『るろうに剣心 伝説の最期編』、を、観た。
2014年 10月 04日
本作は原作の「京都編」からだいぶアレンジされており、、、
と、
ストーリーに絡む枝葉な部分はザッパリと切り落としてある。
その効果でストーリー全体が明確となり、作品のテーマ性も際立っている。
いよいよ「十本刀」が空気になってしまった。
前作の扱いも寂しかったが、今作もろくな活躍はなく、見せ場もなかった。
完全にヤラレ役っつーか、も、ガヤだな。ガヤ。
しかし「十本刀」だけじゃなく、
動くってのは、身体だけじゃなく、心情も含めてだけど、
大きく動いたのって、剣心と蒼紫ぐらいじゃね?
それに加えて、ストーリーの展開まで少ない。
志々雄の船は関東に停まったままだし、一派もそこから動いていない。
剣心は前作のラストで師匠に助けられ、そこで修行してから、捕らわれて、志々雄の船へ向かうだけ。
じつに大胆で、強気なアレンジだが、
砲撃や、船の破壊シーン、砂浜での乱戦も凄いんだけど、
特筆すべきは、剣心の全てのアクション。
生身の説得力と、それを補強する演出と特撮の素晴らしさ。
もね、
まさか、実写で「九頭龍閃」が観られるとはおもわなかったよ!
ホントにやってる!!
志々雄の燃える太刀は、理屈はよく分からんが、圧倒的な迫力があるし。
一作目でネタになるほど評判の悪かった斎藤一の「牙突」も、ちゃんとカッコ良くなってるし。
そーそー、
それと、あの「敬礼」。
原作を知らないヒトは、
不満はあるのだが、