とゆーだけで、も、普通の映画など期待できない。
嫌いなタイプの作品ばかりなのに興味を惹かれるのは、完全に監督の罠に掛かったからだろう。
ピアノの女教師エリカは、
厳格な普段の姿とは裏腹に、抑圧された性欲、欲望を持て余していた。
そんな彼女の前に、好意をよせる若い男性が現れて…。
とゆーあらすじだけだと、
恋愛モノか官能モノかとなりそーだが、そのどちらにも傾かず、愚かで哀しい物語となるのが、ハネケ。
これはね、
わたくしはスゴくリアルな、愛憎の映画だとおもいましたよ。
無知で不器用なくせに、自分だけは賢いと思い込んでるニンゲンたちが、想いのままに衝突してゆく。女も男も。
キャッチボールの相手が出来たと喜んで、
本気で160キロの豪速球投げたら、逃げられた。みたいな話なんですが。
一つだけわからなかったのは、エリカが自らカミソリで股間を傷付けるシーンなんだけど。
最初、割礼かとヒヤヒヤしたのだが、
あれは生理を偽装したってことなんかな?
人気シリーズとなった、二日酔い映画。第三弾にして、完結編。
が、しかし。
呑まない、二日酔わない、パーリィらない。
なんだこれわと憤りつつも、
相変わらずの酷くてヒドい笑いと展開に、すっかり楽しく観てしまいましたよ。
これわコレで良し!
バカをやってた時間から醒めた、
とゆー意味では、人生の二日酔い映画ではあるしな。‥‥‥。
エンディングのオマケシーン、あれだけでも十分だわ。
只、
わたくしもやはり、某ラジオのリスナーさんが提案した、
「ダグは、どこだ!?」、で終わってほしかったな。
シリーズの締めとして。
「オー!マイキー」とか作ってたヒトですね。
「オー!マイキー」、大好きでした。
本作は、オムニバス的な形をしておりますが、
そもそも物語るのを放棄した映像作品なので、形とかどーでもいい。
内容も、心底どーでもいいモノなので、
セリフなんか全部抜いて、シャレオツ(死)なミュージックなどを被せて、
そこらの服屋のモニターにでもタダで流してやれば、少しは役に立つんじゃねえの?
この手の作品やアイテムを否定する気はないが、
このコンセプトやアプローチは、工夫のない、詐欺みたいなもんだとおもふよ。
きっと誰かがもっと良いモノを作れるので、
今すぐこの世から消し去っても困らない、何かしらのモノですわ。