2013年、ベスト&ファニー映画。2。


 ファニー映画とは、
 出来があまりにもアレで、
 その人間性や性癖まで疑いたくなる邪悪な何かが、
 二周ぐらいスパイラルして逆に可愛げを感じるよーになる、そんな映画たちのコト。

 要するにワーストなんだけど、可愛らしいとゆー点を、可愛がり精神を、忘れないよーに。

 ファニー映画は、トップ5と、オマケであと5作選びました。
 こちらは新作も含まれています。



 ではまず、五位から。
 ⑤『ガッチャマン

 2013年の新作。
 期待通りのダメ映画だったとゆー意味では、期待通りで、期待以上でした。

 間違えてシリアスに作っちゃった戦隊ヒーローモノとおもえば、少しは納得できるのだが、
 冷静に考えてみるほど、
 なんでこんなものが作られたのか、
 社会って何?
 大人って何? とおもえてくる。
 ので、
 ランクイン。

 初めてゴーリキーに同情できた作品でもある。彼女は悪くない。


 四位。
 ④『ヴァージニア

 丸々モリモリ太ったヴァル・キルマーが、すべてを台無しにしているだけではなく、
 あのコッポラが監督したとゆー衝撃で、ここまでランクアップした。
 他の新人監督が作ったってんならまだ納得できるのだが、
 巨匠と呼ばれるヒトが、手を抜いたとしても、作っちゃいけないレベルだよ、コレ。

 エル・ファニングを撮りたかったにしても、出番、多くないしなぁ。


 三位。
 ③『R100

 13年の新作。
 これもやはり、あの松本人志が…、とゆー。。。

 映画監督としてはさておき、
 「笑い」の部分で、
 詰まらない、笑えない、古いネタの使い回しと焼き直し、と、随分な汚点が付いた。
 はっきり云うが、これは深刻である。

 映像作品的には悪いとおもわないが、
 それを邪魔しているのが「笑い」だとゆーのが、古くからのファンには複雑なのだ。

 素直にコント作品にすれば、いいのにね。


 二位。
 ②『レンタネコ

 そのダメっぷりで、某所でも話題にもなった本作。
 噂に違わぬダメっぷりに、何度も挫折しそうになった。

 感想の方では、今更感もあるので細かい指摘は避けたが、
 改めて挙げると、
 ネコがメインなのに、あまり可愛らしく撮られていない。
 インサートされる映像がぶつ切りで、心霊ビデオみたい。
 レンタルネコとゆー商売が若干虐待してるよーにおもえる。つか、商売ですらない。
 四部構成のオムニバスで、
 ネタを重ねる、お笑いでゆー「天ドン」をかましてくるのだが、ぜんぜんおもしろくない。
 おもしろくない。
 四つ目の最後のエピソードでやっと話が進行し、イイトコロもあるのだが、すぐ終わる。
 無味のガムを二時間噛み続けたら、ふっと味が湧いて、すぐ消える感じ。
 苦行。
 そして、隣の悪態をついてくるお婆ちゃん役を、小林克也が演じてるってのが、もーね。
 そっちかい、と。
 月曜ドラマランドかい、と。

 ざっと挙げるだけで、こんだけある。
 しかも癒やしを題材にしてるのに、全体がダウナー系なんだな。
 どんよりしてるので、ホント、終わるとホッとする。


 そして、ファニー映画、一位。
 ①『BANDAGE バンデイジ

 個人的に、音楽を扱う作品には厳しくなってしまうのだが、
 これは輪をかけて、
 っつーか、論外っつーか、
 何をやりたいのかサッパリわからんかった。
 ティーン向けの恋愛少女漫画だよと云われたら、そりゃそーかもしれんけど、それでいいのか、と。
 ホントに音楽業界への悪意なら、赤西仁と北乃きいもいい迷惑だろうに。

 一位に選んだ理由は、やはりボリュームかな。
 いろ~んな意味での、ボリュームに圧倒されました。
 そのわりに底は浅く、何も残らない。
 小林武史が監督なのに、
 音楽関係が、とくにライブシーンがあの程度ってのも、問題だとおもふよ。
 ファンタジー映画だとしても、『CHECKERS IN TAN TAN たぬき』の方がまだマシだろう。



 以上が、ファニー映画トップ5。
 でしたが、
 ベスト編と合わせて、オマケの五本も選んでみました。

 ○『4:44 地球最期の日

 映さない系の、シチュエーション・スリラー。
 そのくせ文系を気取って何かを語り始める、嫌いなタイプの作品なので。


 ○『アパリション -悪霊-

 ホラーの作り方が、まるで分かってないので。


 ○『シャーク・ナイト

 本編はまだ我慢できても、
 最後の、主要キャストによるラップ悪ふざけが極寒だったので。


 ○『月光ノ仮面

 おもしろい…と、云いたいところなのだが、
 ここに仕組まれた不可解さを楽しめなかった。
 ちょっと「分かり難さ」に頼りすぎで、不快さばかり残ってしまった、ので。


 ○『TIME/タイム

 篠田麻里子の吹替がヒドいと話題なったが、そもそも作品のクオリティが低い。
 寿命の数値化って設定に無理があるのに、支配階級まで加えて、さらに混迷している。
 収拾がついてない。

 只のB級ですよ、コレ。篠田の吹替も、ヒドいけど。



 以上、
 ファニー映画トップ5&オマケ5でした。



 ここまで読んで頂いた方へ、ありがとうございました。
 本年もよろしくお願いします。
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by y.k-ybf | 2014-01-09 00:35 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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