漢字三文字、橋本愛、の、カタカナ三文字、映画、を、観た。二本。


アバター [DVD]

橋本愛,坂田梨香子,水沢奈子,はねゆり,佐野和真/GPミュージアム

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 これは、映画なのか?
 何度となく迷ったが、劇場公開されたよーなので、映画なのだろう。
 主演、橋本愛。
 原作、山田悠介。監督と脚本はよく知らない方なので、省略。
 山田悠介作品ってことで、
 どっかネジの抜けた映画なのだろーと予想はしていたが、それ以上の出来映えであった。

 女子高ではケータイの‘アバター’が大流行!
 そのアバターの美しさで学校のヒエラルキーは形成されていた!!
 トップに君臨するのは、
 金(課金)と権力(恐喝)を駆使してレアアイテムをゲットしまくる、阿波野妙子!!!
 母親から貰ったケータイ(型落ち)を手に、闘え! 阿武隈川道子(橋本愛)!!!!
 父の仇だっ!!!!!

 ざっと、こんな内容でね、シリアスなスリラー。
 コメディじゃないですよ。

 主な舞台は学校で、
 ロケ撮影に使われた校舎、どっかで見たなぁ~とおもたら、すぐに気がついた。
 「ガキの使い」の「笑ってはいけない」で使用された建物ですな。 (おそらく警察編。)
 学校ではケータイのアバター作りが流行っており、その評価が直接、人気とヒエラルキーとなる。
 スマートフォンわ? とか、
 女子高生がアバターに夢中? とか、その辺は、まあいい。
 まだ普及もしてないのだろう。話も進まないし。
 トップに逆らった子は、陰湿なイジメを受けていた。
 汚水が入ったバケツに顔を押し込まれたり(しかも教室の席で)、
 首を帯で絞められたり(しかも黒帯で!)、教師も見てみぬふりで助けてもくれない。
 そんな世も末な異常ワールド。だからヘタなツッコミも無用なのだ。
 レアアイテムが当たり、一躍注目を集める、道子。
 これや! これで逆転や! と、
 イジメられてた子と共謀し、課金の為の資金集めに援交を始めます。
 もっといい方法がある気もしますが、まあ、いいでしょう。橋本愛ですし。
 援交相手(ドランクドラゴンの鈴木拓)とホテルへ入り、
 男がシャワーを浴びてる隙に、財布を抜き取ろうと手を伸ばすと、
 突然シャワールームが開き、何故かパンツ一丁の鈴木拓に腕を掴まれますが、辛くも逃げます。
 (しかし鈴木拓は、なんでパンツ履いたままシャワー浴びてたんでしょね?)
 さて、
 そっからは慣れたもので、着実に援交を重ね、お金だけを抜き取り続けます。
 性交はなかったみたい。やる前に、一服盛ったりしてるから。
 警察とか補導とかも存在しないみたいですね。異常ワールドだから。
 そしてついに、道子は学校のトップになります。
 夜の校庭に集まる、ガスマスクを被った生徒たち。
 その先頭で高らかに勝利宣言をする、道子。
 ああ、学校を制したとゆーイメージ映像か、夢オチかな。
 とおもたら、本当にやってました。
 本当に、生徒にガスマスクを被らせて、整列させて、
 松明焚いて、夜の校庭に忍び込んで、セットアップして、集会したんだって。
 校舎にプロジェクターで自分のアバター写し出して、
 「これがワタシのアバターよっ」ってやったんだって。忍び込んだ学校で。
 も一度云うが、コメディじゃないぞ。
 その後、
 妙子がイケメンを使ったり、教師を使ったり、
 レアアイテムを使ったりして、何度も復讐を仕掛けてきます。
 いまどき珍しい、気概のある頑張り屋さんです。
 最終的には、
 同じ生徒の顔を判別できなくなるまでグチャグチャにしたり(しかも二人)、
 チェンソーを持って襲ってきたりしますけど。

 ってゆーね、
 結局何の話かってーと、「ケータイもほどほどに」。
 標語みたいな、シンプルなテーマ。
 これが原作通りなのか、映画のアレンジなのかは判らんけど、
 とにかく、何もかもが抜けてるか欠けてるモノで出来上がってる作品なんだな。
 異常ワールドっつーか、不思議時空の話。
 なので、
 橋本愛の演技力云々よりも、彼女をちっとも魅力的に映せてないのが気になりました。
 ブサイクな役柄だとしても。
 そいや闇医者(笑)に、アバターと似せて整形してもらうんだけど、
 や、
 まず、アバターをカスタマイズしなさいな。
 ・・・・・ここまで流行ってるサービスなんだから、出来ないはずないよね???

 『仮面ライダー・フォーゼ』と撮影時期が近いせいか、
 坂田梨香子と清水富美加が出演しておるのも嬉しかったが、
 なんと、能年玲奈も出てるのな。チョイ役もいいトコだけど。
 『あまちゃん』よりも先に、橋本愛と共演してたんだな。


アナザー Another DVD スペシャル・エディション

山﨑賢人,橋本愛,加藤あい,袴田吉彦/東宝

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 こちらは橋本愛主演の、ホラー。
 カタカナ三文字のタイトルと、ビジュアル・イメージが似てるので紛らわしい。

 12年の作品で、監督は古澤健。原作が、行人
 単純に『アバター』と比べて、製作費から違うのだろーな。
 かなりしっかりと、映画になっております。

 地方の学校にまつわるフォークロア的なオカルトホラーで、
 あるクラスにかけられた死の呪い、
 それを抑えるために、毎年、クラスメートから一人の「死者」が選ばれていた。
 そこへ事情を知らない転校生が訪れて…。

 とゆーのが、だいたいのストーリー。かなり、だいたい。
 転校生の男子役が、山崎賢人
 「死者」に選ばれた女子が、橋本愛。
 この「死者」ってのは要するに、
 死んだものとする! みたいな係で、学校中からガン無視される存在なのです。
 死んだ者としてな。
 内申書とか、どーすんだろね?

 そんなクラスに、転校生がやってきます。
 そんなクラスに転校生を入れるなよとおもいますが、ま、ちゃんと理由があるのです。
 (ネタバレになるので理由は云えませんが、おそらく関係あるのでしょう。)
 転校生は、眼帯を付けて校内をウロチョロしてる美少女が気になって仕方ありません。
 うん、そりゃ橋本愛が眼帯姿で校内を一人でウロチョロしてたら、100パー気になるわな。
 橋本愛なんだから。
 誰に聞いても知らないと云われ、探し始めるとやめろと云われ、
 三杉淳バリに心臓が弱い転校生は、胸をドキドキさせながら橋本愛を追い掛けまわすのです。
 そしてついに犠牲者が出てしまい・・・ますが、
 それでも橋本愛を追い掛けます。
 コイツには罪悪感とかないのか? 童貞か。
 つか、クラスメートはもっと厳しく転校生に教えてやれよ。
 あの女に近づくと周りの誰かが死ぬって。
 何人も犠牲が出てるのに、変わらず橋本愛とキャッキャしてるからな、コイツ。童貞か。
 童貞がなせる業なのか!

 んで、
 なんやかんやあって、一応、事件も解決。
 そのラスト、大人になった転校生が再び学校に現れて、
 在校生に(余計な)警告を伝えるんだけど、
 これがまたなぁ、
 コイツ、まだ懲りてねえのかって感じにしか見えない。目的すら判らない。
 そもそも呪いの設定がよく理解できないし…。
 仮の「死者」を作ればよかったのに、
 本当に死者が出ても呪いが止まらなかったのは、なんでだろ?
 あとねー、あの精巧な人形が…(キリがないので、省略。)

 そんな、映画でした。
 村社会の規律を描いてるとゆー意味では、ちゃんと恐い雰囲気は作られている。
 只々、
 自分勝手な転校生と、転校生以上に浮いている橋本愛が、ハマっていない。
 橋本愛の使い方は間違ってないとおもふんだけど、ね。


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by y.k-ybf | 2014-03-31 11:10 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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