新・ジャッキー・チェンの、映画を、観た。四本。


 お久しぶりの、ジャッキー・チェン特集です。
 今回は新しめの四本。
 最初に云っておくが、微妙だぞ。。。


酔拳2 ― スペシャル・エディション 2枚組 [DVD]

ジャッキー・チェン,アニタ・ムイ/ワーナー・ホーム・ビデオ

undefined


 94年の作品。

 地上波で放送したものなので完全ではないのだが、
 やっとこさジャッキー・チェンの『酔拳2』を観ることができた。
 この映画は、本格クンフー時代劇モノとしては約十年ぶり。
 それ以降、作られていないし、
 ジャッキーも引退してしまったので、最後のクンフー映画とも云えるだろう。
 公開した94年は、「ポリスストーリー」のシリーズを撮り終えた辺りで、
 翌年『レッドブロンクス』で三度目のアメリカ進出へ挑むことになるので、
 一つの区切りとして作ったとも考えられます。
 それと、ワイヤー・アクションが主流となった時代背景もあり、
 生身のアクションを魅せたかったんじゃないかな、とも。
 ジャッキーはCGの使用も、かなり抵抗したらしいからね。

 そんな、『酔拳2』。
 現代的な要素やテクニックも入れてクンフー映画を再現させているが、
 やはり当時の作品を体感してる身としては、どこか物足りなさを感じる。
 主人公のジャッキーが最初から強くて、修行シーンがないのも残念。
 それと、脱がないな、ジャッキー。
 見たいとゆーと誤解を生みそーだが、
 生身の肉体がないってのは、クンフー映画的に、チト寂しい。
 しかし食堂?での、(お約束の)立体空間バトルや、
 ラストの鉄工場でのバトルは、衰えを感じさせない激しいアクションであった。
 火のついたアルコールをぶっかけるシーンなんて、かるく引いたわ。

 ってなわけで、
 これは一作丸ごとファンサービスとして観るのが、吉。
 有名な、二種類あるエンディングに関しては、保留しておきます。


アクシデンタル・スパイ [DVD]

ジャッキー・チェン,ビビアン・スー,キム・ミン/ポニーキャニオン

undefined


 01年の作品。

 アメリカ進出を成功させてからの、香港で製作した映画で、
 ジャッキーらしい、激しく大掛かりなアクションにチャレンジしておりますが。。。

 えーと、
 正義感のつよいセールスマンが、細菌兵器にまつわるスパイ戦に巻き込まれる、
 とゆーストーリーで、意外にもシリアス寄りな作風。
 ストーリーは複雑ではないけど、
 いつもの盛り込み過ぎと語り下手なせいで、分かり難く、魅力が鈍る。そしてテンポが悪い。
 登場人物が多いわりに、
 主人公の味方とゆーかサポートするヒトが極端にいないので、状況の説明&整理が足りてないんだな。
 アクションも中盤から盛り返すが、前半はちょっと、アレ? って感じで、キレが悪かった。
 あとね、
 WOWOWで使われたソフトの問題かもしれんけど、
 画質は粗いわ、色は褪せてるわ、サイズも合ってないわで、
 ダビングしたビデオテープの映像みたいだった。
 デジタルエラーなのか、ヒトの顔が崩れてる部分もあったりしてね。
 ま、放送に使われたものなので、なんとも云えませんが…。
 年代的に、デジタル機材の影響かもな。

 とゆーのが「細かい」ツッコミなんだけど、
 舞台をトルコのイスタンブールに移してからは、いつものジャッキー映画で、楽しめました。
 真っ裸で街中を駆け回る、ちがった意味での危険なアクションもあり、
 クライマックスのトレーラー大暴走とかも、ムチャクチャでスゴい。
 あと、ビビアン・スーが出ております。
 可哀想な役割なんだけど、とてもカワイイらしいですよ。
 んで、
 終わり方がまた変化球で、もしかすると、シリーズ化も視野に入れてたかもな。
 スパイとか好きだからな、ジャッキー。

 はい、そんな、作品でした。


メダリオン [DVD]

ジャッキー・チェン,クレア・フォラーニ,リー・エヴァンス,ジュリアン・サンズ/ポニーキャニオン

undefined


 03年の作品。

 これは、駄作でしたわ。
 映画としてキツいだけじゃなく、ジャッキー映画としてもダメ。
 おそらくファミリー層を想定して作られたんだろーけど、
 調整が甘過ぎで、すべてがユルユルで、ガバガバ。
 ストーリーは詰まらんし、アクションもキレがない。
 これでは子供向けではなく、子供騙しだ。
 テレビドラマの、ヘタクソで笑えないコメディみたい。

 悪党が狙う子供を助けよーとするも、半ばに死んでしまうジャッキーでしたが、
 不思議なメダルの力で、黄・泉・が・え・り。
 スーパーパワーもオマケで身につけて、大活躍!

 さて。
 数え切れないほどのストーリー等のツッコミはスルーしまして、
 いちばん問題なのは、アクション。
 ワイヤーを多く使用しておるのですが、これがまたジャッキーとの相性が最悪。
 アクションがフワフワしちゃって、台無し。
 派手なシーンもフワフワさせるからスピード感がないし、
 迫力もないから緊張感も生まれない。
 悪役に魅力はないし、ストーリーも穴だらけで、笑いもスベってるとゆー、
 も、どーすんのって仕上がりに。
 重要な役割の子役もねー、
 喋らずミステリアスな存在にするんかなーおもたら、突然、普通に喋りだすからな。
 なんじゃーーーい!
 と、なりますよ、さすがに。温厚で世間を騙しているわたくしでも。

 えーーーと、
 いいところ、
 イイトコロは、冒頭の長髪のジャッキーが珍しくて、カッコよかったのと、
 病院で、不死身のカラダを試すのに、メスでグサグサ刺しまくるシーンが、楽しかったです。
 楽しかったのです!


ラッシュアワー3 プレミアム・エディション [DVD]

ジャッキー・チェン,クリス・タッカー,真田広之/ジェネオン エンタテインメント

undefined


 07の作品。

 アメリカ産の大ヒットシリーズ、三作目。
 アメリカで撮影されるジャッキー映画は、アクションに厳しい制約があるため、
 いつものジャッキーらしさが表現されず、消化不良な気分になるが、
 映画作品としては、かなり質が高く、安っぽさがない。
 ジャッキーの役柄にも違和感はないし、入門編には丁度いい作品ではあるが、
 ジャッキー映画的には微妙とゆー、なんとも困ったシリーズなのだ。

 真田広之が出演しており、ジャッキーとの剣戟はさすが、見応えあります。
 うん、
 うーん、あ、クリス・タッカーがいるおかげで、エロ下ネタも多いですね。
 やったね!



 今回は、以上。
 そしたら、あっさりジャッキー復帰しましたな。
 次は、「ポリスストーリー」の新作だって。
 復帰は予想してたが、さすがに早すぎw


[PR]
by y.k-ybf | 2014-03-01 17:26 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


by y.k-ybf
プロフィールを見る
画像一覧