映画のまとめ 『永遠の0』、とか。四本、のよーな、五本。


永遠の0 豪華版(DVD2枚組) 初回生産限定仕様

岡田准一,三浦春馬,井上真央/アミューズソフトエンタテインメント

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 大ヒットしてるわりに、批判の集中砲火も受けていた印象の、山崎貴監督の『永遠の0』。

 まずね、
 「特攻隊を美化している」とゆー点は、分からないわけでもないが主張してるともおもえなかった。
 「批判してない」=「美化している」って考えなら、ちょっと飛躍し過ぎかと。
 確かに作中、日本軍への批判はまさに「0」だったけども。
 なので、
 その辺はあまり気にならなかった。そーゆー軍人さんもいたかもな、ぐらいで。
 むしろ気になったのは、
 「出撃したあと上空へ避難して、戦闘が終わると無傷でスーッと戻ってくる」件。
 要するに敵前逃亡未遂&仲間見殺しなわけで。
 そっちのがヒドくね? っつー。
 はっきりとした否定もフォローもなかったとおもふので、モヤモヤっとしたものが残りましたよ。

 批判と云えば、「現代の若者」批判はしっかりやってましたね。意地の悪い視点で。
 でもその批判は、もちっと上の世代へ向けないとダメな気がするけどね。

 そんで、
 この映画の最大の問題点は、右だ左だ、じゃなくて、
 全部セリフで語らせて、全部画面に映しちゃう、過保護なまでの節操の無さ、だとおもいますよ。説明地獄。
 ホントにねー、この映画に出てくるヒトらは、よく喋るんだ。親切に。
 嬉しかったら「嬉しい!」って、
 悲しかったら「悲しい!」って、音楽もバーンって鳴って、
 [感動ポイント発生中]って見えないランプが点灯して、分かり易く教えてくれる。
 ずっとその調子DAKARA、長いんだよ、この映画わ。

 ラスト、現代の街にゼロ戦を飛ばす、アホらしさ。
 ここまでやらないと観客は解らないって、おもって作ってんだろな、コイツら。
 困ったもんだわ。

 (フォローでもないが、映画自体の出来は悪くなくて、以上の部分に目をつぶれば、楽しめましたよ。)

 100分ぐらいで済む話だとおもふけどね。


 ギリギリ話の筋がわかる程度の認識で、この映画を観たわけです。
 所謂お前が言うなレベルなんで、サラッと云ってしまいますが、
 コレでみんな納得出来たんですかね?
 延ばしに伸ばしたシリーズの完結として。

 正直、わたくしには盛大にサジを投げてるよーに、
 或いは基から結末など考えてもいなかったよーにおもえましたが。
 気のせいデスかね。

 只、
 前後編の二作に分けた、この完結編。
 絶対一本にまとまったよな。
 それぞれ100分にも充たないし、
 だらだらと、ムダなシーンや回想ばっかりで、全力で水増ししてっから。
 ここでも紹介した『ゾンビ・ブライド』と奇作『かまきり婦人~303号室の秘密』の監督さん、山内大輔のセクシー映画。

 ゾンビ・ウィルスが蔓延した後の、日常が戻ってきた世界を描く、
 ちょっと珍し…くもないが、変化球なストーリー。
 生き残って暴れるゾンビを退治する、ハンターの義父と、ゾンビとのハーフの娘の、お話。

 えーと、
 「東京喰種」をスッゴく薄めたよーな話ですが、たぶん偶然でしょうね。
 何かをフォローするわけではなく、ゾンビ的なモノをモチーフにすると、どーしても似ちゃうんだよな。
 で、
 ピンクっつーかセクシー映画なので、致し方ない部分も多々ありますが、悪くなかったですよ。
 オリジナルかどーかは不明ですが、
 ゾンビを退治するのに、鼻からドライバー一を差し込むだけ、とか。
 おお、フレッシュ! とおもいました。

 少なくとも某「ぬ@べ§」のドラマより、よっぽど良くできてますよ。
 つかアレはホントに子供向けじゃなくて子供騙しと(以下、略。)。


人狼ゲーム プレミアム・エディション [DVD]

桜庭ななみ,太賀,竹富聖花,岡山天音,入江甚儀/TCエンタテインメント

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 世間で話題になって流行している、
 とゆー、
 マスコミによる印象操作が印象的な、「人狼ゲーム」。
 テレビジョンで何度か見掛けて、面白そーだなと思いつつ、
 コレ絶対日本じゃ定着しないだろとも、おもたが。
 それはさておき。
 創作素材としてはかなり優秀で、コレを基に、とゆーか、このジャンルを使い回した作品は少なくないですね。
 んだから、映画とも相性はいい。

 そんな、
 まったく期待せずに観た、この『人狼ゲーム』。予想以上に面白かったです。
 こーゆー場合もあるからな、映画わ。
 だから、観ないと。観てみないと。

 只ね、
 この面白さはゲーム自体の面白さであって、映画の魅力とは違うんだな。
 シナリオの粗さは目立つし、不可解な点も多く、展開は少なく、ヒネりもない。
 ネタバレになるけど、謎は解決してないし、完結もしてないからな。
 「バトル・ロワイアル」のネタを流用したのか、「ソウ」シリーズみたいなことをやりたかったのか。
 どちらにしても中途半端で、甘い。
 やるなら、一作目だけは〆て終わらせないと。

 んで、
 所謂会話劇なんだから、もっとちゃんと会話させて組み立てればよかったのに。
 キャラ性やバックボーンが殆ど伝わってこないから、観客としてまったく乗れない。
 一言も喋らない怪しいヤツが、普通にタダ死んだからな。
 実は…とか無いんだ!?
 (コレ、後から仕掛けがあるんかな? 『ソウ』みたいに。)
 で、
 もっとストーリーにツッコんじゃうと、
 妹さんを守りたかったら、
 一番最初に、
 「私とコイツが人狼です。どちらかを最初に指名して、あとから預言者は残った方を占ってみてください」、で、
 最小限の犠牲で妹さんは確実に守れたよね?
 妹さんが勝ち抜く可能性よりも。

 間違ってる?

 それと、預言者は「ヤクザ」、なんかな?
 コイツがすぐに殺されなかったのも、能力を一回しか使わなかったのも疑問なんだけど、なんで?
 そーゆールールだっけ?
 あとさ、毒ぐらいカプセルにしとけよ。面倒だから。
 自分のカードを見せずに、身分を進言するのは、OK?

 とゆーね、
 結局、わたくしルールがよくわかっておりません。
 要するに、「ライアー・ゲーム」の簡略版? とか思い付いても言っちゃダメ!

 にしても、『人狼ゲーム』ってまんまのタイトルは、どーにかならんかったのか。。。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 10:29 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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