2014年、ベスト&ファニー映画。1。(新作)


 皆様、あけましておめでとうございます。
 誰が見ているのか存じ上げませんが、
 本年も、どうぞよろしくお願いいたします。
 (この辺の文章はテンプレで書いてるので、とくに心は込めておりません。)

 さて、
 親指の皹もだいぶ治りましたので、早速、2014年の映画のまとめ。
 ベスト&ファニーをつらつらと駄べりたいとおもいまふ。

 2014年に観た映画の本数は、367本。
 平均で1日一本以上観るとゆー、密かな目標はぎりぎり達成できました。
 短いのや、それもカウントする? みたいな微妙なモノも含まれておりますが、
 一々全部に感想をつけるとゆー苦行でもあったので、許されてやってもいいとおもっているぞ。なんなら。
 今回は、なんとなく順位も付けてトップテンにしてみました。
 新作(劇場で観たモノ)、
 旧作(家で観たモノ)、
 ファニー(ワースト&クズ映画)の三つ。
 三つもあるのかって、
 面倒くさいのはコッチのセリフだっ! と、
 誰に向けていいのかわからない苛立ちを抑えつつ、まとめてみましたよ。


 2014年に劇場で観た映画(主に新作)は、34本。
 総評は後にして、まず順位を。
 と云っても、
 形だけのトップテンであって、ベストテンだとおもって頂きたい。
 とくにトップの3作は、どれが一位でもってぐらい接戦でしたので。



⑩『るろうに剣心 京都大火編/伝説の最期編

 前後編にわかれていたのを、まとめて10位に。
 全体的に残念な部分が少なくない作品ではあるが、
 チャンバラ・アクション映画の圧倒的なクオリティで、ねじ伏せられました。

 十本刀の件は、
 やらなくて正解だったかな、とおもふよーにはなりました。


⑨『紙の月

 もっと順位が上でもかまわんし、
 なんなら『ゴーン・ガール』にすらなれたテーマでもあった。

 やはり宮沢りえはヌードになるべきで、
 もっと醜さと滑稽さを出すべきだった、とは、作品の評価とはべつの個人的見解なのでスルーしてほしい。
 その方向ではない作品なのだから。
 カラーが違うのだ。

 不倫へ踏み切る展開が唐突だって感想をいくつか見掛けて、
 わたくしも同感ではあるが、
 あれは要するに、「パートナーは誰でもよかったから」だと解釈した。
 必要なのは、そこではなかったと。

 公開前の盛り上がりがあり、
 公開中の祭があり、
 そっから少し時間が経っての鑑賞でもあって、
 高く高く伸びたハードルを見上げて、やや不安が期待を上回っておりましたが、ギリギリクリア。
 楽しめた、けど、
 乗り切れなかったのも、事実。
 サントラの情報も、知らなかったほうが盛り上がれたかなぁ…。
 とゆーネガティブな印象がありつつ、それでもってわけですよ。

 あのフレッシュな導入部、アガるタイトル、
 ガジェットの素晴らしさ、キャラの魅力、そしてラストに流れるあの曲&あの曲ですよ!

 こんなにシリーズの続きが楽しみな作品も、久しぶりです。


 これはファウンド・フッテージでありながら、
 群像劇にすることでドラマ性を持たせるだけじゃなく、
 視点も増やして作品の幅も広げたとゆー巧みなアイデアが、高ポイントでした。
 映像と音響も劇場向きだったし。
 ラストの着地点も、印象に残ったな。


⑥『GODZILLA ゴジラ

 トップ3は確実かとおもっていたが、なんやかやとこの位置に落ち着いた。
 歴代のシリーズと比べても、かなり上位に入るほど評価はしておりますが、
 まーやはり、ニンゲンのパートがね。
 怪獣映画的にはスッゴい難しい課題で、本作も悪くはないけど、良くもないとゆー。
 変更された設定や敵怪獣とかは、納得してますよ。
 只、
 「ムートー」って名前はどーにかならんかったんかな。「ジャンジラ」とか。


⑤『アクト・オブ・キリング

 本来なら被害者側から悲劇の事実として語られるべきものを、加害者側の武勇伝として語られる禍々しさ。

 ドキュメンタリーとしても異質な、異様な存在感を放つ作品でした。


④『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー

 マイナスな点を挙げるとするなら、
 「アベンジャーズ」とゆーシリーズの一端であり、単独作品として判断するのが難しいこと。
 ぐらいでね、
 ホントに良くできた、アクション・ヒーロー映画だとおもいますよ。

 ヒーローとゆー理想と、社会とゆー現実。
 そこに実在の「ウォーターゲート事件」とゆー政治をも絡めた上で、
 人命を守るとゆー普遍の理念をテーマに、卓越したアクションとゆー豊かな娯楽作品に仕上げている。
 しかも、
 優れたアート・ワークのヴィジュアルでも楽しめるし、
 ロバート・レッドフォードを重要な役柄にキャスティングすることで、映画史的なリンクまで含めてあるとゆー、
 非の打ち所が見当たらない映画を、4位にしましたよ。


 箱庭映画とゆーと、ファンタジックな理想に満ちた世界を連想するだろーが、
 ウェス・アンダーソン監督はその世界を完璧に閉じてから、
 物語を使い、全力でぶっ壊そーとする。
 こんなモノ、板を釘で打ち付けて絵の具で塗っただけのツクリモノだと。
 ニンゲンはこんな箱には収まらないぞ、と。
 そのジタバタと、ギッコンバッタンする様が、作品の魅力なのだとおもふ。
 幻想と狂気が、ぐるぐる反転しながら共存しているのが。

 普通はその箱庭がまず作れないし、「箱庭」と呼ぶ意欲も足りないんだけどね。

 じつは、ギリギリのギリまで本作が1位だったのですが。。。


②『エクスペンダブルズ3 ワールドミッション

 スタローンの男気っつーかさ、
 こんな映画を作れるなんて! っつー喜びが伝わってくるよーな映画なんだもの。めっちゃヒト殺してるのに。
 本作のポスターが一目瞭然、みんな楽しそーに笑ってる。敵も味方も。

 だけど、未だに同じよーなモノを作ってる、わけじゃない。
 コレは明らかに、今じゃないと作れないモノ、なんだよ。

 アクション・スターと呼ばれた彼らが、
 その若さと、全身全霊を注いで作り上げた、
 あの楽しかった時間は幻でも、間違いでもなかったと証明すると共に、
 その想いを観客にも伝えてくれたのが、
 この『エクスペンダブルズ』とゆーシリーズ、なんだとおもいますよ。


 そして2014年、新作の第1位わ、
①『ゴーン・ガール

 昨年、劇場で最後に観た映画が1位になりました。
 我がコトながら、びっくり。

 単純にすんごい面白い映画だったってのと、
 鑑賞後、アレは何だったのかとゆー考えが止まなかったのが、選んだ理由の一つ。
 感想は何度直してもまとまらず、
 アップした後も、カリカリと書き続けていたり、この映画に魅了されたかのよーな状態となった。
 未だ全貌は掴めずにいるし、
 もし掴んでしまったなら、自分の中の何かがべろんとひっくり返るよーな恐怖さえ感じる、
 そんな映画でありました。
 陳腐な言い回しなら、ミイラ取りがミイラになるよーな。

 この感覚は『ファイト・クラブ』とよく似ているし、延長線上にある作品だとおもいますよ。

 デヴィッド・フィンチャー恐るべし。


 以上、新作トップテンでした。

 14年も間違いなく、新作は豊作でしたよ。
 「仮面ライダー」の映画がちょっと残念だったぐらいで、ガッカリしたのは、殆ど無かったな。
 『ルパン三世』だって、
 リブートの『ロボコップ』だって、そんなに悪くなかったですよ。
 ええ。


 旧作トップテンへと続きます。


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by y.k-ybf | 2015-01-12 11:05 | 映画/100 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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