巨大な会社組織となったヤクザの世界で起こる跡目争いと、警察による侵入捜査。
様々な思惑が衝突し、まさにしのぎを削る抗争へと拡大する。
極道モノとしてはスタンダードな作りではあるが、
スピードある展開と、凄惨な死闘、そして男たちの哀しく沈む輝きと生き様が、見事に描かれている。
まさか『ゴッドファーザー』や『仁義なき戦い』のよーな映画を、今また観ることができるとわ。
いきなりモザイクが出るほど過激な、復讐映画。
トガった内容と演出に期待しながらも、段々と(ストーリー的な)混濁が目立ち、すっかり引き気味。
時系列をいじりすぎて分かり難い。
ターゲットが急に増えたり、
この内容で、そのオチはないだろ、と、期待を下回る出来でした。
過激な描写だけ、やりたかったんかな。
浅い。
半袖ジャケットの裁きの神が、刀をぶんぶん振り回して、罪人の腕を切り落とす!
からの、
カ・ラ・オ・ケ!!
原色のライトがエキセントリックで、アート志向っぽく見えるが、
レフン監督は、むしろ真逆な、ベタなドラマを好むヒトだとおもふな。
地下アイドルブームの中からAKBがアタマ一つ抜き出た頃に、
どーして少女はアイドルに成りたがるのか? とゆー初歩的な疑問にぶち当たった。
その解答は未だぼんやりとしているのだが、
この映画には解答のよーなモノが、ひっそり隠れてる気がした。
隠れているので、云わないが。
それをトップアイドルだった前田敦子が演じているのも、また興味深い。
いい女優さんですよ。
2009年の元日、米サンフランシスコのフルートベール駅のホームで、3歳の娘を持つ22歳の黒人青年が警官に銃殺された事件が起こる。ごく普通の市民にすぎなかった青年が、なぜそのような悲惨な死を遂げたのか、青年の人生最後の1日を描く。
(映画.com)
こーゆー作品に感想を述べるのは難しく、おそらく必要ともしていないので。