映画のまとめ 『呪怨 終わりの始まり』、とか。三本。


呪怨 終わりの始まり [DVD]

佐々木希,青柳翔,トリンドル玲奈,金澤美穂,高橋春織/NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン

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 リブート失敗!
 久しぶりのシリーズ復活ながら焼き直し感がハンパなく、上手くいったとは到底おもえない。
 (正当な続編とも聞きましたが、これから繋がるのでしょうか?)

 何が問題かってーと、怖くないのはホラー映画としては大問題だ。
 映像も演出も、イマイチ怖くない。
 不気味さがまるで表現されていない。
 フローリングの床でヒトを引きずり回しても、遊んでるよーにしか見えないよ。
 空中へ浮くシーンとか、ホントにヒドい。意味もわからんし。
 怖がらせ演出も最後までワンパターンで、クライマックスが真っ昼間ってのも、呆れたよ。
 何がしたいんだろ? と。
 ディテールの汚れも浅く、全体に嫌悪感が薄いから、恐怖へ繋がらない。
 家の中が荒れてるってシーンも、妙に隙間があったりして不自然。
 如何にも荒れてるよーに見せる為の荒らし方、なんだな。
 そして怖くない最大の理由は、
 やはり、俊雄くんのキャラ化による恐怖の摩耗であろう。
 これはシリーズモノなら避けられない事態で、ジェイソンや貞子のよーに、見慣れてしまうと当然、恐怖は弱まる。
 シリーズ作品ってのはその対策に苦慮しながら工夫を施すものなのに、本作にはそれがまるで感じられない。
 (唯一、良いなとおもたのは、電車の中のシーンぐらいか。)
 イヤ。新しい要素として伽椰子がメインになってるだろ、との指摘もあるだろーが、
 イヤイヤ。その伽椰子も弱いんだって。
 それは清水崇がシリーズで散々やった後だし、そもそもそれを上回ってないんだから。
 スイッチを弱にしてどーする。弱に。
 伽椰子について、もちっと云わせてもらふと、
 あの日記はもっと巧い使い方があったろーな。ヴィジュアル的にも。
 「こども」って文字も、あそこは「赤ちゃん」だろ?
 それと象徴的に繰り返し使われる、うずまき。
 ホラー界でうずまきと云えば、伊藤潤二なんだけど、何か関係あるんだろーか?
 つか、許可取ったんかな?
 あと8ミリビデオが出てくるけど、その映像もヒドくてなぁ。。。
 そのカメラで、その画像!? みたいな。
 んで、たいした中身も無いしな。あの程度なら日記だけで十分やろ。

 主演の佐々木希は、、、残念ながら主役扱いとはおもえぬ微妙な役所で、不憫であった。
 もう一人の主役的なトリンドル玲奈は、
 霊感がありそーで何か重要な役割の人物なのかとおもったが、とくに霊感も無く重要でもなく、只の犠牲者の一人であった。
 そして彼女は、ホラー映画に向いてないこともわかった。
 (じゃ、誰が主役かってーと、おそらく伽椰子と俊雄くん。
  我が家に土足で踏み込んで、勝手に押入や屋根裏を覗く奴らを二人が呪い殺す、それが「呪怨」。)

 ホラーに慣れてない、シリーズを初めて観るヒトには丁度いいレベル(怖さ)だろ、
 みたいな意見もあるだろーが、
 イヤイヤイヤ。シリーズなんだから、それこそ矛盾。真っ新なシリーズじゃないんだから。

 とゆー、
 佐々木希とトリンドル玲奈の可愛らしさと、制服のミニスカートぐらいしか見所がない、
 残念な「呪怨」でしたが、
 今年は完結編、「ファイナル」があるそーなので、
 気になる方は、観ておかなくてはならない。な。


ドッペルゲンガー 凍てつく分身 [DVD]

ユルゲン・フォーゲル/アルバトロス

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 ドイツ産の、サスペンス・スリラー、か。
 ある日を境に、自分だけに見える幻の男に悩まされ、追い込まれてゆく。
 彼の正体とわ、理由とわ…。

 ってゆー、そんな感じですわ。
 全編不穏な空気が漂い、鈍い機械音のよーな音楽が鳴る、
 色彩感覚を抜いたレフン監督みたいなタッチの、独特な雰囲気は良し。
 幻覚に悩まされ系ってのは珍しくもなく、
 アイデア次第でまだまだバケるんだけど、その組立がなぁ…。

 主人公の過去と、幻の男ってゆー二つの大きな謎が、
 だいぶ後半まで引っ張られるので、ストーリーが見えてこないモヤモヤ感が勿体なかった。
 ここをもー少しズラしてくれれば、
 主人公への思い入れも深まるし、後のウラをかかれた感も強まるのにぃ!

 ちょっとだけナメてたら系でもあり、面白いストーリーだとおもふんだけども。
 んで、ドイツの俳優さんって、みんな顔恐いのな。



 『女優霊』じゃないよ、『女幽霊』だよ!

 「呪いのビデオ」をネタに、POV撮影を多用するアイデアは日本独自の方向性としてアリだとおもふが、
 それ以上のモノは何も無い。
 ただ一つ、
 主演女優の桁違いなダイコン演技があるだけだ。

 キャーーーッ! (棒

 まさか悲鳴すら棒に聞こえる演技と出会えるとわ。
 兎に角この女優さん、
 感情とゆーモノが一切表現できなくて、
 演技云々以前に、
 普段、どんな生活暮らしてんだろ? と、心配になった。

 も、相手をしてる俳優さんが、いつ怒り出すか笑い出すかと、ヒヤヒヤして目が離せなかったよ!


 あれ、、、なに、この感情?
 まさか、、、。


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by y.k-ybf | 2015-04-08 23:27 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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