映画のまとめ 『トランセンデンス』、とか。 四本。


 けがをしたひとやこわれたものをなおしながら、ちきゅうにひろがってゆくおはなしでした。
 さいしょの30ぷんでじょにー・でっぷがしんで、まじかっ!? とおもいました。
 おしまい。

 とゆー、たいへん壮大でドリーミーな映画。
 判りにくいので結局もう一度説明しますが、
 天才役のジョニー・デップが、
 人工知能反対! っつってる恐ろしく短絡的なテロリストに撃たれまして、
 余命幾ばくもない状態となり、
 よし、こーなったらコンピューターに意識を移しちゃお☆!
 ってな流れになりまして、見事成功。
 ところが他にやることもなく執念だけは深いテロリストたちが再襲撃。
 身の危険を感じたコンピューターのジョニー・デップとその嫁は、貧しく寂れた小さな町の土地をごっそりと購入。
 地下に広がるすんごいコンピューターの研究施設を作ります。
 ええ、小さな町なので、誰にも気付かれませんでした。
 で、なんやかやありまして、
 未来の未来な未来テクノロジー、ナノマシンを作りまして、
 怪我したヒトや障害のあるヒトを片っ端から治療してゆきます。いいヒトですね。
 その代わり、コンピューターの奴隷になるけどな!
 昔の仲間や政府関係の方が訪れますが、
 皆一様に、コワいコワいとか言い出して、具体的な理由は何も語らず、コンピューターを壊そうとします。
 ワンパクですね。
 てなわけで、
 何故かテロリストと政府が手を組み、コンピューターをまた襲撃します。
 たぶんコイツら、自分らがどれだけマズいことやってるか気付いてないし、きっと機械オンチなんだろな。
 電気屋さんで「いちばん売れてるインターネットください」ってゆータイプだわ。
 ほんで、
 どんどん無駄な犠牲を出して、
 助けるはずだった嫁まで殺しちゃって、コンピューターはウイルスでダウン。
 ついでに世界中の電力もダウン!
 遣ること為すことアホみたいで、
 オマエらポリス・アカデミーかと呆れるぐらい、もー何が何やら。

 まずさ、
 ニンゲンの意識の「容量」を説明しよう。
 次に、コンピューターに移った「自我」を確認しよう。
 そして、何が「恐ろしい」か描写しましょう。
 その後で、
 「自我」の存在証明や、じつは嫁の記憶から再構築しただけ? とか、
 ってことは、形は旦那でも中身は嫁のコピー!?
 とかまで踏み込んだら、より近未来的でおもしろくなったんじゃないかな。
 殆ど、井の中の蛙が外に出て、こんな自由な世界なんて有り得ない! 偽物だ!
 って騒いでるのを、
 ジョニー・デップが「まーまー」って宥めてるだけだからな。コレ。


 まるで三角関係の恋愛映画のよーであるけど、実際はだいぶ違っておりまして。
 互いの依存から抜け出そーと自立にむかう、コメディドラマ。

 ファビラス・ベーカー・ボーイズとゆー兄弟ユニットのジャズピアニストと、一人の女性シンガー。
 才能はそこそこだけど世渡りは得意な兄。
 才能はあるけど人付き合いが下手な弟。
 才能に気付いてもいなければ興味もない自堕落な女。

 この微妙な、大人で幼い、三人の関係がじんわりと沁みてくる。
 誰もが幸せに、上手に生きることが、どれほど難しいか。


 ラストがまた、いいんだけど…、
 戸田奈津子の字幕がねー。。。
 がなー…。。。


 まず真っ先に92年公開の『ルームメイト』を思い出した方は少なくないだろう。
 わたくしは直前までリメイクだと信じて疑いませんでした。
 懐かしいモノ引っ張り出してきたな、と。

 トコロが、
 こっからネタバレになりますが、じつは多重人格サスペンスで。
 『ルームメイト』(92年の方)の存在が、ある意味、いいネタフリにもなっており、
 そこまで計算していたなら、なかなかやなとおもいましたよ。
 原作とも内容はだいぶ違うみたいやし。
 実際、作中の秘密や仕掛けも、
 巧みに隠したな、とはおもふ…んだけどねー。。。

 コレ、
 北川景子と深田恭子、逆の方がキャラ合ってないかな?
 設定的に仕方ないんだけど、
 演出まで終始ローテンションだから、ポジとネガの反転ギャップが感じられないのは致命傷ですね。

 病院の理事長?
 学生に手を出して云々って事件は、むしろ先に持ってきた方がよかったかも。
 関連性がよくわからんから。

 はい。
 そんな感じです。


 製作総指揮のギルレモ・デル・トロの名前ばかり先に出ちゃう、なんか不憫な映画だけど、良作なスリラーでした。

 いつの間にやらするすると、謎と恐怖に引き込まれる感覚は、コワ気持ちイイ。
 子供の遊びが巧みに仕掛けられているのも、面白い。

 エンディングがアレで有名らしいけど、
 最初は気が付かなくて、
 後から、
 ああ、アンハッピーエンドなんだと気付いたぐらい、スムースな作品でした。


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by y.k-ybf | 2015-06-18 21:28 | 映画 | Comments(0)

むしろ、レコード・プレイヤー、の、ようなもの。


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