『寄生獣』、を、観た。


【チラシ付映画パンフレット】 『寄生獣』 出演:染谷将太.深津絵里.橋本愛

東宝

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 漫画愛好家に「オススメのマンガわ?」と問えば、殆どの口からそのタイトルが挙がるであろう。
 そんなレベルのコミックが、この「寄生獣」。
 それが実写映画化、監督が山崎貴ともなれば、そりゃスペースバトルシップ級な不安が先行しますよ。
 (一足先に放送されたアニメ版が意外に健闘してるし。)

 とりあえず、
 結果から先に云うと、良シ。
 いろいろあるけど、ここまでは、良シ。
 後編へ期待は繋がりました。

 ストーリーはかなり枝を切り落とし、
 シンプルにまとめたとゆーか、省略に近い。
 時間の制限があるので仕方がないトコロだが、
 最良とはおもえないけど、悪くないまとめ方だとはおもふよ。
 刑事を早くから登場させて、警察を動かしたのは、巧い。これでだいぶ後半の展開が楽になるだろう。

 キャラに関しては、最も賛否がわかれるだろう。
 主人公のシンイチは、
 原作と比べて性格が違う、イメージが違う、設定が違う。
 要するに、も、映画オリジナルのキャラクターになっている。
 すべては分かり易さと俳優の特徴を考慮しての変更だとおもえるが、おかげで原作からだいぶ離れてしまったな。
 特に母子家庭になった件と、例の「右手」。
 映画では原作にはない、ある行動が足されているのだが、これが後々余計なコトにならないか、ちと不安である。
 (原作でシンイチは、
  母を亡くし、自ら母の「形」であるものを殺し、
  ミギーによる蘇生の影響もあり、
  母性愛とゆーか人間性が希薄になってゆくのを、ある意外な人物が救う展開になるのだが。
  映画の改変は、そのブレーキになるんじゃないかと。)

 子犬の死のエピソードは、酷かったな。
 あれじゃ要らんわ。
 橋本愛も、もっとオロオロせんと。合成モロわかり。

 んで、
 もう一人の主人公、ミギーもじつは性格、イメージ、設定が変更されてて、
 個人的にはシンイチより受け入れ難かった。
 これは田宮良子を演じた深津絵里もそーなんだけど、
 感情があるなっておもえると、も、違うんだよな。
 特に阿部サダヲのミギーは、声が豊か過ぎる。
 あと、単純に大きいのな、ミギー。
 んで、目立ち過ぎ。バレるだろ、あれじゃ。

 弓のシーンも映画のオリジナルで、
 学校の弓道部を見学したりと、ちゃんと伏線があるのはいいなとおもったけど、
 矢に指紋は残ったよな、アレ。
 刑事が自宅に来たのって、学校の事件の前だよね?

 田宮良子と水族館で会うシーンも、
 Aが警官の制服姿で現れた時は、ポップコーンぶち撒けそーになったよ。
 目立つなっつってんのに。
 只、
 なんで水族館なんだろ? と疑問でしたが、
 寄生生物の発生は深海からって、設定に変更されてるんだな。
 人間以外に寄生したって描写もなくなったので、テーマ的にかなり大きな変更点とも云えるな。
 どー展開させるか、しらんけども。

 とゆー感じなんですが、
 わたくしは一応、巧くやったなと、不安が期待に変わったぐらいの気持ちではあります。
 グロ描写が、意外にしっかりしてたしね。
 問題は、
 母親の件をどーするか、
 ラスト、巧く着地できるのかって、トコロだなぁ。
 シンイチとミギーの性格、変えちゃったからなぁ…。

 そして、ライオンは出てくるのでしょうか?
 後編を楽しみにします。


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by y.k-ybf | 2014-12-04 22:38 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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