映画のまとめ。 『籠の中の乙女』、とか。五本。


Dogtooth [Blu-ray] (2011) [Import]



 や、びっくり。
 コレってアマゾンだと、アダルト対象になるのね。

 自閉的な理想、或いは正義が、
 如何に恐ろしくイビツで滑稽であるか、潔癖さを求める現代への見事な風刺でありました。
 極端に描いてるけど、
 あながち有り得ない話でもないし、意外に身近な問題の気がするよ。

 世間の悪い影響から守るため、
 家の敷地を壁で囲い、三人の子供を無菌状態で育てている家族。
 しかし青年へと成長した子供たちは、、、。
 とゆー、
 イノセント暴発エイガなのだが、
 ま、なんつーか、
 若い子らは、「クソみてえな親だな」とおもうのだろう。
 でも、この親が抱える不安も、わからないでもない。
 そのやり方にはまったく同意できないが、世の中への疑心と恐怖は、誰にでもあるものだろう。
 それが自分自身の弱さが生むものであろーとも。

 なので、
 壁をぶっ壊せ! ってよりも、
 力を合わせて家族一緒に外へ出ればいいのになと、おもって観ておりました。
 (この映画の結末も、好きだけど。

 それはさておき、
 そんな家族の「秩序」に亀裂を入れるのが、「映画」だとゆーのが、いい。
 ビデオで観た映画が、子供に生きる力を芽生えさせるとゆー。
 しかも、その作品が…ってのは、観てのお楽しみ。

 ビデオテープを手にくくり付けて、ガシガシ殴るってお仕置きも斬新でしたわw

 あ、あと、意外とボカシが多いw
 だからアダルトになってんだな。

 これ、海外だと丸出しなのかなぁ。すごいなぁ。


ストロベリーナイト DVDコレクターズ・エディション

ポニーキャニオン



 某フジテレビジョンで放送していた、竹内結子主演の刑事ドラマ、の、映画。
 おそらく、完結編。

 女性刑事がリーダーの「姫川班」が、男社会の警察のなかで悪戦苦闘するテレビシリーズは、
 ストーリーもシビアで、独特な犯人像を扱っており、オモシロかったのですよ。
 この映画も、ちゃんとその流れはキープしており、クオリティも下がらず、そこに不満はない。

 が、
 意地悪いツッコミをすると、テレビと同じことをやってると云えばその通りだし、
 面白い話はそっちでやっちゃってるし、
 映画用に切り詰めたりもしてるだろーから、少々唐突に感じられる部分もあるしで、
 分が悪いと云えば悪い、そんなシリーズで、そんな映画だな、とゆー印象。
 武田鉄矢の悪徳刑事っぷりを、もっと観たかったんだけどね。

 携帯が鳴りすぎ、みんな勘が良すぎ、ってのは、ま、些細なことだな。

 あ、それと、
 大沢たかおが、ラーメンズの小林賢太郎に見えて困った。
 いくつかのシーンは、たぶん代役で出てるとおもふ。
 間違いない。(長井秀和の口調で)


ヤバい経済学 [DVD]

角川書店



 経済学ってゆーか、
 データ、数値で世の中の理を紐解いてゆく、ドキュメント映画、だな。

 数年前の、あの騒動より早く、日本の相撲の八百長を暴いたり、
 貧しい家ほどDQNネームを付けたがる、とか、
 学力をアップさせるためにアメは必要なのか、と云った、
 たいへん愉快で興味深い事柄を扱っているので、
 DQNな貴様等も観るがいいよ。
 そして震えて眠れ。


ロンドンゾンビ紀行 [DVD]

アミューズソフトエンタテインメント



 ロンドンの老人ホームがゾンビに襲われます。
 歩行器を使うジジイと、ゾンビの歩く速度がギリ同じってのは、愉快でしたが、でもねー…。

 ブラックコメディってジャンルになるらしいが、
 そのわりにスプラッター描写は、なんだか懐かしいぐらい頑張っており、よく出来ていた。
 CG丸出しなトコもあるけど。
 銃器もわんさか出てきて撃ちまくるし、
 一見、良さそうなんだけど…、ダメでしたわ。

 まず、撮り方がダサい。
 臓物は出しても、血の量が少ない。
 グロい気持ちの悪さが足りないので、怖さにも笑いにも転化できていない。
 ガンアクションも、スローを多用するのは頂けないが、
 それより基本、カメラが人物を中心に見せてるのが、ツマラナイ。
 キャラも、バカばっかりなのはコメディとしてアリだが、
 モタモタ系のバカなので、観ててイライラする。
 バカなら考える前に動けよ!
 ジジイとババアに銃を乱射させるのが、楽しいのか、批評性なのか。よく解りません。

 つかね、
 近年のゾンビ映画は、マニュアルやお約束がそれ自体で作品になるぐらい、
 既に何周も廻ってる使い古したジャンル映画なんだから、
 コメディとゆー体裁ならば、
 頭を撃つとか、噛まれると感染するとか、そんなトコは省いちゃえよ。
 そのくせ、「走らないの?」とか言いやがるし。

 もっと勉強せい。(ゾンビの


ロックアウト (初回数量限定生産 スチールブック仕様) [Blu-ray]

松竹



 リュック・ベンソンが製作に絡んでると聞いただけで、
 アンチ的には、期待値が二段ばかり下がってしまいますが、本作はSFドンパチモノ。

 宇宙に浮かぶ刑務所が占拠され、
 大統領の娘が人質となり、それを救出に、、、
 とゆー、
 そんなストーリーなんだけど、うーーーむ。

 主人公のキャラが、もろにブルース・ウィリス。
 本人にオファーを断られたのか、年齢設定的に無理で諦めたのか。
 物真似を見せられてるよーで、テンションが下がる。

 このダーティーなSF感も『エリジウム』っぽく、
 全体はリメイク版の『トータル・リコール』っぽく、
 展開は『ダイハード』だし、
 戦闘機のアクションは『SPACE BATTLESHIP ヤマト』じゃなくて、『ギャラクティカ』か?

 ま、でも、
 取り入れ方は悪くないし、悪役の凶悪兄弟とか良かったし、ツマラナくはないんだけどね。

 とゆー、
 三年ぐらいで時代に埋もれちゃうよーな映画でした。予感的中。
[PR]
by y.k-ybf | 2013-12-07 10:52 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧