『オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主』、と、『ローン・レンジャー』。特に意味もない組み合わせ。


オッド・トーマス 死神と奇妙な救世主 [DVD]

アントン・イェルチン、アディソン・ティムリン、ウィレム・デフォー、ググ・バサ=ロー/東宝

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 これは、ホラー系のサスペンス・コメディ、かな?
 霊感的な能力をもつ、主人公オッド・トーマスの、所謂霊能探偵モノだ。

 死の臭いを嗅ぎつけて、死神のよーに取り憑くモンスターや、
 死者の霊の描写がなかなかフレッシュで、効果的だった。ちゃんと怖かったし。
 コメディ色が若干強く、会話の応酬や説明過多が邪魔くさくも感じて、
 緊張が削がれ、ユルくナメて油断していると、展開の意外な巧妙さと鋭さに驚かされる。
 ラストが、また…。

 とゆー、
 期待しなかった分、逆に楽しめた、ベスト級の作品。
 これは良い拾いモノでした。

 あ、シリーズ化を狙ったよーなエンディングはちょっとがっくりだが、あれも彼女との約束の伏線だからなー。。。


 インディアンのトント役をジョニー・デップが演じているのだが、
 ペイントして顔は隠れてるし、喋りもインディアン訛りだし、彼が演じるメリットがどれほどあるのか。
 あーゆー方なので、本人の希望でこの役を選んだと想像できるが、
 観ている最中、
 ずっと「このインディアン、ジョニー・デップなんだよなぁ」って情報がアタマから離れなかった。
 これはメリットっつーか、ノイズの類に感じられた。
 主役のローン・レンジャーを演じる、アーミー・ハマーの影が薄いとはおもわなかった。
 そこじゃない。
 やはりストーリーの構成がマズくて、無駄に複雑&退屈なシナリオになってんだな、コレ。
 んでメインとなる二人のキャラも、
 二人とも天然ボケだからストーリーに動かされてるだけで、まったく追わないんだな。物語を。
 んだから、場面の印象がまったく残らないので、
 後からどんな話だっけ? と、思い出そうにも、記憶にない。印象がない。
 シナリオの問題、欠陥だと、おもいますよ。

 年老いたトントが子供に語る、とかさ、
 確かに『小さな巨人』風の作品だけど、やってることは『ヤングガン2』だよな。
 それかよ!? って。
 良く云えば、それも含めての西部劇オマージュなんだろーが。

 ま、でもね、
 アクション・シーンに関しては、所々良いのはあって。
 燃える小屋の屋根から白馬に乗って脱出するシーンとか、
 おおっ、っておもったし。
 やはり秀逸だったのは、
 ラストの、あのファンフーレが鳴り始めてからの汽車でのアクション。
 こっから別の映画になったんじゃねーかってぐらい変わる、
 ホント、不思議な映画でしたわ。

 アクションが終わると、また戻るしな。
 なんだ、こりゃ、と。


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by y.k-ybf | 2014-11-27 22:32 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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