映画のまとめ 『プレミアム・ラッシュ』、とか。三本。
2014年 01月 03日
自転車乗りのメッセンジャー、の、お話。
ストーリーはシンプルで、ほぼ1エピソード。
自転車に乗りっぱなしとゆー、潔さとスピード感に溢れたアクション&サスペンスの快作であります。
余計な粗筋も説明も要らん。ブレーキも要らん。
見るものすべてを記憶する脳と、痛みを感じない身体。
只、感情だけがない。
それが脳男。
…そのネーミングに若干引っかかるのだが、まあよい。
グログロ・バイオレンス映画で、想像してたよりも、たのしめました。
でも、ダークヒーローではないなぁ、コレ。
生田斗真は、とても良く、非人間な役を、しっかり体現しておりました。
車でバンバン弾かれるだけで策無しってのは、どーかとおもいましたが、
嫌な感じの終わり方とか、逃げない姿勢がよい。
でも、松雪泰子はあんなことがあって、またバスに乗ろうとおもうかね?
んで、
江口洋介の、ストレスで頭の回路が焼き切れたよーな刑事とか、
敵役である女子二人組とかは、ちょっとテンプレとゆーか、魅力がイマイチでしたな。
あ、その子がラスボスなんだ? みたいな。
江口の刑事は、雑すぎ。
正義感と熱血漢と体育系と悪徳系とか、いろいろ混ざってるから、
最期のある選択に意外性を感じられない。勿体無い。
とはゆーものの、
邦画としては、かなり攻めた作品ではないでしょうか。
とゆー、まとめ。
日常系…なのかな、コレ。
ブッダとキリストが降臨されて、東京の下町に住み込んじゃうとゆー、人気コミックのアニメ映画。
わたくしは原作も未読で、
作品自体を初めて観たのですが、とてもおもしろかったですよ。
ギャップのコメディですね。
(まさに神様級の)奇跡の聖人ネタが、以外と細かく仕込んであったりしてね。
東映が作ってるだけあって、仮面ライダー関係が妙にしっかりしてたり。
ダラッと観るには、最適。
そんで、森山未來(キリスト)と星野源(ブッダ)が、すんごい巧いの。
つか、ハマり役でした。