『フライト』、を、観た。


フライト ブルーレイ+DVDセット [Blu-ray]

デンゼル・ワシントン,ドン・チードル,メリッサ・レオ,ジョン・グッドマン,ケリー・ライリー/パラマウント ホーム エンタテインメント ジャパン

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 噂には聞いていたが、トンデもない映画でした。「フライト」だけに。
 旅客機の墜落事故を起こしたパイロットが、
 その責任とトラウマに抗い系とか、そんなんじゃなくて、
 アル中のおっさんが立ち直るかって話なのね。
 日本版の予告だと、陰謀サスペンス風だしな。

 デンゼル・ワシントンの暴れっぷりっつーか、呑みっぷりっつーか、
 ドランク・モンキーっぷりが最高。
 ガロンサイズのペットボトルでラッパ飲み!
 コカイン吸って、メガシャキ!
 重たく、ジメっとなりやすい題材なんだけど、意図的に軽快な作りとなっている。
 主人公の罪悪感の軽さを表現してるかのよーに。

 松本人志が、
 「酒で失敗したヤツには、シラフじゃなくて泥酔した状態で謝罪させろ。
  そーでないと本心が伝わらない」と、よく云っておりましたが、
 まさにそれを地でいってるよーな映画でした。

 んで、音楽の使い方がまたオモシロい。
 有名なトコロだけ挙げると、
 ドラッグを持ち帰ってきたシーンでは、レッチリの「アンダー・ザ・ブリッジ」が流れ、
 やめろと云われた注射器を打つシーンでは、
 ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「スウィート・ジェーン」が流れる。
 「アンダー・ザ・ブリッジ」は、ドラッグを橋の下で買ってたよって歌で、
 「スウィート・ジェーン」は、世の中を憂い、人生は死ぬためにあると歌う。
 デンゼルの友人で、ドラッグを調達してくるデブが現れるシーンには、
 ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」が毎回流れるし、
 病院から逃げ出すよーに退院するシーンでは、
 同じくストーンズの「ギミー・シェルター」が流れる。
 新しい恋人と結ばれるロマンチックなシーンでは、おそらく心情の変化に対してだろう、
 マーヴィン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」が流れる。
 何が起きたんだい? と。
 後半のエレベーターの中で、
 インストで小さく、ビートルズの「ウィズ・ア・リトル・ヘルプ・フロム・マイ・フレンズ」が流れてると気付いたときは、
 さすがにやりすぎだろと、笑ってしまったけれど。
 困った時は友達が助けてくれる~♪ って、そのまんまや。

 んな、
 愉快で、展開も早く、
 最後は感動ってゆーかな、アレはなんて感情なんだろ?
 不思議な気分にさせてくれる映画でした。


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by y.k-ybf | 2014-03-21 00:14 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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