映画のまとめ 『きっと ここが帰る場所』、とか。四本。


 ロバート・スミス風のメイクとキャラクターで、
 富と名声はあるけど、リアルタイムには生きていないロックスターを演じる、一応、ロードムービー。

 年老いてもロックスターの姿をやめられない男が、
 父が成し得なかった目的のために、アメリカを旅するお話。
 その目的は、ちと意外だったが。。。

 そんなショーン・ペンに、
 「過去と区切りをつけて、大人になれ」とゆー女性が出てくるが、
 彼女はいつも窓辺に座り、家を出て行った息子の帰りを待ち続けている。
 彼女もまた、過去に捕らわれているのだ。

 この、様々な理由で固く結びついてしまった「過去と現在」が、いくつも形を変えて、作品に織り交ぜてある。
 ヒトが向き合わなければならない、鏡のよーなモノとして。

 しかし正直、
 主人公が選択する、この結末にはスッキリしなかった。
 それを捨ててはダメなんじゃないか、と、おもってしまうのだが、
 変化とゆー成長を拒むのか、と、問われると、答えに困る。
 んが、
 その結論は同時に、この物語を全否定してしまうんじゃないかな…?

 とゆーモヤモヤも感じましたが、
 ショーン・ペン演じるキャラが魅力的でオモロいのと、
 トーキング・ヘッズ、デヴィッド・バーンの楽曲とライブシーンがステキなので、
 このへんの名前に引っ掛かる方には、オススメしたいです。


 ロシア版ゴッドファーザーか、とおもっていたら、
 あまりマフィア関係なくなって、
 おい、どした? と。
 それは前半のフリと、だいぶ違くないか? と。

 ま、そんな話。
 前半は良かったです。


 これはイタリアの刑務所で行われている演劇実習のドキュメント。
 演目はシェークスピアの「ジュリアス・シーザー」。その稽古と、公演をカメラが追う。

 なんて説明を聞くと、
 どんだけバイオレンスな映画なんだとおもふでしょーが、
 これがかなり演出的な撮影をしているので、
 囚人のリアルみたいのは少なく、ほぼ稽古っつーか、刑務所をそのまま使ってのリハーサル。
 おもてたのと違ったが、
 次第に役柄や物語に没頭してゆくと、不意に自身の人生や人間性と重なり、ショックを受ける姿がそこにあった。
 演技の巧さはわからんが、
 凄みは全員完璧っつーかモノホンなので、迫力は内から表現されている。
 その言葉が台詞なのか、心情を吐露したものか、わからない場面もあった。

 ありきたりな言葉になるが、映画や演劇には不思議な力がある。
 何百年前の古典が、現代のニンゲンの心を癒す力が。


○『ギャングバスターズ』

 アマゾンでは扱ってないのかな? 見付からなかった。

 コレは、また邦題がやっちゃったヤツ。
 原題は『THE BAYTOWN OUTLAWS』。ま、こっちがイイってわけでもないが。

 いきなりショットガンでアタマ吹き飛ばしたり、家を間違えて皆殺しにしたりするので、
 一見、ドンパチ犯罪モノかと思いきや、
 最後はハートフルに終わるとゆー、なんとも予想外な映画。
 正直アクションはイマイチっつーか、上手く隠して誤魔化してるレベルなのだが、
 銃器はたくさん出てきて、撃ちまくりますよ。
 娼婦の殺し屋バイカーとか、
 某映画のタンクローリー風な車で追ってくる殺し屋とか、
 マチェーテ風殺し屋とか、
 つか主人公も殺し屋みたいなもんで、ホントにバカな映画だなと、楽しめました。

 そんなことより早くストーリーの説明しろ、ボケカス、とおもふでしょうが、
 んー、よくわかんねえんだよな、コレ。
 養父である警官の手伝いで、ギャング的な奴らを退治してきたバカ三兄弟が、
 子供を助けてくれと、ある女性に頼まれて、、、みたいな話だよ、たぶん。
 キャラがみんな立ち過ぎて、設定が入ってこないんだよ!

 何にも考えず、ゲへへと笑いながら観るには、丁度良い映画でしたよ。
 ゲヘヘ。

 



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by y.k-ybf | 2014-05-22 21:14 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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