エージェントみたいな役で、
 金髪のアメリカ女と一緒に、犯人の捜索&抹殺をするのです。サーチ&デストロイ。
 この「テレフォン」ってのは、
 電話でも直接でもいいから、ある言葉(フロイトの詩みたいですね)を聞かせられると、
 予め記憶にインプットしてあるターゲットへ向かい、自爆テロを行うとゆー、恐ろしさもの。
 この描写がスリルもあり、どこかユーモアもあって、とても良かった。
 爆破シーンも、しっかり燃やしとるし。

 んで、エンディングがまた洒落てて、素敵でしたね。
 これは『メカニック』とか好きなヒトなら、ハマるとおもいますよ。オススメ。


宇宙人王さんとの遭遇 [DVD]

アメイジングD.C.



 ふざけたタイトルなんだけど、
 中身はもっとシニカルな、うーん、SF?

 かなり、どストレートな宇宙人が出てくるんだけど、名前が王さん。
 昔のね、スパイスが効いてた頃の『世にも奇妙な物語』とか好きなヒト向きかも。
 お腹、キリキリするぐらい後味悪いけど。


わらの犬 [DVD]

ソニー・ピクチャーズエンタテインメント



 オリジナルは、サム・ペキンパーが71年に作ったもので、これはそのリメイク。
 舞台もアメリカに移してある。
 ペキンパー版を観た記憶も何となくありまして、
 おーコレコレ、などと既視感があるので、オリジナルを尊重したリメイク、なんでしょう?

 田舎に引っ越してきた都会の夫婦が、
 うまく馴染めないうちに周囲の反感を買ってしまい…、とゆー、
 小さな町のサークルを世界の秩序にしてしまう、田舎の独善的な恐怖を描いた作品なのだが、
 そこを比較してみると、
 リメイク版は、土地っつーか個人の問題に置き換えている部分が多いな。
 「それはオマエが最悪なだけ」ってのに。
 問題としては、世界中、どこの町でも、どこの村でも起こりうることで、
 そこに人間の隠れた暴力性についても描いており、
 もー、ホラー映画に近いですね。


シャイニング 特別版 コンチネンタル・バージョン [DVD]

ワーナー・ホーム・ビデオ



 スタンリー・キューブリックの『シャイニング』を、久しぶりに観たの。
 あの有名な血の洪水や、双子の姉妹のインパクトがやたら強い印象だったんだけど、
 それはあくまで一部分。
 改めて観ると、
 オゾマシイ呪いが~、とか、そんなでもない。
 タネはいくつも散りばめてあって、怖ろしいシーンもいっぱいあるんだけど、
 そこに具体性は感じられないし、作品の意図も違う気がする。
 そもそも舞台となる、このバカでかくて古いホテルが、何より恐いんだよ。
 つか、明らかに主役は、このホテルだよね。

 ジャック・ニコルソンは、最初っから目つきが尋常じゃない。
 よく管理人に選んだなっておもふ。
 そしたら、酒癖悪くて、故意ではない(らしい)けど、子供に怪我させたって設定があって、
 そーゆーヒトなんだなー、と。
 ガイコツみたいな奥さんも、今観ると、リアルで、これはコレでキュートですね。

 あ、
 で、この終わらせ方は、やっぱり誤解されるだろーなと、おもいましたよ。
 わたくしは、嫌いではないのですが。
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by y.k-ybf | 2013-09-01 11:07 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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