POVな映画のまとめ、三本。


 両親の目前で忽然と一人息子が消失する事件が発生した、とある牧場。
 調査に訪れた一行は、更なる怪奇と遭遇する…。

 今では珍しくなくなったばかりか、
 低予算映画の定番になった感のある、このジャンルこのスタイル。
 わたくしは大好物なのでいくらでもおかわりできるのだが、
 それでもまたかと思いつつ観たら、期待以上に楽しめた。

 勿体ぶらず、結構早めに大きく仕掛けてくるし、
 ちゃんと環境や状況を広く、鮮明に映してくれる。
 このストレスフリーな感覚は意外に少なくて、
 展開も早く、次々と怪奇現象が起きる隙の無さが、新鮮でしたよ。

 そして驚愕のラスト、
 超時空・投げっぱなしーーー!!

 あのね、ここまでヤラれると、潔くて気持ちイイよ!
 テーマソングにのって選手が颯爽と入場して、、、そのまま帰ったーーー!! みたいな。な。
 マヂかっ!? と。

 やー痛快痛快。
 シリーズ化してほしいわ。

 不満な点も一応挙げると、
 全体的に人物が浅いままだったのと、秘密を隠してそーなヤツを詰問せず放置してる、とか。
 唐突に不自然な建物が出てくる、とか。
 そのへん、どーにかして欲しかったな。
 んで、
 「音」の迫力がイマイチ。
 このマイナス・ポイントがいちばん大きいな。
 コウモリが落ちるシーンは、もっと本気なヤツを流してほしかった。

 つか、
 イヤイヤそーゆー問題じゃねーだろ、アホか、と普通はおもわれるだろーが、
 わたくしは敢えて、
 そこがイイ、そこがスキ、と、おもふのですよ。

 そーそー、
 「スキンウォーカー」で検索するとすぐにわかりますが、
 オカルト界では有名なトピックで、この映画で取り上げてるエピソードも、実際の記録をモデルにしてるみたい。
 秘密の調査組織とか。

 マヂかっ!?



 こちらは至ってノーマルな出来の、ファウンド・フッテージ、ホラー。

 インドネシアのジャングルに生息するヒョウを保護する為、
 訪れたホニャララが、
 ホニャララしてホニャララする、ホニャララなストーリー。
 登場人物は4、5人程度で、
 舞台はほぼ全編、どこで撮っても同じジャングルの中×昼夜、とゆー楽チンな設定。
 しかも動物観察&保護がメインなので、暗視カメラも定点カメラも不自由なく使えます。

 こりゃ安く手軽に仕上がるわけだ!
 なんて云ってはダメ。
 映画の神様から、バチが当たりますよ。バチが。
 楽しみに観た映画がどれもクソゴミみたいな出来だったり、
 有料で作った会員カードの期限が切れて無効になっていたり、
 座席を予約した劇場が別の劇場だったり(実話)、
 後ろの席に座った子供に髪を毟られたり(実話)、悲惨な目に会うぞ!



 感想?
 クズみてーな映画だったよ。


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 なんと、レニー・ハーリン監督の、ファウンド・フッテージ。
 ご心配なく、ホラーです。
 新しいジャンルも定着すればマイナーはメジャーとなり、量産される。
 拡大されればされるほど、核とゆーモノは見えにくく、薄くなる。

 ソビエトで実際に起きたディアトロフ峠事件を題材としており、
 その研究取材へ向かったアメリカの大学生が残した映像データを云々、とゆー、モキュメンタリーっぽい作り。

 悪くない。
 悪くないけど、面白味もなく進行してゆく。
 まるでオカルトなど興味がないよーに。
 人物の会話や交流はスムーズで、さすがに巧いなとおもふけど、
 そこスルーしちゃうんだ? とか、すんなり辿り着けるんだ? とか。
 どーにも物足りない。
 映像もプロのカメラマンが撮ってるみたいに鮮明で、画角もバッチリ。
 うん、
 それは間違ってないけど、正しくもない。 (設定がプロだとしても。)

 極めてがっかりするのは、
 後半の、ラストへ繋がるある展開。
 も、ここで完全にファウンド・フッテージから劇映画へと変貌してしまう。
 こーなるか、と。
 こーなるわな、と。
 ストーリーが問題ではない。
 急に都市伝説へ傾きだすラストと、あのオチは、、、ま、いいとおもいますよ。
 らしいと云えば、らしいし。
 それよりも、
 抜いちゃいけないものを抜いて、足しちゃいけないものを足す感覚がね、たいへん残念でした。

 そこを工夫するのが、このジャンルなのに!


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by y.k-ybf | 2015-03-27 21:40 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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