映画のまとめ 『隠された記憶』、とか。五本。


隠された記憶 [DVD]

ダニエル・オートゥイユ,ジュリエット・ビノシュ,アニー・ジラルド,ベルナール・ル・コク,ダニエル・デュヴァル/タキコーポレーション

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 とある裕福な家庭に届いた、一本のビデオテープ。
 そこに映されていたのは、隠し撮りされた我が家であった。
 誰の犯行か、その目的もわからぬまま、
 追い詰められると共に、忘れていた記憶が甦り、、、。

 っちゅー、ミステリー。たいへん、楽しめました。
 コワいってゆーか、気持ち悪いタイプの映画でしたけどね。

 あのー、この監督さん、ミヒャエル・ハネケなんだけど、
 次に何が起こるのか、まったく予想できなくて、巧いわあ、凄いわあ、と、感心してしまいました。
 あ、ココは何も起きねえのか、とか、スカシもあったりしてね。うん。

 で、真犯人とラストについてなんだけど。

 ※こっからネタバレに入ります。

 不思議なもんで、
 このモヤモヤとした感じが気持ち良く、あまり気にならないんだな。
 ラストカットの、
 二人の息子が会話してる雰囲気からすると、おそらくこの二人の共謀なんだろう。
 そのカットも、隠し撮りされたカメラじゃないのか? って意見もあったけど、
 だったら二人がフレームアウトしても撮り続けているのはおかしい。
 べつの意味があるのだろう。第三者≠観客、みたいな。
 あと、パパが車で迎えに来たときの、息子の態度もちょっとヘンだしな。
 でで、
 こっからは憶測の話になるけど、
 パパは、うしろめたい過去の影響で、過度の差別意識を持つよーになった。
 ママは、友人と不倫?関係があり、
 息子は、それを疑っている。
 養子になるはずだったアルジェリア人の男性は、
 義母が病気だと知ってたから、おそらく会わなくとも、家の近くには訪れたのだろう。
 ビデオの映像もあるし。
 その息子は、父から話を聞いててもおかしくないし、二人で警察に連行された一件もあるしな。
 ででで、
 多くの感想にあるよーに、
 わたくしもおもふのは、謎の解明はこの作品ではスパイスに過ぎず、
 主題は、疚しさを抱えたニンゲンの姿、であろう。
 パパは過去の罪を忘れたいが為に、逆ギレして脅迫紛いのことをするし、
 ママは、自分の身の潔白を守る(隠す)のに必死だ。(このママが、大概なんだけど。)
 フランスの格差や人種問題も含まれているよーで、
 詳しくないのでそこはスルーするが、
 一つ一つ探ってゆくと、べつの何かが見えてくる意地の悪い作りは、さすがハネケ監督、ですね。


少年 / ユンボギの日記 [DVD]

渡辺文雄,小山明子,阿部哲夫,木下剛志/紀伊國屋書店

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 大島渚監督、69年の作品。
 当たり屋を繰り返しながら、日本全国を巡った「家族」のお話。

 モデルとなった事件もあり、映画の複雑な設定もあるのだが、
 そーゆーのはWikipediaに任せて省略。
 つかね、
 ストーリーも含めて、そのへんはあまりピンとこなかった。
 そーゆーモノではないな、と。

 1969年の日本の風景を切り取る、ロードムービーとしては、最高。
 デザインされた映像が、美しい。


ペイ・フォワード [DVD]

ハーレイ・ジョエル・オスメント,ケビン・スペイシー,ヘレン・ハント/ワーナー・ホーム・ビデオ

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 あー、
 この子役、誰だっけ?
 ハーレイ・ジョエル・オスメント君でございます。

 『シックス・センス』でブレイク、
 スピルバーグの『A.I.』で主演を務める前に出たのが、本作。
 感動モノの良作で、人気もあるみたいなんでヒットもしたんだろー。
 んが、
 どーもコレ以降、作品に恵まれてないっつーか、人気子役お決まりの転落人生を歩んでいるよーで。
 現在の写真がネットでも出回っているんだけど、
 やー…、
 不思議なもんで、顔はそのまんまでも大人になると、こーも魅力って無くなるんだな。。。
 残酷なまでに。

 映画はね、
 「良い行いを次へ渡せ」とゆー思想を課題として広めようと、
 ハーレイ・ジョエル・オスメント君が頑張る、いいお話。
 そーか、草の根的にジワジワ拡大してくのかと想像してたけど、
 意外と強引な手段を取るし、
 しかもママの交際話がメインになったりして、なんかおもてたのと違った。
 せっかく戻ってきたパパ(ジョン・ボン・ジョビ)も、
 妻に新しい恋人はいるわ、子供は話もしてくれないわ、
 居間で寝させられるわ、車はないわ、仕事は見付からないわで、
 そりゃ肩身も狭くなるし、イライラもするよ! 可哀想だよ!
 どーせなら、もっと悪いキャラにしてくれたらいいのに。
 彼はこのまま、許されないのだろーか…。


テイラー・オブ・パナマ [DVD]

ピアース・ブロスナン,ジェフリー・ラッシュ,ジェイミー・リー・カーティス,レオノラ・バレラ/ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

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 ジェームス・ボンドも演じたピアース・ブロスナンが、
 同じMI6のスパイ役を、しかも女癖の悪さでパナマへ左遷されるとゆー役を演じております。
 このキャラクターの比較が、ちょっと面白い。

 で、
 もう一人の主役、「パナマの仕立て屋」が、またヘンな役柄でね、
 彼は虚構だらけの人生を送り、それに怯えている男。
 スパイは、存在が虚構のよーなもので、
 そんな二人が出会うわけですな。


ファイヤー・ウィズ・ファイヤー 炎の誓い [DVD]

ジョシュ・デュアメル,ブルース・ウィリス,ロザリオ・ドーソン,ヴィンセント・ドノフリオ,カーティス・“50セント"・ジャクソン/Happinet(SB)(D)

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 消防士が事件に巻き込まれ、
 証人保護プログラムが適応されるが、命を狙われ続けて、、、。

 とゆー、
 B級ではないけど、ビックタイトルでもない感じ。サスペンス・アクション。

 主演のジョシュ・デュアメルも有名なんだけど、
 そりゃ脇のブルース・ウィルスのが有名だし、箔をつけてますな。
 アクション映画として、いろいろフレッシュなこともやってるし、
 残忍なマフィアのボス役のヴィンセント・ドノフリオが、ホンマに恐ろしかった。
 オープニングもカッコ良かったし、証人保護プログラムがどーゆーモノかもわかったしー。

 只、CGの炎は盛り過ぎだな。

 テレ東が夜の九時から放送するには、丁度いい感じの映画。
 そんな枠、もー無いんだけどな。。。


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by y.k-ybf | 2014-04-24 11:22 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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