映画のまとめ 『それでも夜はあける』、『大統領の執事の涙』、『ダラス・バイヤーズクラブ』。


 ある日、突然拉致された挙げ句、南部で奴隷として売り払われる、地獄のよーな十二年間を描いております。

 「黒人狩り」とゆーものの存在も知らなかったし、
 ついつい、もっと人道的な扱いはなかったのかと考えてしまふが、
 それこそが無知で、エゴなんだろな。
 これが現実だし、実際はもっと悲惨だろーし、
 もし自分が黒人だったら? 南部の白人だったら?
 ともおもふしね。

 突然現れて、理想的なコトを口走るブラッド・ピットには若干イラっとさせられたけど、
 彼が正義ぶって訴えるのではなく、
 恐怖を感じていたのは、現代にも通じる感覚だとおもた。


大統領の執事の涙 [DVD]

フォレスト・ウィテカー,オプラ・ウィンフリー,ジョン・キューザック,ジェーン・フォンダ,アラン・リックマン/KADOKAWA / 角川書店

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 ホワイトハウスで七人の大統領に仕えた、実在の黒人執事のお話。
 『フォレスト・ガンプ』との共通点を指摘された感想を見掛けたが、
 なるへそ、黒人版アメリカ現代史的ではあるけど、どちらかとゆーとガンプ役は執事の長男で。
 黒人の人種問題、公民権運動に関するイベントを次々と起こす長男の捉え方次第で、感想はわかれる気がします。

 わたくしはちょっと、引いたかな?
 イベント盛りだくさんで、さすがに凝縮が過ぎるかな、と。

 白眉なのは、
 キング牧師がホワイトハウスで働く長男の父親、つまり主人公の執事への認識で、
 「白人のなかで誠意をもって働き、人種間の憎しみを溶かした。彼も戦士だ」
 とゆー考えは、
 とても柔軟で大切なものにおもえました。


ダラス・バイヤーズクラブ [DVD]

マシュー・マコノヒー,ジャレッド・レト,ジェニファー・ガーナー,デニス・オヘア,スティーブ・ザーン/Happinet(SB)(D)

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 ここ数年、アメリカ映画は「南部」が裏テーマになってるよーな、気がしないでもない。
 人種差別問題から、南部とゆー風土が生み出す、何か。
 『アメリカン・スナイパー』も南部の男の話でした。
 そして、この『ダラス・バイヤーズ・クラブ』も。

 マシュー・マコノヒーが体重を削って挑んだ姿は、
 悲壮感と共に、生命の渇望を体現していた。
 生きる、
 とゆー闘いの意志は、偏見や差別をも払い除けてゆく。
 痛快さと切なさが同居する、南部の男の生き様を描いた映画。

 マーク・ボランの曲が、また泣かせるのです。




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by y.k-ybf | 2015-06-03 10:39 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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