「伝説巨神イデオン」、を、観た。 スペース・ランナウェイ!


伝説巨神イデオン Blu-ray BOX

塩屋翼/フライングドッグ

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 「伝説巨神イデオン」は、
 富野由悠季監督が「機動戦士ガンダム」の後に作った、全39話のTVアニメ。
 その劇場版である『接触編』と『発動編』の二作は、以前ここでも取り上げましたが、
 今回のはTVシリーズ、本編の方。
 WOWOWで放送されたHDリマスターで全話を観たので、その感想でございます。

 古代文明「イデ」を発掘した地球人と、それを奪おうとする異星人バッフ・クランとの、
 宇宙を翔る壮絶な逃亡劇。
 その根本にあるのは異文化の衝突と、文明の格差が生む、差別と誤解。
 そして銀河に渡る物語でありながら、
 全てはヒトの寛容なき感情と、排他的で独善なエゴが起因となっている。
 激しく負の感情をぶつけ合う人々の姿は、
 滑稽におもえるほど醜く、凶暴であるが、
 これほどニンゲンの心情を深く、濃く描いたアニメーションも珍しいだろう。
 TVシリーズは群像劇の一面もつよく、
 イデオンのメイン・パイロットであるコスモより、
 物語の中心が、宇宙船ソロ・シップの艦長ベスにあるのも、意外な印象であった。
 確か「イデ」と直接的な交流をしたのも彼だし、
 何より異星人の女性と結ばれ、両者の架け橋となる役割も彼だしな。
 んで、もしかすると、
 富野流の「宇宙戦艦ヤマト」をやろーとしたのかな? ともおもったのだが、如何であろうか。
 「ガンダム」は完全に「ヤマト」へのアンチテーゼとして作ったみたいなんだけど。

 画が古いとか、作品として雑だとか、
 今の感覚からするとツラい部分も多いでしょーが、
 観れば気にならないぐらい面白いので、若い子らにも観てほしいなと、おもいますよ。
 そんで、
 こーゆー新作が、また作られると、いいですな。観たいですな。


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by y.k-ybf | 2014-04-22 21:44 | テレビ | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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